製品を導入することになった背景

株式会社ジャックは、UNION TOKYOをはじめとする複数のアパレルブランドを展開しており、特にUNION TOKYOはLAに本店を構え、3年前の2018年に東京・原宿にもストアをオープンしました。このUNION TOKYOの販売構成比では、オンラインストアが7割を占めています。そのオンラインストアの主要な販売チャネルとして、Shopifyを利用した自社ECサイトを運営しています。ロジクラの導入の主なきっかけとして、自社ECサイトのリニューアルが挙げられます。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社ジャックが以前使用していたのは、フルスクラッチで作成された自社のシステムでした。このシステムはECサイトに付属していたため、ECサイトをリプレイスする際、在庫管理や入出荷に関する部分のシステムが失われるという大きな課題が存在していました。

導入前の課題に対する解決策

ロジクラを選択した理由は主に2つです。第一に、Shopifyとのシームレスな連携が可能である点。特に、商品マスタの連携がロジクラの管理画面からボタン一つで実行できる点や、API連携によりほぼタイムラグなく連携ができる点が魅力的でした。第二に、システムのみの導入が可能である点。株式会社ジャックは、一部の発送業務を外部の倉庫に委託していたため、システムだけを導入する必要がありました。他のシステムでは、システムと倉庫のサービスをセットで契約する必要があったので、ロジクラの柔軟性が大きな決め手となりました。

製品の導入により改善した業務

ロジクラの導入により、倉庫作業の効率が大幅に向上しました。具体的には、ピッキングや出荷検品を複数人で行うことが可能となり、作業のスピードアップが実現しました。また、スマートフォンを使用することで、場所を選ばずに作業ができるようになった点も大きなメリットとして挙げられます。さらに、Shopifyとの連携により、商品マスタの情報を簡単に連携できるようになったことも、業務の効率化に大きく寄与しています。