製品を導入することになった背景

株式会社近藤商会は、事務サプライ品の販売を拡大し、特にアスクルのカタログ販売における債権管理の効率化が必要とされました。売上の増加とともに、請求書の処理に多くの時間が割かれるようになり、特に月末の締め後は、複数の担当者が請求書の発行に追われる状況でした。このような背景から、業務の効率化を図るためにRPAツール「Autoジョブ名人」の導入が検討されました。

導入前に企業が抱えていた課題

導入前、株式会社近藤商会は、アスクルのカタログ販売に関連する債権管理の効率化に課題を抱えていました。特に、約300件のお客様に対する請求書の発行は、各支店の担当者がログインし、顧客コードや日付を指定してPDFを生成するなど、時間と労力がかかる作業でした。これにより、営業担当者が営業活動に専念できない状況が生じていました。

導入前の課題に対する解決策

課題の解決策として、「Autoジョブ名人」が選ばれました。このツールの導入により、請求書の発行作業が自動化され、それに伴う印刷やFAX送信も効率化されました。また、ツールの導入にあたっては、ユーザックシステムのSEが作業の自動化をサポートし、株式会社近藤商会のスタッフもシナリオの設計を学ぶことができました。

製品の導入により改善した業務

「Autoジョブ名人」の導入により、請求書の発行作業が大幅に効率化され、4~5人で10時間かかっていた作業が5.5時間に短縮されました。これにより、営業担当者が営業活動により集中できるようになりました。さらに、今後はPDF化した請求書のメール送信など、他の業務においても自動化を進め、業務効率の更なる向上を図る計画です。