製品を導入することになった背景

国内初の角膜コンタクトレンズを実用化して以来、業界をリードし続ける「株式会社メニコン」様は、常に進化し続けています。特に、海外進出に伴い、多言語での翻訳が必要な資料が急増していました。そのため、効率的な翻訳手段を求めていました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社メニコン様は、80か国以上の国で製品を流通させるために現地当局から製品販売に関する許認可を得るタスクがありました。許認可を申請するための書類は現地の言語で作成する必要があり、使用する言語は35か国語にものぼりました。すべての翻訳を人手で行うことは、時間もコストも非効率でした。

導入前の課題に対する解決策

以前は他社の機械翻訳エンジンを使用していましたが、文字数の制限があったため、川村インターナショナルさんの「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」を検討しました。この製品は文字数無制限のプランがあり、さらに価格的にも少し安く、PDFファイルをそのまま翻訳にかけられるなどの機能がありました。これらの機能と価格のバランスから、この製品の導入を決めました。

製品の導入により改善した業務

導入後、株式会社メニコン様は翻訳が必要な書類の8割を機械翻訳で行うようになり、効率化はもちろん、コストも以前の3分の1ほど削減できました。また、製品販売の許認可申請の際、機械翻訳で訳出した文をそのまま提出できる国も増えてきました。これにより、使用する機会がさらに増えると考えられます。