製品を導入することになった背景

コニカミノルタジャパンのマーケティングサービス事業統括部では、グローバルのWebサイト制作・運用と、社外に向けたデジタルマーケティング支援事業のためにBacklogを導入することを決定しました。特に、グローバルWebサイトのリニューアルプロジェクトにおいて、メールを主体としたコミュニケーションからBacklogへの移行を進めることで、メールコミュニケーションの量を大幅に削減することができました。

導入前に企業が抱えていた課題

コニカミノルタジャパンでは、メールベースのタスク管理により、1日に数百通ものメールが届く中で、タスクをメールから切り出し、エクセルに進捗を起票する「専任者」を設ける必要がありました。また、タスクの担当者や締め切りが明確にならず、作業の偏りや進捗管理の問題が生じていました。さらに、プロジェクトメンバーの異動や退職などで情報が失われることもあり、事業の継続性に問題が生じていました。

導入前の課題に対する解決策

これらの課題を解決するために、コニカミノルタジャパンはBacklogを導入しました。Backlogにより、メールベースのタスク管理から課題ベースのタスク管理へと移行することができ、メールの総量を約50%削減することができました。また、タスクをBacklogに集約し、関連タスクを親子課題で可視化することで、プロジェクトマネージャーが遅延タスクを早期に発見し、迅速に対応することが可能となりました。

製品の導入により改善した業務

Backlogの導入により、コニカミノルタジャパンはメールコミュニケーションの量を大幅に削減し、タスクの進捗管理が効率的に行えるようになりました。また、プロジェクトマネジメントのためのエクセルの課題管理表をBacklogに置き換えることができ、月に1度の上層部への報告資料作成の時間が1営業日から1時間に短縮されました。さらに、Backlogはアカウントが削除されても会話や対応履歴が残るため、事業の継続性も向上しました。