製品を導入することになった背景

株式会社イトーキエンジニアリングサービスは、オフィスの空間づくりから運用までをサポートする企業として、30年以上の実績と信頼を持っています。全国主要都市に6つの事業所を展開しており、各事業所間のコミュニケーションが不足していることが課題となっていました。特に繁忙期や緊急時には、迅速な情報共有や各事業所の状況の即座の把握が必要とされていました。このような背景から、リアルタイムで各事業所とのコミュニケーションが取れる方法を求めることとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社イトーキエンジニアリングサービスは、各事業所のオフィスを接続して空間共有をする「常時接続」と、スマートグラスとLiveOnによる「遠隔現場支援」を検討していました。各事業所とのコミュニケーションが少ないこと、繁忙期の迅速な情報共有の必要性、震災などの緊急時の情報把握の要求などが主な課題として挙げられます。また、メンテナンス現場では単独作業が多く、支援が届きにくい状態であったため、現場のリアルタイムな映像共有が求められていました。

導入前の課題に対する解決策

遠隔現場支援をメイン用途として検討を始めた際、現場の映像が鮮明に確認でき、双方向でのスムーズな会話が可能なシステムが求められました。関連会社からLiveOnとスマートグラスによる遠隔現場支援ツールが紹介され、その品質やスペックが優れていることから、株式会社イトーキエンジニアリングサービスは導入を決定しました。また、LiveOnのWeb会議システムとしてのベースや、常時接続などの拡張性も評価されました。

製品の導入により改善した業務

LiveOnの導入により、株式会社イトーキエンジニアリングサービスはオフィス間の常時接続を実現し、社内コミュニケーションの促進が図られました。事業所間の常時接続により、オフィスの風景がリアルタイムで共有され、繁忙期には関連部署を常時接続して迅速なコミュニケーションが可能となりました。また、遠隔現場支援ツールとして、大型機械のメンテナンス現場での作業をスマートグラスを通じて遠隔で支援することができるようになりました。これにより、作業の効率化や生産性の向上が実現されました。