製品を導入することになった背景

油化産業株式会社(以下、油化産業)は、1917年に創業され、現在は日油グループの一角として化学品・化学薬品の研究・製造・販売を担っています。紙の申請書による業務の非効率性と環境への影響を解消するため、2011年にX-pointを導入し、その後X-point Cloudにバージョンアップを行いました。この導入により、紙の申請書に起因する多くの課題を解決することが目的でした。

導入前に企業が抱えていた課題

導入前、油化産業は紙の申請書による決裁の遅滞、決裁後の申請書の保管コストの増大、遠隔地の拠点から紙の申請書を郵送する手間など、多くの課題に直面していました。これらの課題は、業務効率の低下と環境負荷の増加に直結していました。

導入前の課題に対する解決策

油化産業は、これらの課題に対処するためにX-pointを導入しました。X-pointには約40種類の申請書を電子化する機能があり、これにより紙の申請書の管理などにかかる業務の効率化が期待されました。さらに、X-point Cloudの利用により、リモートワークや在宅勤務の導入にもスムーズに対応することができました。

製品の導入により改善した業務

製品の導入により、油化産業は約8年間で10万枚以上の用紙を削減し、紙の申請書の回収・集計業務の効率化を実現しました。また、コロナ禍においては、X-point Cloudを用いて全社員の出勤スケジュールを管理する体制を構築し、リモートワークや在宅勤務の導入にもスムーズに対応しています。これにより、業務効率の向上だけでなく、環境への負荷も大幅に削減することができました。