製品を導入することになった背景

社会保険労務士法人綜合経営労務センターは、企業の給与計算や従業員の入退社時の手続き、行政との公文書の手続きなど、総合的な労務管理のサポートを行っています。同社は2017年から3年ほどRPAツールの導入を検討していましたが、機能と価格、操作性のバランスが適したRPAに出会えずにいました。しかし、BizRobo!パートナーのシースリーインデックス社のセミナーでBizRobo! miniを知り、その多くのメリットを理解したことが導入のきっかけとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

綜合経営労務センターでは、単純作業に多くの時間が取られ、勤続年数の短い職員が成長できないという課題を感じていました。特に、労務士の業務には年に一度の労働保険の更新など、特定の時期に多くの作業が集中することがあり、非常に忙しい時期が存在していました。また、業務が担当制であったため、特定の社員に作業が偏るという問題も抱えていました。

導入前の課題に対する解決策

同社は、BizRobo! miniの導入を決定しました。その理由として、費用とパフォーマンスのバランス、他のデジタルツールとの高い互換性、そして操作の簡便さが挙げられます。初めに、公文書の取得業務からRPAの導入を開始し、徐々にロボットの業務範囲を拡大していきました。この結果、単純作業から職員を解放することができ、業務の効率化を実現しました。

製品の導入により改善した業務

BizRobo!の導入により、社会保険労務士法人綜合経営労務センターでは、ノー残業デーが週1日から週3日に増加しました。職員は単純作業から解放され、より質の高い業務に専念することができるようになりました。また、全体の業務量は1.5倍に増加し、生産性が大幅に向上しました。この効果は、職員の給与面にも反映され、残業代がなくなった分を基本給に上乗せする形で、実質的な昇給が実現されました。