製品を導入することになった背景
株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)は、顧客第一主義をモットーに、会計システム「勘定奉行」などの基幹業務システム「奉行シリーズ」の開発や販売を行っています。同社は、顧客からの高い評価を受けており、特にユーザーサポートやアフターサービスに力を入れています。
導入前に企業が抱えていた課題
OBCでは、製品の使い方や運用方法を指導するユースウェアを提供していましたが、指導内容の報告書作成と完了確認の業務フローに課題がありました。具体的には、インストラクターが訪問先で指導内容を紙に手書きで記載し、終了後にお客様からのサインを取得する流れで、これを電子化するための手段が求められていました。
導入前の課題に対する解決策
業務の効率化を目指し、OBCは紙の報告書を電子化する取り組みを開始しました。既存の業務システムとしてkintoneを利用していたため、このシステムと連携できる電子サインソリューションの導入が検討されました。複数の電子サインサービスを比較検討した結果、Adobe Signが最も適していると判断されました。
製品の導入により改善した業務
Adobe Signの導入により、報告書の作成からサイン取得、共有、保管までの一連の流れが電子化され、業務効率が大幅に向上しました。インストラクターが毎回行っていた事務処理の時間が大幅に削減され、月あたり約1,750,000円のコスト削減が実現されました。また、全国どこからでも報告書を容易に閲覧できるようになり、ナレッジの共有やコンプライアンス対策も強化されました。