製品を導入することになった背景

ディップ株式会社(以下、ディップ)は、1997年に設立され、多岐にわたる人材情報サービスを展開してきました。2013年に東証一部上場を果たし、2019年には新たなビジョンとして「Labor force solution company」を掲げ、AIやRPAを活用した新しい事業展開を進めています。ディップは、2015年に株式会社ワークスアプリケーションズの「HUE Classic Purchase Management」を購買管理基幹システムとして導入しました。

導入前に企業が抱えていた課題

ディップは、導入前に複数のシステムを使用しており、それぞれが異なる会社のシステムで運用されていました。このため、システム間の連携がスムーズに行えない課題がありました。また、社内業務は紙ベースのマニュアル作業が主流で、データのやり取りや承認作業などが非効率的であったことも大きな課題でした。

導入前の課題に対する解決策

ディップは、システム間の連携を向上させ、データによる一貫したシステムの構築を目指しました。また、コロナ禍以前からDXを推進し、工数の削減を目標として取り組みました。さらに、購買課のシステムの保守期間が終了するタイミングを迎えたことも、新しいシステム導入の契機となりました。

製品の導入により改善した業務

「HUE Classic Purchase Management」の導入により、購入依頼から検収までの工数が約30%削減されました。購入依頼部署が直接システムから購入依頼を行い、購買課はデータのチェックのみで業務が完結するようになりました。これにより、以前に比べて業務の効率化が大きく進展しました。