製品を導入することになった背景

羊羹で有名な株式会社虎屋さまは、拠点間のVPN接続に使用していたネットワークアプライアンスのサポート終了を迎え、ネットワークの更改を検討することとなりました。この背景には、ネットワークアプライアンスのサポートが2020年に終了するという事実がありました。また、後継のアプライアンスモデルは互換性がなく、設定の引き継ぎが困難であったため、新しいネットワークの導入が必要となったのです。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社 虎屋さまは、拠点間通信にファイアウォール機能やVPN機能を備えたネットワークアプライアンス製品をオンプレミスとして使用していました。しかし、2020年1月にその製品のメーカーサポートが終了することが決まり、新しいネットワークの導入が必要となりました。当初、後継モデルへの移行を考えていましたが、新しいシリーズは従来の製品との互換性がなく、設定の引き継ぎが難しいことが判明しました。

導入前の課題に対する解決策

株式会社 虎屋さまは、専用線やSD-WAN(Software Defined Wide Area Network)を用いたソリューションを検討しました。専用線は高速なデータ通信が可能であるという魅力がありましたが、コストが高くなるというデメリットもあったため、最終的にはSD-WANを採用することとなりました。SD-WANサービスの中でも、NTTPCの「Master'sONE CloudWAN®セキュアパッケージ」が性能や機能、コスト面での評価が高く、これを導入することとなりました。

製品の導入により改善した業務

「Master'sONE CloudWAN®セキュアパッケージ」の導入により、株式会社 虎屋さまのネットワークは大きく改善されました。導入以来、ネットワークに関するトラブルは一切発生しておらず、ネットワーク性能も従来よりも高速化されました。また、コントロールパネルからトラフィックの状況を簡単に把握することができるようになり、運用の効率化が図られました。この製品の高い安定性と柔軟性により、ネットワークの運用が大きく効率化され、業務の質が向上しました。