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【2025年度】ログ管理システム比較11選|導入への理解と選定のポイント

この記事で解説すること

情報化社会と呼ばれる現代において、顧客の個人情報や従業員の労働状況、事業内容に関する情報等の企業の重要な情報資産は、当然のようにインターネット上で管理されています。そのため、不正アクセスやシステム障害を始めとするインシデントによって企業が多大な損失を被ってしまうのが現状です。皆様は、このようなインシデントをログ管理によって未然に防げることをご存じでしょうか?

ログ管理は、情報資産の保護や企業の内部統制だけでなく、アクセス解析・マーケティング活動等への利用に役立ちます。本記事では、ログ管理に関する理解を経て、ログ管理システムの導入に対し、明確なビジョンを持ちましょう。

「ログ管理」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • ネットワーク検疫
    • ログ解析サポート
    • ファイル遠隔削除
    • 暗号化通信取得
    • 二段階認証
    • アプリ制御
    • AWS監視
    • ユーザグループ管理
    • 勤務時間管理
    • PC更新管理
    • ログの絞り込み検索
    • レポートテンプレート
    • ファイル操作ログ
    • 業務適正度レポート
    • USB使用ログ
    • 操作時間レポート
    • 印刷ログ
    • ウイルス対策ソフト未導入確認
    • ソフトウェア利用割合表示
    • 端末を遠隔ロック
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 25,000円/月
備考
50ライセンス契約の場合です。1ライセンスでは500円/月となります。
制限なし
Eye“247” Work Smart Cloud(ログ管理)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
BlackBox Suiteの資料サムネイル
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用はかかりません。
利用料金 月額500円(税込550円)/1アカウント
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
料金についてはお問い合わせください。
利用料金 要相談
備考
料金についてはお問い合わせください。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
基本料金 6,000円~
機能利用料 利用機能数 × 台数 ×100円~
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
要相談 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
利用期間の制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
利用料金 要相談
備考
500円/1ライセンス、契約は5ライセンスから可能です。
2ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
1ヵ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
備考
ライセンス数やOSによって異なります。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 10,000円
月額費用 要相談
備考
基本費用1,500円に加え、1ライセンス700円になります。
最低利用期間の制限あり
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
MylogStar Cloud 800円/月額
備考
MylogStar Cloud Standard
MylogStar Cloud 1,600円/月額
備考
MylogStar Cloud Plus
MylogStar FileServer 198,000円
備考
MylogStar 4 FileServer ライセンス (初年度保守込み)
MylogStar FileServer 39,600円
備考
MylogStar 4 FileServer 年間保守
MylogStar Desktop 24,000円
備考
MylogStar 4 Desktop ライセンス (初年度保守込み)
MylogStar Desktop 98,000円
備考
MylogStar 4 Desktop + Standalone Manager(初年度保守込み)
MylogStar Desktop 4,800円
備考
MylogStar 4 Desktop 年間保守
MylogStar Desktop 19,600円
備考
MylogStar 4 Desktop + Standalone Manager 年度保守
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
本体 900円/1ライセンス
備考
※100ライセンスの場合
※最小5ライセンスから
※初期費用0円
BizMobile Go! オプション(MDM) 300円/1ライセンス
備考
※最小5ライセンスから
※初期費用0円
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

目次

ログ管理システムとは

近年は、企業のIT環境において、システムやアプリケーションから生成される大量のログデータを管理し、これらの情報を活用することが求められています。

そのために、ログ管理システムは、データを効率的に収集、保存、分析するためのシステムとして活用されることが期待されています。

ログ管理を行うことにより、組織の運用の透明性を高め、問題の迅速な特定や解決が可能になり、業務効率の向上に貢献できると考えられています。

佐々木 秀林
経営コンサルタント/合同会社Double Face代表 佐々木 秀林
ログ管理はセキュリティ対策のために必要なものと考えられていましたが、近年ではセキュリティ以外の目的として、各種業務やサービスの稼働状況の分析など、セキュリティ対策にとどまらない活用のされ方が注目されています。ログ管理を考える際に重要なのは、何の目的でどんなログを取得し、管理するのかということです。目的のないログ管理はむしろただのコストとなってしまう可能性があるため、目的を明確化しておくことにより、適切なログ管理ができると考えられます。

ログ管理の基本

ログとは、システムやネットワークから生じるデータの記録を指します。このログには、ユーザーのアクティビティ、システムの動作状況、エラーメッセージなどの記録や履歴が含まれます。効果的なログ管理を行うことで、これらのデータを整理し、分析することが可能になり、事前にリスクとなる可能性のある挙動を検知し、さまざまなデータ利用の傾向などを解析することによって、システムの安定性やセキュリティを保つことのみならず、ビジネスの意思決定を支援するための情報分析に活用することが望まれます。

システムの役割と重要性

ログ管理システムの主な役割は、データの収集と保存、そして分析の効率化です。これにより、ただのデータの集合体に過ぎないログの状況を視認しやすくなり、分析結果をオートメーション化することによってシステムの異常やセキュリティ侵害の早期発見が可能になると考えられます。

また、コンプライアンスの要件を満たすために必要となる、電子記録を取得することを容易にし、法的要件に対応するためにも重要な役割を果たします。正確かつタイムリーな情報の提供により、組織のリスク管理と効率化が促進されます。

ビジネスにおけるログ管理の利点

ログ管理は、ビジネスにおいても多くの利点を提供します。まず、ITインフラの問題を事前に予測し、迅速に特定し、解決することで、ダウンタイムの削減と効率の向上を実現します。次に、サイバー攻撃などの兆候を事前に予見し、データ漏洩やシステムクラッキングなどによるシステムの停止など、からシステムを保護し、セキュリティの強化を図ることができるため、データ漏洩やサイバー攻撃から企業を守ることに貢献します。最後に、コンプライアンス違反などが発生する可能性がある場合に、各種ログを取得することにより、必要となる記録の保存や、違反となり得る挙動を解析して、原因分析などに活用し、法的リスクの低減を図ることができます。

ログの種類

ログには、操作ログや認証ログ、通信ログ等、様々な種類のログが存在します。また、ログの種類が様々であるように、その用途もそれぞれ異なります。以下では、ログの種類やその概要に加え、ログの種類ごとの用途について紹介しております。

  • 操作ログ
  • 認証ログ
  • アクセスログ
  • イベントログ
  • 通信ログ
  • 通話ログ
  • 印刷ログ
  • 設定変更ログ
  • エラーログ
  • カメラ映像、入退室記録、ドア開閉記録

操作ログ

ユーザーがパソコンやスマートフォンなどの端末上で実行した操作を記録したものを指します。具体的には、閲覧したデータの内容や変更を加えた操作を行ったユーザの情報や操作の内容、コピー、移動、送信などの記録、新規作成したファイルの作成時間やファイルの種類など、あらゆる操作を詳細に記録することが可能です。そのため、操作ミスや不審操作のチェック、エラー調査や内部不正行為の特定などにおいて有効に活用することができます。

用途 :

  • サイバー攻撃の監視
  • エラー発生時の原因究明・対策
  • 内部不正行為の特定

認証ログ・アクセスログ

パソコンやシステムへのログイン、ログアウトのことを指します。そのほかに、各種データやシステムにアクセスした記録、外部からのアクセス記録や、インターネットのサイト等にアクセスした記録やログインした履歴も含まれます。 承認された記録だけでなく、エラーになったログも残るため、しきい値を設定することで、失敗した回数が多い人物を要注意として管理でき、本来アクセス権限を持っていないシステムやデータにアクセスしようとしていないかなどの不正検知に役立ちます。

用途 :

  • サイバー攻撃の監視
  • エラー発生時の原因究明・対策
  • 内部不正行為の特定

イベントログ

システム内で起こった現象や動作を基本的には全て記録するものであり、一般的に不具合やエラーの記録をここから抽出して分析します。イベントログを収集・管理することで、不正なシステムへの攻撃の可能性を予見し、システムの性能不足などによるエラーを検知することにより、安定したシステムの稼働を実現することができます。

用途 :

  • サイバー攻撃の監視
  • エラー発生時の原因究明・対策
  • 性能測定

通信ログ

パソコンとサーバ間の通信内容を記録するためのログのことを指します。インターネットが業務の中枢を担っている場合は、通信のエラーログを取得し解析することで、通信の安定性確認や、トラブルの検知が可能になり、サービス改善につながることや、データ量や通信内容のログを取得し解析することで、情報漏洩発生時の流出経路の調査や、流出そのものの検知が可能になり、不正行為そのものの抑止にもつながります。

用途 :

  • サイバー攻撃の監視
    通信トラブルの検知
  • システムやアプリケーションの改善

通話ログ

通話記録、具体的には着信・発信・不在着信の履歴のことを指します。通話ログを取得することでいつ、誰とやり取りを行ったのかを把握できるので、情報漏洩した際に流出経路を詳細に確認することができます。

また、コールセンターなどの通話をサービスとしている事業者においては、通話品質の確認や、レスポンスの分析が可能となり、サービス品質の改善にも繋がります。

用途 :

  • 情報漏洩の監視・原因究明
  • 内部不正の防止
    サービス品質の向上

印刷ログ

印刷したユーザーやドキュメントのタイトル、プリンター名、印刷枚数、印刷時刻等を記録します。紙媒体で漏洩した際には、出力者が誰なのか特定、流出した情報を遡ったりすることが可能となるため、セキュリティ対策の強化に役立ちます。

用途 :

  • 情報漏洩の監視・原因究明
  • 内部不正の抑止

エラーログ

エラーや不具合が発生した内容、エラー発生日時や状況等を記録します。エラーログを取得することで、エラーが発生した原因の追究が容易になり、業務の安定した稼働を実現することができます。

用途 :

  • エラー発生時の原因究明

設定変更ログ

権限を持つユーザーがシステム設定を変更した際に残るログのことを指します。管理者権限の変更や権限を持つユーザーの使用端末の変更等がこのログに該当します。
設定を変更したために発生したシステムトラブルの原因追及が可能になるだけでなく、設定変更により証拠消滅した形跡やパソコンやサーバなどのシステムの基幹設定の変更記録が残るため、企業内部の犯行があった場合に、原因特定ができる可能性が高まります。

用途 :

  • 情報漏洩の監視・原因究明
  • システムトラブルの原因調査
  • 内部不正の抑止

カメラ映像、入退室記録、ドア開閉記録、監視

監視カメラや部屋への入退室、電子ロック等の物理的な履歴がログとして記録されます。不審者の侵入や情報ファイルの持ち出し等、不正が発生した際の証拠となります。

用途 :

  • 不審者の侵入監視
  • 社員の不審行動監視
佐々木 秀林
経営コンサルタント/合同会社Double Face代表 佐々木 秀林
ログと言っても多種多様なログがあります。それぞれのログにそもそも収集している目的があり、ログごとに必要な範囲が異なります。無制限にログを取得すると、むしろ分析には使用できない大量なデータになってしまうだけでなく、それらを保管しておくためのシステム容量に影響が出てしまう恐れもあります。各種ログの中でも、具体的に何を記録するログを何のために保管しておくのか、かつ保管期間はどれくらい必要なのか、などを設計段階で定めておくことが大切です。

ログ管理の目的・メリット5つ

企業のログを管理することで、以下のような点において、その恩恵を受けることができます。ログ管理システムの導入において、これらのメリットが自社の目的に適しているのか、また、新たに必要な項目がないかを確認することで、導入に際してより明確なビジョンを持つことができます。

  • 個人情報・情報資産の保護
  • 内部統制
  • 労働管理の効率化
    システムトラブルへの対応
  • アクセス解析・マーケティング活動への利用

1.個人情報・情報資産の保護

ログ管理を行う最大の目的は企業のセキュリティを強化することです。では逆に、セキュリティが低下する原因として何が挙げられるでしょうか。この主な原因として、「人為的ミス」と「不正アクセス」の二つが挙げられます。個人情報や情報資産が流出する原因の大半が人為的ミスです。ログ管理によって、人為的ミスを検知し、改善することで、個人情報や情報資産の流出を防ぐことができます。また、社内全体にログを管理している旨を通知することで、不正アクセスの抑止に繋がります。

2.内部統制

内部統制の重要な目的は、不正行為の防止と財務報告の健全性を保つことです。
そのために、適切に業務が運営され、金銭の授受や契約などが適正に行われているかを確認するために、ログ管理が重要になります。
内部統制においては業務が正当に行われていることを証明するための証拠として、ログが有効活用されます。

3.労働管理の効率化

勤怠管理のシステムとしてタイムカードを用いた管理をすることが一般的ですが、PCを自宅に持ち帰って残業していたり、休日出勤や残業をしていたりするとその状況を把握することができません。そこで、社員一人一人が使用するPCに残るログを管理することで、タイムカードには記載されていない勤務時間等を把握することが可能になり、正確な勤怠状況を把握することが可能です。

さらに、ログを管理することで、従業員がどのように業務に取り組んでいるのかを把握することができます。取得したログの情報を元に、企業全体の動きを俯瞰することによって、無駄な業務はないか、業務内容に対して人員配置は適切であるのかなど、様々な課題に対して改善策を立てることができます。この結果として、会社全体の業務改善や効率化を期待することができます。

4.システムトラブルへの対応

システムトラブルの対応のために、ログ管理は重要です。ログの解析により、各種システムトラブルを事前に検知できるだけでなく、トラブル発生時の原因調査にも役立ちます。

5.アクセス解析・マーケティング活動への利用

Webサイトに訪問した記録はログとしてサイト内に保存されます。また、訪問したという記録の他にも、訪問日時、閲覧内容や時間等の多くの情報を記録します。これらの情報を元にアクセス解析を行うことにより、顧客に関するより潜在的なニーズを把握できるなど、マーケティングの最適化に役立ちます。

佐々木 秀林
経営コンサルタント/合同会社Double Face代表 佐々木 秀林
ログはただ保管しておくだけでは意味をなしません。ログ管理のメリットが自社のログ管理の目的と適合しているかの確認をするとともに、それらのメリットを受けるためにはどのような分析が必要なのかを設計段階で考慮しておくことで、ログ管理が単なるコストにならずに済むようになります。また、セキュリティにおいては分析する際に、「何の動作があった場合に不正行為があったと考えられるのか」を検討し、保存しておく対象を絞っておきましょう。ここをおろそかにしてしまうと、システムのログは膨大な容量になってしまいます。

ログ管理の注意点・デメリット2つ

ログ管理には多くのメリットがありますが、その反面、以下のようなデメリットもあります。このようなデメリットを踏まえた上で、ログ管理システムを導入することを想定すると、ログ管理をどのように活用できるのか、本当に必要なログ管理システムはどのようなものなのか、明確なビジョンが見えてくるかもしれません。

  • 統計データ・資料を作成しにくい
  • 完全なセキュリティ対策ではない

1.統計データ・資料を作成しにくい

ログには様々な種類があり、取得したいログはシステムによってその種類が異なり、また保存形式や表示形式も異なります。また、ログは各システムに分散された状態で保存されることも多く、各システムに分散された様々な種類のログを一元管理するのは難しいため、取得したいログを探すのも大変になります。統計データとして欲しいデータを抽出するためには知識も必要になり、そのままの状態では統計データや資料を作成するためのログが収集しにくい状態であることが大半です。

2.完全なセキュリティ対策ではない

ログは、あくまでも「履歴」なので、ログを徹底的に管理していても、発生する前に検知することはできず、事後対応になってしまいます。また、ログ管理システムを導入することで、セキュリティ侵害の可能性のあるシステムの挙動が発見され、異常なログが見つかると、アラートを発動する機能により、不正利用の可能性を事前に検知し、早期発見に繋がることもありますが、発生そのものを防ぐことはできないことが多いため、完全なセキュリティ対策とは言えません。

佐々木 秀林
経営コンサルタント/合同会社Double Face代表 佐々木 秀林
ログはあくまでも過去の履歴に過ぎないことを忘れてはいけません。過去に発生していることを、のちに分析するからこそ、原因調査には役に立つのですが、予防効果は必ずしもありません。しかし、これらもログを取得していることなどを対象者に通知しておくことにより、何か問題行動があった場合に検知され、特定される可能性があることを知らしめておくことで、意識的に予防させることは可能です。特に監視カメラなど、隠しておくよりも堂々と見える位置に置いてある方が、撮影されている効果で予防されるということもあります。ログを保存するだけでなく、ログを保存しているという事実を積極的に活用しましょう。

ログ管理システムの選定時のポイント3つ

ログ管理システムを選ぶときは、以下の3つのポイントを意識して選定することがポイントです。ログ管理システムを導入する際に、どのようなところに重点を置いて選ぶべきなのかを理解することで、自社に最適な製品を選ぶことができます。

導入目的

  1. 必要な解析結果を出せるか
  2. システム全体のセキュリティの高さ
  3. システム自体のセキュリティの高さ

1.導入目的

まずは導入目的を明らかにしましょう。ログ管理システムを導入することによって、「どのような成果を得たいのか」「どのように業務を効率化したいのか」を定義することが重要です。

上述したように、ログ管理システムは労務管理や勤怠管理、システムトラブルにおける業務を効率化することが可能です。さらに、解析結果をもとにマーケティング支援もできる有用なツールです。強固なセキュリティ環境の構築もさることながら、課題を感じている業務において全社的な効率化を推し進めることが可能となります。

よって、ツール選びの際は「自社の導入目的の明確化」が非常に重要です。なにをどう効率化し、それによって得たい成果を明確にしましょう。

また、自社ですでに導入しているツールがあれば、スムーズに連携できるかどうかも確認しましょう。

2.必要な解析結果を出せるかどうか

自社の目的に合致するような、解析結果を出力できるかどうかも重要です。

ログ管理システムを利用すると、複数のデバイスやソースからログデータを収集することができます。さまざまな情報を一元管理でき、解析もしやすいという特徴があります。

しかし、製品によってどのログを収集するのか、どこまで・どのように解析できるのかが異なるため、無料トライアルやデモを活用して実際の使用感を確かめておくことをおすすめします。

収集したログデータや解析結果を、グラフ、チャート、表などを使用して視覚化できるかも確認しましょう。UI、UXは使いやすいか、従業員はスムーズに利用できそうかも選定ポイントです。

3.システム自体のセキュリティの高さ

システムに関する知識が豊富な人にとって、不正アクセス利用をしたとしても、そのログを消去し、証拠隠滅をすることが可能です。このようなログの改ざんを想定すると、システム自体のセキュリティの高さもログ管理システムを選ぶ際の重要なポイントになります。

ログ管理システム11社比較

トライアル 無し
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 守りたいデータにフォーカス
  • 3階層のWebシステムにも対応
  • 充実したモニタリング画面と自動抽出機能
  • プラグインインストール
トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • PC操作を記録しグラフや表で可視化、健康経営推進・生産性向上へ
  • PC操作ログはCSV出力も可能、URLアクセス監視などの機能も
  • 日報/月報機能で日報/月報作成の作業をゼロ化

ログ管理勤怠管理システム

トライアル 有り
サポート メール 

製品のおすすめポイント

  • ログベースの勤怠管理で安心・効率的な「打刻レス」勤怠管理を実現
  • PCログだけでは把握できない働き方にも対応
  • ラクローで厚生労働省ガイドラインに沿った運用を実現

SaaS管理ツールログ管理

トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 複数アカウントのAWSコストを一括管理
  • 直感的なUIで容易にコスト分析が可能
  • イベントログと通知機能で異常を即検知

ログ管理IT資産管理ツール

トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 中小企業のためのIT資産管理・操作ログ管理ツール
  • 情シスでなくとも簡単に設定・運用できる管理画面
  • シンプルかつ低コストな料金プラン
  • まずは無料で始められる

業務可視化ツールログ管理

トライアル 無し
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • オプションで機能の選択が自由、無駄がなくコスパが良い
  • サポートが手厚く導入から運用まで一貫した支援サービス
  • Excel調の管理画面で初心者も扱いやすいUI
トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 世界で唯一!オンプレとクラウドの環境に対応可能
  • 監査ログの取得ができ、もれなく操作ログが管理可能!
  • 難しい操作や設定は不要!エキスバートのサポートも
トライアル 無し
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 大量のログを即時分析!セキュリティ監視をすぐに可視化
  • 世界規模のセキュリティ対応で情勢に合わせすぐに対策が可能
  • セキュリティ対策まで!被害を最小限に抑えられる
トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • どんな業種や構成でもログ管理・監視ができる!
  • 異常事態にもすぐに反応!音声やチャット、点灯など警告は様々
  • エスカレーション機能により障害復旧も自動的に
トライアル 無し
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • どんなログでも取得し管理が可能、分析も自由自在
  • 障害発生対策にも!他サービスと連携できるので安全稼働に
  • セキュリティ監査に対応可能でどんな業種や企業にも導入できる
トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 低コストで運用負担も少ない!専門知識不要で管理も楽々
  • 画面保存でリアルタイムでのアラート通知可能!情報漏洩を未然に防ぐ!
  • 必要な箇所のみの保存でデータ容量の節約
トライアル 有り
サポート 電話 

製品のおすすめポイント

  • 業務記録機能でハイブリット型のコミュニケーションが可能!健康経営へ!
  • 組織の改善要素を把握して業務効率アップにつながる
  • ダッシュボード機能でリアルタイムの勤務状況を把握可能!セキュリティ対策に
トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 勤務体制の改善に!勤務状態の可視化で把握できる!
  • テレワークにも最適!仕事実態の可視化もできる
  • 勤務状況や稼働状況が一目でわかる!見やすい管理画面
トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 大量のログ保有が可能!暗号化とアーカイブ保管で安心安全
  • 直感的な操作画面でログの分析が簡単!スピーディな集計に
  • 導入後の活用方法が多岐にわたり運用も楽々
トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • ログ管理だけでない!分析や要約をサポート
  • 直感的な操作画面でわかりやすく運用の負担が少ない
  • 導入から運用が簡単で即日にログの分析が可能!
トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • シンプルな操作感で、誰でもすぐに導入が可能!
  • リーズナブルな価格とログ管理の必要機能でコスパ最高
  • ログ管理に安心のセキュリティで信頼性が高い
トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • ログ収集力
  • ログ活用力
  • ログ分析力
  • 環境対応力

ログ管理IT資産管理ツール

トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • IT資産管理から情報漏洩対策、労務管理まで支援
  • 勤怠管理システムとの併用で、労務管理を支援
  • 社内に混在する、WindowsとMac端末を一元管理
  • 60種類以上の必要な機能を、オールインワンで提供
  • 情シス担当者”にやさしい、ダントツの使いやすさ

明確な目的を設定して、最適なログ管理システムを導入しましょう

本記事を読んでログ管理システムの導入に対する明確なビジョンを持てたでしょうか。労務管理業務の効率化や、アクセス解析によるマーケティングへの活用など、機能は多岐にわたります。有効活用するためにも、自社の課題や目的を明らかにすることが重要です。

また、各製品によって、コストや機能、さらには販売形態が異なるため、自社の目的に最適なログ管理システムを選ぶようにしましょう。

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