製品を導入することになった背景

株式会社ALL CONNECTは、通信サービスを自社ブランドで展開し続け、売上前期比120%の成長を達成してきました。しかし、新型コロナウイルスの影響でリモートワークが増加する中、社外からのデータアクセスが困難になり、業務のスピードが落ちてしまうという問題に直面しました。この状況を打開するため、データ分析業務の迅速化と、社外でもデータを活用できる環境の構築が急務となりました。

導入前に企業が抱えていた課題

ALL CONNECT社は、内製の集計アプリケーションのメンテナンスが情報システム部のボトルネックとなり、事業部のPDCAサイクルを迅速に回すことができない状態でした。また、大容量データの集計にも限界を感じており、集計定義の統一化が困難であるため、正確な分析を行うことができていませんでした。

導入前の課題に対する解決策

これらの課題を解決するため、ALL CONNECT社はSaaSを活用したデータ分析基盤の構築を決定しました。具体的には、Google BigQueryをデータウェアハウスとして選定し、データの集約と分析を行うためにTableauを導入。さらに、データの統合と加工を行うETLツールとしてtrocco®︎を採用しました。

製品の導入により改善した業務

新しいデータ分析基盤の導入により、ALL CONNECT社は社内外の場所を問わず、業務担当者が自身でデータの集計・分析を行えるようになりました。これにより業務のスピードが大幅に向上し、10億レコードを超える大容量データの集計も高速に行えるようになりました。また、事業部の分析担当者からも高い評価を得ています。