製品を導入することになった背景

太陽誘電株式会社は、スマートフォンやパソコンなどの通信・情報機器や、テレビなどのAV機器をはじめとするIT・エレクトロニクス分野のさまざまな機器に搭載される電子部品の開発・製造・販売を手がけています。従来の主力市場である民生用製品市場は景気の変動を直接受けるため、安定的な事業運営が難しい状況にありました。このため、太陽誘電株式会社は安定した経営環境を目指し、自動車や産業機器、ヘルスケア、環境エネルギーなどの新市場への進出を経営課題として掲げました。

導入前に企業が抱えていた課題

太陽誘電株式会社は、従来のお客様である量産品の民生用機器メーカーとの関係を構築していましたが、大型の産業機器向けの市場では、営業担当者が直接訪問しても商談に持ち込むことが難しいという課題がありました。このため、効率的な市場参入の方法として、展示会出展や広告を通じて見込み客を獲得し、アプローチする方針を採用しました。しかし、名刺を収集しても、確度が高い見込み客以外にはアプローチせず、多くの名刺が放置される状況が続いていました。

導入前の課題に対する解決策

太陽誘電株式会社は、名刺の中にも見込み客が存在すると考え、メールマガジン配信などのアプローチを行うことを決定しました。このため、効率的に作業を行うマーケティングシステムの導入を検討し始めました。シャノン株式会社を含む複数のベンダーを比較検討した結果、シャノン株式会社のマーケティングプラットフォームを選定しました。選定の理由としては、シャノン株式会社の営業担当者の対応力や、マーケティングプラットフォームの機能の充実度、価格の調整などが挙げられます。

製品の導入により改善した業務

太陽誘電株式会社は、シャノン株式会社のマーケティングプラットフォームを導入後、展示会に参加し、技術系の情報サイトにバナー広告を出稿するなどして、リードの情報をデータベース化し始めました。また、メールマガジンの配信も開始しました。このマーケティングプラットフォームにより、行動履歴をもとに見込み度が高いリードを簡単に抽出することができるようになりました。今後は、獲得したリードを商談化し、受注に繋げる成果を上げることを目指しています。