製品を導入することになった背景

株式会社ニコン・トリンブルは、建設や測量の現場で高精度な測量機器やソフトウェアの開発・販売を手がけています。近年では、GISによる位置情報とデジタルデータを組み合わせた地理空間情報ソリューションで顧客の生産性向上に貢献しています。この会社は複数社の合併で生まれ、各部門で個別のシステムを持っていました。さらに、アメリカの会社とのジョイントベンチャーもあり、USGAAPで英語での決算対応など、会計的に複雑な処理が必要でした。これらの課題を解決するために、一元管理できるシステムの導入が不可欠でした。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社ニコン・トリンブルは、複数社の合併で生まれた企業であり、各部門が独自のシステムを持っていました。このため、業務上もシステム上も非効率な状態が続いていました。特に、2000件以上のお客様へのソフトウェアの保守管理と、コンプライアンス上の必要性から、一元管理が求められていました。

導入前の課題に対する解決策

株式会社ニコン・トリンブルは、業態特化型ERPパッケージ「Plaza-i」を導入することで、これらの課題に対処しました。トップダウンで業務改革と標準化を推進し、複数社のシステムを短期間で統合することができました。Plaza-iには一般会計(財務会計・管理会計)、債務管理、債権管理、固定資産、販売管理(物販・サービス)、物流・在庫管理、購買管理など、多くの機能が含まれています。

製品の導入により改善した業務

「Plaza-i」の導入により、株式会社ニコン・トリンブルは内部統制評価が向上しました。それまで部門ごとに異なるシステムを使用していたため、一元管理が難しかったのですが、Plaza-iの導入によって一つの会社としての一体感が生まれ、業務効率が大幅に向上しました。特に、2000件以上のお客様へのソフトウェア保守管理が一元化され、コンプライアンスも確保されました。このようにして、Plaza-iの導入はビジネスの成功に直結したわけです。