製品を導入することになった背景

大日本土木株式会社は、90年以上の歴史を持ち、土木事業や建築事業を手がける中堅ゼネコン企業です。国内外に多数のプロジェクトを展開しており、特に政府開発援助案件では業界トップクラスの実績を誇っています。これまで15年間、グループウェアとして「Notes」を利用してきましたが、システムの老朽化とサポート更新のタイミングを迎え、新しいシステムへの移行を検討し始めました。その結果、サイボウズ ガルーンの導入を決定しました。

導入前に企業が抱えていた課題

導入前、大日本土木株式会社はスケジュール共有や掲示板の運用において、全社フラットで情報を見渡すことができず、検索コストと管理運用の属人化が課題となっていました。スケジュール調整に時間がかかり、情報の登録場所を都度判断する必要がありました。また、データベースをまたいだ横断検索ができないため、情報を探しにくい状況でした。さらに、Notesの運用では管理・運用の属人化とコスト対効果の問題もありました。

導入前の課題に対する解決策

これらの課題を解決するため、大日本土木株式会社は複数の製品を比較検討し、最終的にサイボウズ ガルーンを選択しました。ガルーンはユーザー目線での使い勝手が良く、グループウェア機能だけでなく、業務アプリケーションのデータも移行できる点が決め手となりました。また、スケジュールの操作性や掲示板、ファイル管理の通知機能と検索機能も評価されました。

製品の導入により改善した業務

サイボウズ ガルーンの導入により、人事異動による組織情報更新の時間を大幅に短縮し、グループウェア内の情報検索も快適になりました。スケジュールの調整が楽になり、複数支店のメンバーでの予定調整も効率的に行えるようになりました。また、電子メールの添付ファイル容量制限の問題も解消し、ファイルのやり取りがスムーズに行えるようになりました。運用管理の面でも、組織変更の反映時間が短縮され、効率的な運用が可能になりました。