製品を導入することになった背景

株式会社LIGは、Web制作を核に多岐にわたる事業を展開しており、特に自社メディアの運営や多様な事業展開を進める中で、社内の業務連携の複雑さが顕在化していました。プロジェクトの多様化と拡大、特にオフショア開発の開始に伴い、従来のタスク管理方法では情報の散逸や作業の見えにくさが問題となり、これを解消するための新しい解決策が必要とされていました。

導入前に企業が抱えていた課題

LIGでは、複数のプロジェクト管理ツールの試用を経ても、タスクの一元管理が困難で、各人の作業状況の即時把握ができず、調整に多大な時間が必要でした。また、情報が分散してしまい、記憶に依存した管理が行われていたため、期日までに案件を完了することが難しく、必要な作業を忘れてしまうリスクも抱えていました。

導入前の課題に対する解決策

これらの課題を解消するために、LIGはSaaS型ワークマネジメントプラットフォームの「Asana」を採用しました。Asanaは、タスク管理や進捗報告、必要な情報の検索、ファイルの整理など、チームにとって本質的でない間接的な作業の削減を可能にし、チームの生産性や創造性を高めることを目的としています。特に、テンプレート機能を用いることで、作業のヌケやモレを防止し、効率化を図ることができました。

製品の導入により改善した業務

Asanaの導入により、LIGでは作業工数の可視化が可能となり、感覚的だった工数が数値で把握できるようになりました。これによって、メンバーに割り当てられたタスクが放置されることなく、ディレクターとしての仕事に集中できるようになりました。また、タスクを通じてメンバーの作業を把握しやすくなったため、チームとしての支援が行いやすくなり、チームワークの強化が実現しました。