製品を導入することになった背景

株式会社スクウェア・エニックスは、2017年から業務自動化プロジェクトをスタートさせました。初めはデスクトップ端末にインストールするRPA製品を使用していましたが、2019年からはより効率的な運用を目指し、サーバー上での集中管理が可能なBlue Prismを採用しました。この変更は、分散統治と集中管理の組み合わせによる効率的な運用を実現するためのものでした。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社スクウェア・エニックスは、デスクトップ型RPAの運用経験を持っていましたが、その経験から自動化における環境整備の重要性を深く理解していました。また、その理解が社内に浸透していたにも関わらず、適切な環境整備や効率的な運用が難しく、さらなる業務改善のための取り組みが求められていました。

導入前の課題に対する解決策

株式会社スクウェア・エニックスは、迅速な稼働開始を目指し、技術者の層が厚く、Blue Prismユーザーとしての豊富な実績と経験を持つ日商エレクトロニクス株式会社をパートナーとして選定しました。日商エレクトロニクスが持つBlue Prismの環境構築や保守の知見、そして実践的な開発ノウハウを活用し、スピーディに吸収することで、導入からわずか2か月で実装・運用の完全内製化を実現しました。

製品の導入により改善した業務

Blue Prismの導入により、株式会社スクウェア・エニックスは対象業務の拡張や業務手順の改善など、自動化に向けた具体的な検討を進めることができました。この取り組みを通じて、業務改善に対する組織全体の意識が高まる手応えを感じるようになりました。