製品を導入することになった背景

株式会社H2様は、単純作業の人手による実行に疑問を感じ、ソフトウェアロボットによる24時間稼働の可能性と、属人化からの脱却、全社共通のルール作りの期待から、10年以上前に初めてRPAを導入しました。しかし、初めてのRPAは期待したほどの効果を発揮せず、業務改善を更に推進するため、2021年4月にユーザックシステムのRPA「Autoジョブ名人」へと乗り換える決断をしました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社H2様が以前利用していたRPAは、画像認識に基づくシナリオが頻繁に停止し、再実行が必要な状況でした。また、シナリオの開発に十分なリソースを割けず、商品発送業務や各種印刷業務など、本来活用したかった多くの業務での利用が困難でした。これにより、費用対効果が出せず、業務効率化の目的が達成できていませんでした。

導入前の課題に対する解決策

RPAの乗り換えを考える中で、株式会社H2様はコスト削減を全社的に重視しました。多くのRPAツールを調査した結果、「Autoジョブ名人」が年額での費用が適切であり、画像認識以外の機能も備えていることから選定されました。トライアルを経て、その開発の自由度の高さと、業務改善の対象となるタスクを広範にカバーできる可能性を実感し、正式に導入されました。

製品の導入により改善した業務

「Autoジョブ名人」の導入後、株式会社H2様はインターネット事業で30以上の自動化シナリオを作成し、月間350~400時間分の効率化を達成しました。特に、入金確認業務やお客様情報の登録、データのダウンロードと入力作業などが自動化され、大幅な時間削減とヒューマンエラーの排除、業務プロセスの最適化が実現しました。これにより、従業員はより高度な業務に集中できる環境が整いました。