製品を導入することになった背景

住宅設備機器・建材業界最大手の株式会社LIXIL(以下、LIXIL)は、現代の働き方改革の流れを受け、効率的な業務遂行のための新しい手段を模索していました。この背景から、業務自動化を実現するRPAソリューション「SynchRoid」の導入を決定しました。

導入前に企業が抱えていた課題

LIXILは、業務部門主導でのロボット開発を目指していましたが、適切な研修メニューや認定開発者プログラムの不足が課題となっていました。また、業務時間の削減や効率化を図るための具体的な手段やツールが求められていました。

導入前の課題に対する解決策

LIXILは「SynchRoid」を導入することで、充実した研修メニューを用意し、認定開発者プログラムを作成しました。この取り組みにより、導入1年以内で250名の社内RPA開発者を育成することができました。また、セキュリティ対策として、サーバ型の「SynchRoid」を採用し、稼働を一括管理。機密レベルに応じた暗号化の実装も行いました。

製品の導入により改善した業務

「SynchRoid」の導入により、LIXILは250種類のロボットを開発し、業務時間の削減効果を実感しました。部署による差はありますが、各現場での業務効率化が実現され、グループ全体でRPAの活用が浸透しました。さらに、LIXILは最終的に700名の開発者を育成することを目標とし、「デジタルレイバー戦略」をグループ全体で推進しています。