製品を導入することになった背景

株式会社日立ソリューションズは、日立製作所のグループ会社として、アプリケーション開発、コンサルティング、クラウドソリューションサービスなどを提供しています。企業が多くのデータソース、取引実績、営業用企業リスト、名刺などを保有していたため、これらのデータの統合とメンテナンスに多くの工数がかかっていました。

導入前に企業が抱えていた課題

具体的な課題としては、各種データソースと取引実績を手動で名寄せ・メンテナンスしていたこと、保有しているデータを統合管理できずに企業属性の傾向分析が困難であったこと、そして従来の名刺管理アプリが名刺のデータ化に特化していて、企業属性の付与率が低かったことがありました。

導入前の課題に対する解決策

これらの課題を解決するために、顧客データ統合ソリューション「ユーソナー(uSonar)」を導入しました。さらに、オプションとして名刺管理アプリ「名刺ソナー」も活用することで、データの一元化を実現しました。

製品の導入により改善した業務

製品の導入によって、事業所単位のデータを自動で名寄せすることができ、高精度なデータ活用基盤を構築しました。また、「LBC」が企業の統廃合情報も日々更新しているため、営業活動の機会損失を削減できました。さらに、「名刺Sonar」によって、展示会などで取得した名刺を迅速にデータ化し、企業属性を可視化することができました。これにより、マーケティングオートメーションとも連携でき、企業属性に応じたメール配信も実現しました。