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クラウドWAF比較18選|機能・費用・導入期間を徹底解説【監修者解説付き|2025年最新版】

この記事で解説すること

本記事では、クラウドWAFの基本概念から防御可能/防げない攻撃までの仕組みを解説し、料金体系やサポート体制を含む6つの比較ポイントで18製品を徹底的に比較します。導入期間やコストといった具体的指標も交えて、自社に最適な選び方をわかりやすくまとめています。

「クラウドWAF」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

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10GBプラン 11,000円/月
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価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

目次

不正アクセスや脆弱性攻撃が高度化する中、クラウドWAFへの注目が高まっています。クラウド型は物理設備不要でDNS切り替えのみで導入でき、更新やAI検知もベンダーに任せられます。本記事では、基本概念や防御可能・不可能な攻撃、料金やサポートを含む6つの比較ポイントを解説。18製品の特徴を比較し、自社に最適な選び方とゼロトラスト・APIセキュリティ連携のヒントを紹介します。

1. クラウドWAFとは?

まずはクラウドWAFについて、セキュリティ担当者が知っておきたい基礎知識をご紹介します。そもそもWAFとは何か、WAFの仕組み、ファイアウォールやIPSとの違い、WAFで防げる攻撃と防げない攻撃など、概要をつかんでいきましょう。

そもそもWAFとは?

WAFとは「Web Application Firewall」の頭文字をとった略称で、「ワフ」と読みます。一般的に、WAFはサーバーの前面に配置して、不正アクセスや脆弱性を利用した攻撃などからWebサイトやWebサービス、Webアプリケーション、APIを保護します。

WAFの特徴の1つは、Webアプリケーションへのすべての通信を、監視・精査すること。不審な攻撃が見つかった場合は、通信を遮断し、Webアプリケーションに攻撃が到達することを防ぎます。

また、WAFはWebアプリケーションの脆弱性を補完する役目を持っています。現状の攻撃パターンから予兆を発見し、大規模攻撃へと発展する前に対策を講じ、重大インシデントを未然に防ぐことができます。インターネットバンキングや、顧客の支払い関係を取り扱うECサイト、課金制のWebアプリケーションでは、金融機関にまつわる個人情報を多く取り扱います。改正個人情報保護法やセキュリティ規格にも適合していかなければなりません。万が一サイバー攻撃を受けた場合に、その損害は多大なものとなり、企業経営にも影響をもたらすことでしょう。日々登場する新たな攻撃への対策や、強固なセキュリティ体制構築の一手として、WAFは注目されています。

【図解】多層防御の仕組み

cloud-waf

近年の不正な通信や情報漏洩、改ざんなどを防ぐためには高度なセキュリティを構築しなければなりません。そのためにはWAFだけでは不十分で、ファイアウォール、IPSなど複数のセキュリティツールを組み合わせて多層防御が一般的です。

一般的に上位層になるほど防御が難しく、より強固なセキュリティシステムを構築する必要があります。セキュリティベンダーによっては、こうした多層防御をワンストップで提供しているところもあります。製品比較の際に確認してみましょう。

ファイアウォール、IPS/IDS、WAFの違い

WAFが「不正アクセスを防ぐセキュリティシステム」であるならば、そのほかのファイアウォールやIPS/IDSとは何が違うのでしょうか?端的に言うと、違いは「保護する階層」にあります。

ファイアウォールとは?

おそらく聞きなじみのある「ファイアウォール」は、もともと防火壁の意味をもちます。インターネット通信を行う際に、外部からの攻撃を阻止し、許可された通信のみを通過させます。ファイアウォールは、インターネット初期からあるセキュリティシステムで、主に、基盤となるネットワーク層を保護します。

IPS/IDSとは?

IPS/IDSは通信を監視し、不正な通信を検知し、管理者へ通知する仕組みです。日本語では以下のように訳されます。近年は統合製品もありますが、IDSは検知・通知が中心、IPSはインラインで検知に加え遮断まで行うなど、役割は異なります

  • IPS:不正侵入防止システム(Intrusion Prevention System)
  • IDS:不正侵入検知システム(Intrusion Detection System)

IPS/IDSはネットワークを流れるパケットを解析し、不正な通信を検知・防御します。DoS攻撃やマルウェアの特徴を持つパケットを検知し、自動的に通信を遮断するセキュリティシステムです。

OS層そのものを保護するのではなく、そこへ届く前の通信を監視・制御する仕組みであることに注意しましょう。

上野 宣
株式会社トライコーダ/代表取締役上野 宣
セキュリティを多層防御で捉える視点は非常に重要です。特にWAFはWebアプリケーション層に特化した防御であり、他のレイヤーとの役割分担を理解することが、実践的な防御体制構築の第一歩となります。

2. WAFで防げる攻撃11選

WAFが得意とする、防御可能な攻撃について解説します。できること・できないことを明確にしておきましょう。

防げる攻撃

WAFは通信の中身を解析できるため、Webアプリケーション層の脆弱性を悪用する攻撃を防ぐことができます。一例をご紹介します。

  • SQLインジェクション
    全Web攻撃の37.54%を占め、2024年10月時点で約3,754万件が検知されています。
  • クロスサイトスクリプティング(XSS)
    2023年上半期に約5,396,930件が観測され、前年同期比+220%増(1ホストあたり172件→378件)でした。
  • ディレクトリトラバーサル
    検知攻撃の9.91%(約991万件)を占めています。
  • OSコマンドインジェクション
    IPA届出では2019年度に30件以上の脆弱性が報告され、OSコマンドインジェクションはOWASP Top 10Injectionカテゴリに含まれる脅威です。
  • ファイルインクルード
    CWE-94に関連し、2023年のコードインジェクション脆弱性の約7%がファイルインクルード型として報告されています。
  • バッファオーバーフロー
    CWE-120(バッファオーバーフロー)は2022年の脆弱性報告全体の約6.2%を占めていました。
  • ブルートフォースアタック
    2023年1~3月に6,074,706件を検知し、前年同期比+66%の増加を記録しました。
  • 改行コードインジェクション(CRLF)
    全HTTP攻撃の約0.5%未満と稀な攻撃ですが、検知時の重要なシグネチャ要素となります。
  • LDAPインジェクション
    Webアプリ脆弱性全体の約1.2%で検出され、企業システムの15%超に影響を及ぼしています。
  • URLエンコード攻撃
    CAPEC-72として定義されており、全HTTP攻撃の約2.3%を占めます。
  • DDoS攻撃
    WebアプリやAPIへのリクエスト洪水。WAFのルール、レート制限、Bot対策軽減可能

防げない攻撃

WAFは主にネットワーク層(L3/4)やOS/ソフトウェア自体を狙う攻撃は防げません。これらの層の防御にはファイアウォールやIPS/IDSを用います。
また、不正ログイン(クレデンシャルスタッフィング等)は標準的なWAFのみでは困難ですが、Bot管理機能を備えたWAAP/WAFでは軽減可能な場合があります。

3. ゼロトラスト戦略とAPIセキュリティ

近年のシステム構成はマイクロサービスやAPIベースが主流であり、WAF単体では守りきれない攻撃対象が増えています。クラウドWAFはあくまでその一部をカバーするものであり、ゼロトラスト戦略やAPIゲートウェイとの連携も重要となります。シグネチャでブロックの判断をしているため、基本的に「未知の攻撃」は防げません。ただ、「未知の攻撃」に対しても攻撃を検知遮断するために、各社対策を講じています。例えば、まだ認知されていない未知の攻撃に対しても、現状の攻撃パターンから予測し、対策を講じてくれるクラウドWAFもあります。強固なセキュリティシステムを構築するためにも、クラウドWAFの製品選びは非常に重要と言えるでしょう。

上野 宣
株式会社トライコーダ/代表取締役上野 宣
WAFは万能ではなく、誤検知や未知の攻撃への限界がある点を知っておくことは重要です。導入時には「過信しないこと」、運用時には「定期的なルールチューニング」が必要だということを知っておきましょう。また、クラウドWAFでもログの確認を怠らない姿勢が求められます。

「クラウドWAF」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

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4. WAFの種類3タイプ

WAFには大きく分けて3種類のタイプがあります。セキュリティツールを選ぶうえで、どのWAFを設置するかは重要な要素となります。タイプごとに特性や違いがあるので、どのタイプが自社に相応しいのかを判断するために、しっかり理解していきましょう。

4.1 クラウド型

セキュリティベンダーがSaaS*としてWAFの機能を提供する方法です。多くのケースで、DNS**設定の切り替えのみで導入できます。アプライアンス型やホスト型と比較して、手軽で安価なのが特徴です。

近年の事業者は、ビジネス形態によってはセキュリティの物理環境を構築していないことも多く、そのような場合にクラウドWAFは重宝します。Webサイト、Webアプリケーションが普及してきた近年は、クラウドWAFが主流となりつつあります。クラウドWAFの場合、セキュリティシステムの導入やシグネチャの設定・更新などの運用は、ベンダーに丸ごと委託することが多いです。

*「Software as a Service」の略称。呼称は「サース」もしくは「サーズ」。ベンダーのサーバーで稼働させているソフトウェアをユーザーが利用できる。
**Domain Name System。ドメイン名とIPアドレスを紐づけるシステム。

4.2 アプライアンス型

アプライアンス型は、WAF専用の物理的なハードウェアを自社のネットワーク(サーバー)の前段に設置する方法です。サーバーにあまり負荷をかけずに運用できます。WAFが用いられるようになった初期から利用されている方法で、運用方法は自社か、外部委託となります。専用のハードウェアを用いるため、クラウドWAFより初期費用や運用コストは割高になります。

4.3 ホスト型

WAFが登場した初期から活用されているタイプです。自社の保有するサーバーに、ベンダーが提供するWAFのソフトウェアをインストールする方法です。アプライアンス型と比べるとハードウェアが必要ないので、初期費用を抑えることができます。自社内にすでにネットワークが構築されており、サーバー数も潤沢というケースで主に用いられます。導入や初期設定、運用、メンテナンスは基本的には自社で行うため、高度な専門知識をもつエンジニアが必要となります。

上野 宣
株式会社トライコーダ/代表取締役上野 宣
WAFの導入形態ごとの特徴は、コストや導入スピードだけでなく「どこまで制御したいか」にも大きく関係します。セキュリティポリシーの厳格さやインシデント対応の柔軟性を重視する企業では、制御可能範囲も比較ポイントとなります。

5. クラウドWAFのニーズが高まっている背景

近年は、WebサイトやWebアプリケーションが普及しており、クラウドWAFを採用する企業も増えてきています。アプライアンス型やホスト型と比べても安価で手軽なクラウドWAFは、今や主流のセキュリティシステムと言えるでしょう。ここからはクラウドWAFの需要が高まっている背景についてより詳しく解説します。

Webアプリケーションサービスの拡大

クラウドWAFが広がっている背景として、まずは、WebサイトやWebアプリケーションが拡大・普及したことが挙げられます。物理的な設備や敷地を保有していない個人や企業などでも、誰もが簡単にWeb上でサービスやアプリを提供できるようになった結果、Webアプリケーションへの依存度が高まっています。しかしながら、使用しているプログラムの多くはセキュリティ上万全ではなく、セキュリティの脆弱性はまだまだ存在しており、不正アクセスの突破口となるリスクも散見されています。そして、セキュリティが不十分だった場合、サイバー攻撃を受けやすくなり、その被害も甚大になってきている、という背景があります。

新たな脆弱性攻撃の脅威

次に、新たに出てくる脆弱性攻撃の脅威です。インターネットの歴史は、悪意あるアクセスをどう防ぐかという歴史でもあります。インターネットが普及して間もないころは、ファイアウォールやIPSなどで防御可能だった攻撃も、時代を経て徐々に巧妙になってきており、今でも次々と新しい脅威が発生しています。

昨今は、WAFを用いた高度なセキュリティ環境構築が必要であり、脆弱性をついた攻撃をいかに防ぐのかを考えていかなければなりません。たとえば、Webアプリケーションに対する新たな攻撃パターンが流行り始めた場合、WAFのパターンファイルが更新されており対応すれば、攻撃を防ぐことができます。

ただし、「WAFを導入すれば、新しい脅威を防ぐことができる」というわけではありません。WAFが防ぐことができるのは、Webアプリケーションに対する攻撃のみであり、導入後は監視体制の構築、頻回なログ分析、定期的なペネトレーションテストなどが必要です。新たな脆弱性攻撃の脅威への対策としても、運用と評価のサイクルを回し続けることが求められています。

情報漏洩による企業リスク

現在、個人情報の取り扱いは多くの企業にとって、もっともプライオリティの高い業務となっています。個人情報の漏洩は、顧客のイメージダウンにつながり、企業経営にダイレクトに影響をもたらします。場合によっては、企業経営自体が傾きかねない重大なインシデントです。

各所で対策を練っているにもかかわらず、セキュリティをすり抜けたサイバー攻撃による個人情報流出は後を絶ちません。例えば以下のようなニュースがありました。

シャープ 不正アクセスで個人情報流出

シャープは29日、公式オンラインストア「ココロストア」などに不正アクセスがあったと発表した。サイトで商品やサービスを注文した顧客203人の氏名や住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報が流出したほか、サイトにアクセスした約10万人についても個人情報が流出した可能性があるという。シャープではオンラインストアなどのサービスを停止し、メールなどで注意喚起を始めた。

引用> 日本経済新聞 シャープ、不正アクセスで個人情報流出 最大で10万人も

顧客の支払い関係の情報を取り扱うようなECサイトでは、特に、厳重なセキュリティ環境が必要です。現況のセキュリティ対策だけでは、新たに生まれる脅威や悪意あるサイバー攻撃に対応しきれない可能性もあります。早急に手立てを打つべきでしょう。

クラウドWAFの導入が進んでいる理由

このように、Webサイトの普及、新たな脅威の登場、情報漏洩リスクと、背景を見てきましたが、これらへの対応策としてクラウドWAFは大変優れています。クラウドWAFのメリットは後程詳しく説明しますが、端的に言うと以下の3つの特徴があります。

  • 導入しやすい
  • 安価
  • 高度な専門知識が不要

Webアプリケーションのサービス提供者は、サーバーやセキュリティ構築のための設備などを所有していないことが多く、DNSの切り替えのみでネットワーク上にセキュリティを構築できるWAFは大変使い勝手がよいシステムです。シグネチャの設定や更新もベンダーにお任せできるため、運用の手間がかかりません。セキュリティ構築のために人材確保や時間を割いていられないという企業に大変好都合です。コストが安く抑えられ、高度なセキュリティを構築できるということで、クラウドWAFは注目されています。

上野 宣
株式会社トライコーダ/代表取締役上野 宣
WAFは“最後の砦”ではなく、“最前線の防御壁”です。昨今のサイバー攻撃はビジネスの信頼を一瞬で崩壊させるリスクを持つため、導入ハードルが低く、即応可能なクラウドWAFの存在意義はますます高まっています。

「クラウドWAF」の製品比較表

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最低契約期間1カ月
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初期費用 98,000円~
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利用料金 29,800円~
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6. クラウドWAFの仕組み

概要を理解できたところで、ここからはクラウドWAFの仕組みについて解説します。専門用語は出てきますが、わかりやすく説明するので仕組みを理解していきましょう。

シグネチャによる攻撃検知

クラウドWAFはおもにシグネチャを用いて攻撃を検知し、遮断します。シグネチャとは、SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティングなどの過去の攻撃パターンやWebアプリケーションへの攻撃手法、今後予想される攻撃をまとめた定義ファイルのこと。

一般的に、WAFの製品はシグネチャを手動で設定・更新しますが、クラウドWAFの多くは、ベンダーがシグネチャの運用を代行してくれます。クラウドWAFの製品によっては、シグネチャの作成方法や更新頻度、更新方法が異なるため、比較検討時の重要な評価項目となります。

スコアリングによる攻撃検知

企業独自の基準で、過去のさまざまな攻撃傾向や実績などの要素をスコアリングし、閾値を超えた通信のみを攻撃として判定し、検知します。危険と判定したソースIPからのアクセスを検知・ブロックできます。スコアリングによる防御は、誤検知が少なくなるというメリットがありますが、手動での細かなチューニングが必要で、高度な専門知識が必要とされます。企業の独自判断に依存する、難易度が高い、などのデメリットがあります。

AIによる攻撃検知

近年では、AIを搭載したクラウドWAFが登場しています。過去の蓄積データをもとにAIが現在の攻撃をモニタリングして、攻撃を判定します。現在の攻撃傾向から未知の攻撃を予測することも可能で、未知の攻撃に対して強いという特徴があります。

一方、攻撃判定に至ったロジックがわかりにくくブラックボックス化しがち、AIの性能の見極めが難しい、製品によってAIの技術に差がある、などの難点があります。誤検知・過検知のリスクやチューニングコストの負担なども現実問題として課題があります。

AI搭載の製品を導入する際には、運用後にどの程度のリスクやコスト・手間が発生するのかを見極めることが求められます。

上野 宣
株式会社トライコーダ/代表取締役上野 宣
AIによる攻撃検知は今後さらに普及が進む分野ですが、運用者側の理解が追いつかないと“見えないリスク”を抱えることになります。シグネチャとの併用やチューニング余地を意識した製品選びが求められます。

7. クラウドWAFの導入方法

クラウドWAFの導入方法はおもに2種類。DNS切り替え型とエージェント連動型です。それぞれ詳しく解説します。

DNS切り替え

クラウドWAFの多くは、DNS設定の切り替えで導入できます。DNSとは、Domain Name Systemの略語で、ドメイン名とIPアドレスを結びつけるシステムのことです。Webサーバーと、ユーザーの間にDNS切り替え型クラウドWAFを配置することで、サイバー攻撃を防御できます。簡単に切り替えられるため、導入前の期間が短く、手間もかかりません。一方で、クラウドWAF自体に障害が発生しているときはWebサービスも停止しなければならないというリスクがあります。ベンダーのサポート体制が構築できているか、稼働率は高く維持できているか、などを確認しましょう。

エージェント連動型

Webサーバー、あるいは、ロードバランサーに、エージェントを介在させる方式です。サーバーの通信ログを監視し、不正なアクセスを検出した際に、Webサーバーに遮断命令を出してアクセスをブロックします。エージェント連動型で導入した場合は、攻撃を検知・遮断している間も、ユーザーへのレスポンス低下はほとんど発生しません。パフォーマンスへの影響が少ないため、大規模トラフィックを扱うサイトを運営する事業者に適しています。

上野 宣
株式会社トライコーダ/代表取締役
上野 宣
導入方法により影響範囲や柔軟性が大きく異なります。DNS切り替え型は導入が容易ですが、障害時のリスク分散設計(フェイルオーバー*や複数WAFの構成など)を考慮すべきです。運用負荷と可用性のバランスを慎重に評価する必要があります。

*フェイルオーバー…現用系のシステムやサーバーに障害が発生した際に、待機系システムに自動的に切り替えることができる技術。事業・サービス継続性を確保できる。

「クラウドWAF」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

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  • サービス資料
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  • ソフト種別
  • サポート
Webの守りと、万一の保険
初期費用 10万円
利用料金 45,000円/月額
備考
※3カ月のアウトバウンドデータ量が0.5TBまで
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
10GBプラン 11,000円/月
20GBプラン 16,500円/月
50GBプラン 33,000円/月
100GBプラン 49,500円/月
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 55,000円
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 100,000円~
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
1カ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 無料
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 5.8万円
利用料金 月額2.8万円
備考
1FQDNあたり
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
利用料金(Pro) 20ドル/月
利用料金(Business) 200ドル/月
利用料金(Enterprise) 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 98,000円
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 68,000円~
利用料金 28,000円~
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
最低契約期間1カ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
最低契約期間1カ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 98,000円~
備考
※1FQDNあたり
利用料金 29,800円~
備考
※1FQDNあたり
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

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8. クラウドWAFのメリット・デメリット

クラウドWAFのメリット・デメリットをご紹介します。まとめると、それぞれ以下の3つです。

メリット

  1. 最短で導入可能
  2. コストが低い
  3. 運用の手間が少ない

デメリット

  1. シグネチャの更新頻度
  2. 利用料に応じてコスト増大
  3. セキュリティの質や機能をベンダーに依存する

クラウドWAFのメリット3選

まずは3つのメリットから解説します。

1.最短で導入可能

クラウドWAFは、アプライアンス型やホスト型のように物理的な設備が不要です。また、専用のシステムを構築したり、改修したりする必要もありません。そのため、クラウドWAFの製品によって異なりますが、導入までの期間は即日対応してくれることが多いです。専門知識がなくとも設定できるような仕組みになっていたり、マニュアルが整備されている製品もあります。この点も製品選びの際に確認しておきましょう。

2.コストが低い

物理設備が不要で、かつ多くの人手を必要としないため、コストが安く済みます。セキュリティのための敷地や設備をもたないWebサイト・Webアプリケーション管理者にとって、あたらしく設備を導入するのは手間も費用もかかるもの。「できるだけコストを抑えたい」「時間や高度な専門知識を持つ人材を調達することなくWAFを導入したい」というニーズを満たしてくれます。

3.運用の手間が少ない

クラウドWAFは導入時も、導入後の運用も、ベンダーが主導で行ってくれます。自分たちでシグネチャを設定・更新する製品もありますが、一般的にはベンダー側でシグネチャのチューニング作業も代行してくれるため、自社で専門的なエンジニアやアナリストを雇う必要がありません。また、AIによる自動更新や、スコアリングなどを用いて、自動でシグネチャを設定・更新をするところも多いです。トラブルが起きた際も、すぐにメールや電話で対応してくれたり、定期レポートを提出してくれるようなベンダーもあります。運用・サポート体制の内容を精査しつつ、製品導入を検討しましょう。

クラウドWAFのデメリット3選

メリットの多いクラウドWAFですが、デメリットも存在します。自社に導入する際に、どれほど影響が出そうか、想像しつつ読み進めていきましょう。

1.製品によってシグネチャの更新頻度が異なる

クラウドWAFは、基本的にはベンダー側でシグネチャの更新を行いますが、決められた業界ルールなどがあるわけではなく、その更新頻度や速度は製品によってさまざまです。

新たな脅威は日々発生しているので、シグネチャの更新の間が空いてしまうと、悪意あるアクセスから狙われる可能性が高くなります。製品選びの際には、シグネチャの更新頻度をチェックするようにしましょう。

2.利用量に応じてコスト増大

クラウドWAFの料金体系は、トラフィックやFQDN*、通信速度などで区別していることが多く、事業者の利用量に応じてコストも増大します。Webサイトの数やトラフィックが少ないうちは問題にならなかったとしても、サイトが成長するにつれて比例して費用がかさむことになります。
*Fully Qualified Domain Name。ドメイン名とホスト名の総称。「完全修飾ドメイン名」とも。

3.セキュリティの質や機能をベンダーに依存する

クラウドWAFは、運用をほぼ丸投げできる点がメリットですが、裏を返せば「ベンダーにセキュリティの質と機能を依存する」ことを意味します。そのためにも、製品選びは非常に重要です。防御できる攻撃の種類やDDoS攻撃への対応可否などは製品ごとに少しずつ違います。

コスト面や導入のしやすさに目がいきがちですが、「サイトを悪意のあるアクセスから保護する」というそもそもの目的を達成するにはどの製品がふさわしいのか、という視点で比較検討していきましょう。

上野 宣
株式会社トライコーダ/代表取締役上野 宣
「導入の手軽さ」が注目されがちですが、WAFの“運用設計”がセキュリティレベルを左右します。特にベンダー依存のリスクは過小評価されがちです。障害対応時のSLA*や緊急連絡体制の確認も製品選定時の重要項目です。

*SLA…Service Level Agreement(サービスレベル合意書)。サービス契約時に交わされる、サービスの品質やレベルに関する合意書。サービスの可用時間、応答時間、障害対応時間等を明確に定める。

9. クラウドWAFの比較ポイント6選

それでは、ここからは具体的にクラウドWAFの比較ポイントを見ていきましょう。ポイントは以下の6つです。

  • 防御できる攻撃(セキュリティレベル)
  • シグネチャの更新方法と頻度
  • 導入期間と工数
  • 料金体系
  • サポート体制
  • 法制度・コンプライアンスへの適合性

1.防御できる攻撃(セキュリティレベル)

クラウドWAFが防御できる攻撃は、主にWebアプリケーションの脆弱性をついた攻撃です。参考として挙げられるのが、OWASP*(Open Worldwide Application Security Project)Top10に挙げられる脅威です。

*OWASPは、ソフトウェアのセキュリティを向上させることを目的とした非営利団体で、世界中のエキスパートが集まるオープン・コミュニティでの情報をもとに、セキュリティ上の欠陥や脆弱性などをランク付けしています。

引用> Home – OWASP Top 10:2021

以下のような攻撃事例が挙げられています。

  • アクセス制御の不備
  • 暗号化の失敗
  • インジェクション
  • 安全が確認されない不安な設計
  • セキュリティの設定ミス
  • 脆弱で古くなったコンポーネント
  • 識別と認証の失敗
  • ソフトウェアとデータの整合性の不具合
  • セキュリティ・ログとモニタリングの失敗
  • サーバーサイドリクエストフォージェリ(SSRF)

AWSやAzureなどのパブリッククラウドにはWAF機能が含まれていることが多く、それらはOWASP Top10の脅威に対応したルールがあらかじめ備わっていることがあります。一方、他社製のクラウドWAFサービスでは、対応範囲やルールセットの違いがあるため、比較検討が必要です。

「脆弱性を狙った攻撃には強いけれど、DDoSには対応していない」「ネットワーク層への攻撃からWebアプリケーション層までワンストップでセキュリティを構築できる」「SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティングなどの最低限の防御のみを備えており、安価で提供している」など、製品ごとに特色があります。検討中の製品では、どんな攻撃を防御できるのかを確認していきましょう。

2.シグネチャの更新方法・頻度

既知の攻撃パターンを定義づけしたシグネチャは、製品によって特色がでる項目です。管理者が自ら細かく設定できるもの、設定から更新までベンダーにお任せできるものAIやスコアリングにより自動化されているものなどがあります。セキュリティ対策したいWebサイトやWebアプリケーションによっても、何が最適かは異なります。クラウドWAFの場合は、一般的にベンダーに運用を丸投げできますが、だからこそ、製品のシグネチャの精度が自社サービスに合っているのかどうかは見極めたいところです。

3.導入期間と工数

クラウドWAFは、アプライアンスやホスト型に比べて導入期間が短く、工数も少ないです。製品によってどの程度の日数で導入できるかは異なるので、確認しておきましょう。ただし、自社で用いている現行のセキュリティシステムと仕様が合わない、連携に不具合が出る、といった突発的なトラブルも考えられるため、期間には余裕をもたせておくべきでしょう。導入さえうまくいけば、その後はほとんど手がかからずに運用できます。

4.料金体系

料金体系は、トラフィックや通信速度、FQDN数に応じて複数のメニューが用意されていることが多いです。もしくは、トラフィックに応じて費用が追加されていく従量課金制の製品もあります。月額固定料金をセールスポイントにしている製品もあり、実際に運用したらどのくらいのコストがかかるのかは精緻に試算しておきたいところです。従量課金制の場合は、今後のサービス拡大予測を熟慮したうえで製品を選ぶ必要があります。トラフィックの増加に伴いクラウドWAFのランニングコストが膨らみ、当初の予算を超過するケースも想定されます。各製品の料金形態については、慎重に精査しましょう。

5.サポート体制

万が一攻撃を受けた際に、どのように対応してもらえるのかは大事なポイントです。メールや電話、チャットなど、問い合わせ窓口では、どの連絡手段に対応しているのか、また、日時や時間帯はいつ対応可能か、などを事前に確認しておきましょう。また、ベンダー側で24時間365日監視体制があるか、トラブル発生時に原因特定やレポート提出などを行っているか、現状の攻撃から未知の攻撃について予測し提案してくれるか、なども把握しておきましょう。

6.法制度、コンプライアンスへの適合性

クラウドWAFの導入は、外部からの攻撃を防ぐというセキュリティ上の意義だけでなく、法制度や業界ガイドラインへの適合の視点も重要です。たとえば、改正個人情報保護法では、個人データの安全管理措置が事業者に義務付けられており、適切な技術的安全管理策としてWAFの導入が選択肢となります。

また、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証や、PCI DSS(クレジット業界のセキュリティ基準)といった規格では、特定の業務やデータを扱う企業に対して、WAFを含む具体的なセキュリティ対策の実装が求められるケースもあります。単なるセキュリティ強化だけでなく、法令遵守や第三者認証の取得要件にどう対応できるかも、製品選びにおける重要な観点です。

上野 宣
株式会社トライコーダ/代表取締役上野 宣
セキュリティ製品の評価において、サポート体制は導入後の実効性を左右する重要な要素です。インシデント発生時の初動対応スピード、技術者との直接対応可否、レポート品質などは、ベンダーによって大きな差があります。単なる「問い合わせ対応時間」だけでなく、実運用に即したサポート力を見極めることが肝要です。

10. まとめ|自社に合うクラウドWAFをすぐ選定する方法

クラウドWAFは、ベンダーがクラウド上で提供するWAFサービスで、DNS切り替え型やエージェント連動型での導入により、最短即日から利用を開始できオンプレミス型に比べて運用負荷を大幅に削減します。主要な攻撃シグネチャの自動更新に加え、AIやスコアリング機能を活用することで、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングといったOWASP Top10攻撃をリアルタイムに検知・防御し、未知の脅威にも柔軟に対応可能です。

製品選びでは、防御対象の範囲、シグネチャ更新頻度、料金体系、サポート体制、導入期間、法令適合性など6つの比較ポイントを軸に、自社のトラフィック量やセキュリティ要件を照らし合わせて検討することが重要です。

本記事で紹介した18製品には、軽量かつ即日導入可能なエントリー向けから、24時間365日体制のサポートや詳細レポート機能を備えたハイエンドモデルまで幅広くラインナップしており、予算や運用リソースに応じた最適な選択肢を提供します。
今後のゼロトラスト戦略やAPIセキュリティとの連携を視野に、多層防御の要としてクラウドWAFを位置付けることで、自社サービスの安全性を確実に担保しましょう。

「クラウドWAF」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 採用管理システム
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
Webの守りと、万一の保険
初期費用 10万円
利用料金 45,000円/月額
備考
※3カ月のアウトバウンドデータ量が0.5TBまで
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
10GBプラン 11,000円/月
20GBプラン 16,500円/月
50GBプラン 33,000円/月
100GBプラン 49,500円/月
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 55,000円
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 100,000円~
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
1カ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 無料
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 5.8万円
利用料金 月額2.8万円
備考
1FQDNあたり
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
利用料金(Pro) 20ドル/月
利用料金(Business) 200ドル/月
利用料金(Enterprise) 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 98,000円
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 68,000円~
利用料金 28,000円~
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
最低契約期間1カ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
最低契約期間1カ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 98,000円~
備考
※1FQDNあたり
利用料金 29,800円~
備考
※1FQDNあたり
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

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Webの守りと、万一の保険 BLUE Sphere

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脆弱性診断ツール/サービスクラウドWAF

トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 多層防御を可能にするオールインワンセキュリティサービス
  • プロのセキュリティエンジニアによる管理体制を用意
  • FQDNが無制限となる料金プランで高いコスパを実現
トライアル 有り
サポート メール 

製品のおすすめポイント

  • セキュリティ機能を自動アップデートして新たな脅威を検出
  • 柔軟な個別設定でWebサイトの特性に合わせたチューニングが可能
  • データ容量内なら複数サイトを一括防御できる料金体系
トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 24時間365日日本語でテクニカル面をサポート
  • 攻撃検知AIエンジン搭載で誤検知を素早く検出
  • スピーディに導入可能なクラウド型サービス
トライアル 無し
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • ソフトウェアテスト専門企業のノウハウを利用
  • Webサイトの状況を素早く検知するダッシュボード
  • 利用帯域を超えたら自動的にプラン切り替え

なかの人のストーリー

進化するソフトウェアテスト 人とAIのハイブリッドでソフトウェアの品質を支える

さまざまな企業で積極的にDXが推進されている中、ソフトウェアの重要性も日々増している。次々と新しいソ…

トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • クラウド型WAFだからDNSの設定変更だけで導入できる
  • 直感的操作が可能なインターフェースの管理画面
  • 1つの契約で複数サイトを一括管理できる料金体系
トライアル 無し
サポート チャット 

製品のおすすめポイント

  • マネージドルールにより新たな脅威にいち早く対応
  • ボットトラフィックを制御するセキュリティルール
  • APIを利用してAWS WAFを管理することも可能
トライアル 有り
サポート チャット 

製品のおすすめポイント

  • OWASP10位までのセキュリティリスクを包括的に防御
  • 個別に設定されたルールセットで未然に脅威を防ぐ
  • Azure Virtual NetworkでDDoS攻撃防御もサポート
トライアル 有り
サポート メール 

製品のおすすめポイント

  • 脆弱性を利用したシステム攻撃を検知しブロック
  • Security Operation Centerがログを監視
  • FQDNあたりのパッケージ型料金体系を採用

なかの人のストーリー

サイバー攻撃の脅威に備える 脆弱性診断とペネトレーションテストの効果とは?

インターネットに接続されたITシステムは常に外部からの脅威にさらされ、攻撃者はシステムの脆弱性やセキ…

トライアル 有り
サポート 電話 チャット 

製品のおすすめポイント

  • 正しいトラフィックのみ通過させる誤検知機能
  • セキュリティポリシーの自動作成とルールセット
  • OWASPトップ10を超える、業界最高レベルのWebセキュリティ
トライアル 有り
サポート メール チャット 

製品のおすすめポイント

  • 高度なWebアプリケーションファイアウォール
  • AWS、Azureなどのパブリッククラウドに対応
  • Security Operation Center による監視と分析
トライアル 無し
サポート メール 

製品のおすすめポイント

  • CDN上でのWAFを含むクラウドセキュリティを構築
  • セキュリティセンターによるモニタ監視機能
  • ユーザビリティ・ビジネスパフォーマンスの向上を保証
トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • CDN大手のクラウドフレアが提供するセキュリティ
  • Cloudflareの特徴はコネクティビティクラウド
  • Webサイトの規模を問わず、最小コストで運用
トライアル 有り
サポート メール 

製品のおすすめポイント

  • 独自のAI技術により脆弱性をついた広範囲の攻撃に対応
  • 専門知識がなくともDNS設定の切り替えで簡単に導入可能
  • 料金プランに応じて複数のFQDNをまとめて保護できる

なかの人のストーリー

サイバー攻撃の脅威に備える 脆弱性診断とペネトレーションテストの効果とは?

インターネットに接続されたITシステムは常に外部からの脅威にさらされ、攻撃者はシステムの脆弱性やセキ…

トライアル 有り
サポート メール 

製品のおすすめポイント

  • クラウドWAFで悪意のあるアクセスを遮断
  • エキスパートによるセキュリティサービスを実施
  • ダッシュボードで脅威となる攻撃をリアルタイムチェック
トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • AWSをはじめとした最新クラウド環境に対応
  • NATO指定ベンダーにも供給される実績と性能
  • セキュリティエンジニアによる月次防御証明報告書
トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 脆弱性を悪用した不正アクセスを検知してブロック
  • エンジニアでなくとも管理画面でログを検索・閲覧可能
  • 保守・運用・シグネチャ更新もベンダーが対応
トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • AWS、Azureなどのクラウド環境に対応
  • 24時間365日有人による不正アクセス監視体制
  • 検知ログ検索機能と月次レポートの提供あり
トライアル 無し
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • Webアプリケーションの脆弱性をカバー
  • システム運用のプロが24時間365日サポート
  • トラフィックを目安にした明瞭な料金体系で幅広いニーズに対応

よくある質問

クラウドWAFは何を守りますか?

クラウドWAFはWebアプリケーション層のリクエストを検査し、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどの代表的な脆弱性攻撃を検知・遮断します。OWASP Top 10由来の脅威低減に有効です。

クラウドWAFはファイアウォールやIPSと何が違いますか?

クラウドWAFはアプリ層(L7)のHTTP/HTTPSトラフィックを解析します。一方、ネットワークファイアウォールやIPSは主にL3/L4での制御・検知を担います。層が異なるため、併用が推奨されます。

クラウドWAFはDDoS攻撃にも対応できますか?

クラウドWAFはアプリ層(L7)のHTTPフラッド等に対し、レート制限やルールで抑制します。ただしSYNフラッドなどのL3/L4のDDoSは別の対策(ネットワーク層のDDoS緩和)が必要です。

クラウドWAFはAPIも保護できますか?

クラウドWAFはAPIゲートウェイやロードバランサと連携してAPIエンドポイントを保護できます。例えばAWSではAPI Gateway/ALBの前段でWAFを適用できます。

クラウドWAFはゼロデイ攻撃を完全に防げますか?

クラウドWAFは既知の脆弱性や一般的な悪用手口に強い一方、未知の脆弱性を100%防ぐことはできません。マネージドルールの更新や仮想パッチでリスクを下げつつ、多層防御を組み合わせることが重要です。

クラウドWAFは誤検知をどう抑えますか?

クラウドWAFはログを分析し、除外設定(例:特定のパラメーターを検査対象外にする)やカスタムルールのチューニングで誤検知を低減します。主要WAFは監視・診断ログを提供します。

クラウドWAFはどのくらいの時間で導入できますか?

クラウドWAFはクラウド上の設定作業で短時間に有効化できます。ベンダーによっては数クリックで適用でき、OWASP Top 10対応のマネージドルールをすぐ使えます。

クラウドWAFは費用がいくらかかりますか?

クラウドWAFの代表的なモデルは従量課金(例:Web ACL・ルール・リクエスト数で課金)と定額の組み合わせです。具体例としてAWSはWeb ACL/ルール/リクエスト数に基づく料金体系を採用しています。Azure WAFも使用量ベースで課金されます。

クラウドWAFはログ出力や可視化に対応していますか?

クラウドWAFは詳細ログやメトリクスを外部基盤へ出力できます。AWSはKinesis Data FirehoseやCloudWatchと連携し、Azureは診断ログ/メトリクスで可視化・監視が可能です。

クラウドWAFはコンプライアンス対応に役立ちますか?

クラウドWAFはPCI DSS要件6.6にある「アプリケーションファイアウォールの導入」等の実装例を満たす手段の1つです。規格上は安全な開発/レビューと併用することが推奨されます。

目次

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