製品を導入することになった背景

全国の百貨店店舗にスタッフがいる株式会社ナチュレ・ホールディングスは、紙ベースでのやりとりが時間とコストがかかるという課題を感じていました。労務管理、勤怠管理、給与計算に関してクラウド上で事務処理ができれば、事務効率が上がるとともに、スタッフの情報閲覧性も高まると考えました。また、SDGsの観点からも、紙を極力使わずデジタル化を進めることが重要との認識を持っていました。

導入前に企業が抱えていた課題

ジョブカン導入前、株式会社ナチュレ・ホールディングスはタイムカード、シフト表、有給等の申請を別々で運用していました。給与明細や従業員の個人情報は紙で発行しており、従業員の増加と全国各地に拠点があることから、紙の発行や郵送に多くの時間とコストがかかっていました。特にタイムカードは記入式で、勤務時間の再計算が必要であり、実務担当者には大きな負担がかかっていました。

導入前の課題に対する解決策

クラウド上でバックオフィス業務が一元管理できるシステムの導入が必要と考えた株式会社ナチュレ・ホールディングスは、ジョブカンを選択しました。ジョブカンは、全国に展開している店舗ごとのシフトパターンや勤務体系に合わせた細かな設定が可能であり、拡張性が高いという特徴がありました。これにより、店舗ごとの異なる勤務体系やシフトパターンにも柔軟に対応することができると判断しました。

製品の導入により改善した業務

ジョブカンの導入により、有給日数などの自動計算による工数削減やWEB給与明細書の送付による業務の短縮化が実現されました。また、紙の消費が減少し、コスト削減や環境への配慮も実現しました。連携機能の利用により、勤怠と給与の連携がスムーズになり、業務の短縮化がさらに進みました。従業員の絞り込み検索機能も追加され、特定の従業員の情報を迅速に抽出することができるようになりました。