製品を導入することになった背景

有限会社陶秀は、美濃・信楽の作家ものの和食器を九州で小売店向けに販売してきました。その後、全国の窯元や個人作家さんの商品を幅広く取り扱い、全国のお客様にお届けするようになりました。しかし、コロナウイルス感染症の拡大により、卸売事業が大きな打撃を受け、卸先の小売店への訪問営業も困難になりました。この状況を受けて、有限会社陶秀は「このままではまずい」と判断し、倉庫にある全ての商品在庫を自社ECで販売する方針を決定しました。

導入前に企業が抱えていた課題

有限会社陶秀は、FAX発注や手書き伝票の管理が主流の業界で活動しており、在庫管理や商品マスタの管理が十分にできていない状況でした。特に、コロナウイルス感染症の拡大により、卸売事業が打撃を受ける中、従来の業務方法では対応が難しくなりました。このような背景から、在庫管理を本格的に行う必要性を強く感じるようになりました。

導入前の課題に対する解決策

有限会社陶秀は、2020年5月にShopifyを使用して自社ECを立ち上げました。同時に、Shopifyと連動する在庫管理システムの導入を検討し始めました。Shopifyとの連携が必須であり、さらにPC操作に慣れていない従業員でも使いやすいシステムを求めていました。ロジクラは、シンプルな画面と機能を持ち、十分なサポートが得られる点が魅力でした。また、商品マスタや在庫管理ができていない状況での導入に際して、ロジクラのサポートが非常に心強く感じられました。

製品の導入により改善した業務

ロジクラの導入により、有限会社陶秀は商品管理や在庫管理を効率的に行うことができるようになりました。特に、50代のパートタイムで勤務する従業員が多い中、ロジクラの簡単な操作性により、物流業務の工数を約50%削減することができました。Shopify連携による自動化やバーコード検品により、ミスが減少し、余剰の時間を売上増加に繋げる業務に活用することができました。さらに、ロジクラを使用して複数の販売チャネルや拠点の在庫を一元管理することで、業務の迅速化と効率化を実現しました。