製品を導入することになった背景

Studio MGCMは、PCブラウザ向けのソーシャルゲーム「マジカミ」を2019年6月にリリースしました。その後、iOS/Android向けのスマートフォンアプリの配信も開始しました。リリース後の開発フォローにアジャイル型プロセスを取り入れることで、頻繁に変わる状況への対応を迅速に行うことが求められました。

導入前に企業が抱えていた課題

ソーシャルゲームの開発フローは、リリース前と後で大きく異なります。リリース前はゲームの機能やコンテンツを構築する一方、リリース後はユーザーレビューや課金ユーザー率などのデータを基にUI/UXの改善や機能追加を行い、ゲームを成長させる必要がありました。このため、リリース後の開発フローの変化の頻度が高まりました。

導入前の課題に対する解決策

迅速な変化に対応するため、Studio MGCMはウオーターフォール型の開発プロセスとアジャイル型の開発プロセスの双方を取り入れることを検討しました。複数の管理ツールを比較検討した結果、Asanaがウオーターフォール型とアジャイル型の双方に対応できると判断し、Asanaを導入することを決定しました。

製品の導入により改善した業務

Asanaの導入により、Studio MGCMは開発フェーズに応じてウオーターフォール型とアジャイル型を使い分けることができるようになりました。情報共有とメンバー間のコミュニケーションが円滑になったことで、納品やリリースの遅れが減少しました。また、マネージャーはスケジュール管理や折衝といった業務から解放され、「ユーザーに提供する価値」に集中することができるようになりました。