製品を導入することになった背景

株式会社FiNCTechnologiesは、予防ヘルスケア×AIに特化したヘルステックベンチャーとして、急速に成長を遂げてきました。その中で、システムの見直しや新規導入が進行中であり、2017年よりSmartHRを導入することとなりました。特に、紙での入社手続きが煩雑であり、従業員データベースが整っていない状況が背景にありました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社FiNCTechnologiesは、入社手続きを紙で運用していたため、業務が非常に煩雑でした。特に、月に2回の入社日が設定されていたため、一つの入社手続きを行っている間に次の入社手続きが待っているという状況が生じていました。また、従業員データのアップデートが追いつかず、正確なデータの維持が難しく、Excelを使用した手入力のデータベース管理によるミスも頻発していました。

導入前の課題に対する解決策

SmartHRの導入を検討する中で、従業員マスタとしての利用が前面に出てきました。バラバラだった従業員情報を一元管理することで、データの正確性を保ちつつ、業務の効率化を図ることができると判断されました。特に、マイナンバーの管理や従業員の異動情報など、日常的に更新が必要なデータをリアルタイムで確認・更新できる点が、SmartHRを選択する大きな要因となりました。

製品の導入により改善した業務

SmartHRの導入により、入社手続きにかかる業務は2~3日で完了するようになりました。また、健康保険の加入手続きも入社日に可能となり、保険証の受け取りまでの期間も大幅に短縮されました。さらに、年末調整の際にもスマートフォンを活用しての対応が可能となり、書類の収集がスムーズに行われるようになったことも大きな効果として挙げられます。