製品を導入することになった背景

株式会社フジは、中四国6県で食料品を中心に様々な商品を販売するチェーンストア業を展開しています。創業から50周年を迎えるにあたり、地域密着型の店づくりを目指し、商品やサービスの価値向上に努めています。しかし、これまで12年間利用してきたNotesというシステムの運用には多くの課題があり、サーバーの老朽化やディスク容量の不足、技術者の不足などが問題となっていました。

導入前に企業が抱えていた課題

企業は、システム運用の大きな負担を抱えていました。ディスク容量が常に不足しており、データを削除しながらの運用が日常化していたのです。また、Notesの技術者が限られており、機能のメンテナンスにも時間がかかっていました。さらに、サーバーの老朽化やOS・ミドルウェアの製品サポート切れ、新しい要件への対応が難しい状況にありました。

導入前の課題に対する解決策

企業は、Notesから「サイボウズ ガルーン」と「サイボウズ デヂエ」への移行を決定しました。この決定の決め手となったのは、業務オペレーションが維持できること、現行業務の再現性、機能追加の容易さ、使い勝手の良さでした。また、データの移行にあたっては、人間が入力したデータを中心に移行し、メールやスケジュールなどは移行しない方針を取りました。

製品の導入により改善した業務

「サイボウズ ガルーン」の導入により、ポータル活用が進み、グループウェアへのアクセス時間が短縮されました。これにより、店舗の従業員は本業である店舗対応により多くの時間を割くことができるようになりました。また、人事異動時の作業効率が大幅に向上し、システムの管理が容易になりました。これらの改善により、企業は本来の業務やお客様へのサービス向上により多くの時間を割くことができるようになりました。