製品を導入することになった背景

東群運送株式会社は、昭和8年に桐生市で通運事業者として創業しました。長い歴史を持つ企業でありながら、時代の変化に合わせて業務改革の必要性を感じていました。特に、コロナ禍を経てECの荷主様が増加し、出荷件数が急増。これにより、現場作業者と管理業務担当の負荷が大きくなり、業務の効率化とミスの削減が急務となりました。そこで、業務の属人化を排除し、IT化を推進するためにW3 mimosaの導入を決定しました。

導入前に企業が抱えていた課題

導入前、東群運送株式会社は在庫管理をECサイトやExcelで行っており、各荷主様ごとに異なるフォーマットでの管理が必要でした。このため、作業は完全に個別対応であり、人に依存したアナログな作業が多く、ミスの発生リスクも高かったです。また、過去には他のシステム導入も検討しましたが、投資コストの関係で断念していた経緯があります。

導入前の課題に対する解決策

東群運送株式会社は、荷主様の増加と業務量の増大に対応するため、W3 mimosaを導入しました。このシステムは、ネクストエンジンやカラーミーショップ、EC-CUBEなど、多種多様なECシステムとの連携が可能であり、これが導入の決め手となりました。また、ハンディターミナルを使用することで、ピッキング作業の効率化とミスの削減を実現しました。

製品の導入により改善した業務

W3 mimosaの導入により、ピッキング作業が最も効率化されました。ピッキングリストをもとに作業ができるようになり、ミスがなくなりました。また、ハンディターミナルを使った作業により、作業時間の短縮と正確性が向上しました。棚卸作業も同様に効率化され、これまでにない速さで完了しました。現場作業の改善に加え、将来的には他の荷主様の業務にもW3 mimosaを導入し、一元管理を進める計画です。