プロジェクト管理ツールの導入事例7選|導入前の課題や導入後の効果を紹介
最終更新日:2023/06/15
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『デジタル化の窓口』は、この国のデジタル課題「2025年の崖」に備えるため2022年にサービスをスタートしました。1,500以上のIT製品、4,000以上の導入事例を掲載し、特長・選び方を分かりやすく整理して解説することで、自社に最適な製品・サービスを見つけるお手伝いをする紹介サービスです。
目次
本記事では、企業がプロジェクト管理ツールを導入することで、どのような効果を得られたのかについて紹介します。導入した企業の業種と規模を確認し、導入前の課題から改善の施策、導入後の効果を知ることでプロジェクト管理ツールを導入する際の参考にしましょう。
導入事例1:株式会社マネーフォワード
(導入製品:クラウドログ)
プロジェクト単位の予実管理を実現し、新収益基準にも適合!マネーフォワード社が目指した管理会計の理想像とは
業種 | 企業規模 |
---|---|
IT・情報通信 | 301名-1,000名 |
導入前の課題
クラウドログ導入前では、プロジェクトの状況を把握するために経営企画部がメンバーにヒアリングを行い、毎月に半日ほどの作業時間が発生していました。プロジェクト途中での収支問題の把握が難しく、特に外注費や人件費の確認が遅れることがありました。
改善の施策
クラウドログ導入のために、管理者に先行導入してもらい、現場のフィードバックを得るとともに運用内容をブラッシュアップしました。部署別に工数入力の必要性や操作方法を説明し、適時入力を促すために毎週金曜日の夕方にリマインドを行いました。新入社員にはクラウドログの活用方法をレクチャーする動画を作成し、視覚的・聴覚的にも印象に残るようにしました。
導入後の効果
クラウドログの導入により、経営企画部の負担が大幅に軽減されました。正確な実績の取りまとめが容易になり、レポートのエクスポートだけで済むようになりました。プロジェクトごとの予実分析がより正確に行えるようになり、管理会計に近づくことができました。プロジェクト途中での改善が容易になり、収支に関する問題を早期に把握できるようになりました。組織全体としての進歩が認められ、カンパニーCOOからも評価を受けました。
導入した製品:クラウドログ
クラウドログの製品情報はこちら→https://digi-mado.jp/products/40255/
クラウドログの事例一覧はこちら→https://digi-mado.jp/case/?prd_id[]=40255
導入事例2:株式会社プロスパー
(導入製品:ANDPAD)
ANDPADボードで外注管理をDX、効率的な作業発注でコストダウンと施工品質向上を目指す
業種 | 企業規模 |
---|---|
建設 | 6名-20名 |
導入前の課題
プロスパーは、案件の増加に伴い協力会社への依存が増し、外注施工費が上昇していました。また、営業担当者や協力会社間の情報共有不足も問題となっていました。
改善の施策
プロスパーは、ANDPADボードの導入を決定しました。ANDPADボードは案件情報や職人の手配状況を可視化し、効率的な案件振り分けを可能にすることで、外注施工費の削減と関係強化を目指しました。
導入後の効果
ANDPADボードの導入により、プロスパーは案件の一元管理と作業内容の共有が実現しました。営業担当者は異なる案件をまとめて発注することで外注費を削減し、職人さんは事前に作業内容を把握できるため効率的な作業が可能になりました。さらに、協力会社も安心して仕事を行うことができ、全体の案件数も把握できるようになりました。
導入した製品:ANDPAD
ANDPADの製品情報はこちら→https://digi-mado.jp/products/39326/
ANDPADの事例一覧はこちら→ https://digi-mado.jp/case/?prd_id[]=39326
導入事例3:株式会社メイテツコム(導入製品:OBPM Neo)
プロジェクト全体の見える化に成功管理工数が導入以前のおおよそ半分に
業種 | 企業規模 |
---|---|
IT・情報通信 | 101名-300名 |
導入前の課題
以前はプロジェクトマネジメントの標準が存在していたものの、各プロジェクトでの管理方法が統一されておらず、結果としてプロジェクトの状況把握が困難でした。報告に使用される資料の整備不足により、プロジェクトの進行状況やQCD(品質、コスト、納期)の客観的な把握が妨げられていました。また、報告内容がチームごとに異なり、コストに関する情報の遅れや不正確さも課題でした。
改善の施策
プロジェクトマネジメントの改善を目指し、全社的にプロジェクトに関わる情報を数値化して把握できるツールの導入を検討しました。具体的な施策として、PMBOKに準拠したツールである「OBPM Neo」を導入しました。このツールは社内の標準と同様の基準に従っており、プロジェクト管理業務の効率化や見える化を実現することが期待されました。また、経理や勤怠システムとの連携により、二重入力の回避やコストの評価を数値化して行うことが可能となりました。
導入後の効果
「OBPM Neo」の導入により、プロジェクト管理の効果が実感されました。管理対象のプロジェクト登録が定着し、早期に問題を発見することができるようになりました。アラート機能により、小規模プロジェクトも漏れなく報告され、見逃すことなくチェックできるようになりました。品質保証室での管理工数は以前の半分に削減されました。また、ツール導入により、プロジェクトの見える化が実現し、問題プロジェクトの撲滅にも繋がりました。これにより、プロジェクトの状況判断が早期に行えるようになり、今後の運用の定着が期待されます。
導入した製品:OBPM Neo
OBPM Neoの製品情報はこちら→https://digi-mado.jp/products/17168/
OBPM Neoの事例一覧はこちら→https://digi-mado.jp/case/?prd_id[]=17168
導入事例4:ZOOM
(導入製品:Asana)
Zoom は Asana を利用することで、年間 133 週分の労働時間を短縮しています
業種 | 企業規模 |
---|---|
IT・情報通信 | 1,001名以上 |
導入前の課題
Zoom社では、技術チームと非技術チームの連携に課題がありました。エンジニアリングチームはJiraを使用してタスクを管理しており、マーケティングチームへの報告が手作業で必要でした。マーケティングチームはキャンペーンやリクエストの管理にAsanaを使用していましたが、チーム間の連携が不十分でした。また、ビジネスサービスとITチームは大規模なプログラムやシステム変更の際に効果的なチェンジマネジメントツールが必要でした。さらに、セキュリティチームはプロジェクトのリアルタイムな更新とステータスの共有に課題を抱えていました。
改善の施策
Asanaの導入により、これらの課題に対処するための改善策が実施されました。エンジニアリングチームとビジネスチームの連携は、JiraとAsanaの連携によって強化されました。マーケティングチームはAsanaを活用してキャンペーンやリクエストの管理を効率化しました。ビジネスサービスとITチームはAsanaを使用してグローバルなプログラムや変更の管理を容易にし、チェンジマネジメントを改善しました。セキュリティチームはAsanaを活用してプロジェクトの整理とステータス共有を強化し、大規模な技術的実装やロールアウトに対応しました。
導入後の効果
Asanaの導入により、効果的なプロジェクト管理が実現されました。プロジェクトの概要を見ることで、目標やスコープ、時間、コストに関する情報が一元化され、情報の共有や報告にかかる時間が削減されました。ポートフォリオ機能により、プロジェクトのグループ化と作業量の明確化が可能となり、マネージャーはステータスを簡単に確認できるようになりました。また、Asanaと他のツールの連携により、ワークフローの自動化やファイルの結びつけが容易になりました。フォーム機能の活用により、リクエストの一元化と効率化が図られました。
導入した製品:Asana
Asanaの製品情報はこちら→https://digi-mado.jp/products/17097/
Asanaの事例一覧はこちら→ https://digi-mado.jp/case/?prd_id[]=17097
導入事例5:コニカミノルタジャパン株式会社
(導入製品:Backlog)
コニカミノルタジャパンはBacklogでメールコミュニケーションを50%削減し、プロジェクトマネージャーの業務負荷をどう軽減したのか?
※出典:コニカミノルタジャパンはBacklogでメールコミュニケーションを50%削減し、プロジェクトマネージャーの業務負荷をどう軽減したのか? | 株式会社ヌーラボ(Nulab inc.)
業種 | 企業規模 |
---|---|
製造 | 301名-1,000名 |
導入前の課題
過去のプロジェクトでは、メールベースのプロジェクト管理が行われ、タスクの起票漏れや非効率なプロジェクト運営が課題となっていました。タスク管理にはエクセルを使用し、タスクの漏れや作業の進捗管理に問題がありました。また、情報の引継ぎが困難であり、プロジェクトチームの解散後に情報を再利用することが困難でした。
改善の施策
Backlogの導入により、プロジェクトマネジメントの効率化が図られました。プロジェクト内の課題や情報を集約し、エクセルの課題管理表を置き換えました。Backlogの機能を活用することで、残課題や期限切れ課題が一目で把握でき、アラートメールも受け取れるようになりました。さらに、タスクの可視化や作業負荷の調整が容易になりました。また、情報の引継ぎも改善され、会話や対応履歴が残るため事業の継続性が高まりました。導入にあたり、使用ルールを明文化し、全プロジェクトで共通の基準を確立しました。
導入後の効果
Backlogの導入により、プロジェクトマネジメントにおける課題管理の効率化が実現しました。エクセルからの移行により、課題の可視化や期限切れ課題の把握が容易になり、報告資料の作成時間も大幅に短縮されました。プロジェクト全体の進捗も一目で確認でき、遅延した課題に対するアクションも迅速に行えるようになりました。また、情報の引継ぎもスムーズに行えるようになり、メールに依存することなく情報の共有と継続性を確保できるようになりました。
導入した製品:Backlog
Backlogの製品情報はこちら→https://digi-mado.jp/products/16450/
Backlogの事例一覧はこちら→ https://digi-mado.jp/case/?prd_id[]=16450
導入事例6:株式会社ビズ・クリエイション(導入製品:Jooto)
タスク管理の効率化で提供するツールの売上が大幅アップ、社内のフォロー体制も強化
業種 | 企業規模 |
---|---|
IT・情報通信 | 6名-20名 |
導入前の課題
以前は他社のタスク管理ツールを利用していましたが、定着せず、案件管理とコミュニケーションが難しくなっていました。メンバーの案件詳細把握や必要な情報の流れに課題があり、ミーティングにも時間的コストがかかっていました。
改善の施策
Jootoを導入することになり、その決め手は「Chatwork」との連携機能でした。Jootoを使い始めて効果を実感し、タスク管理を一元化し、必要な情報を見える化することでミスを防ぐことができるようになりました。
導入後の効果
Jootoの導入により、タスク管理意識が高まり、業務上の助け合いが生まれました。特に広告事業部では作業の進め方が構造的になり、売り上げ増加につながりました。Jootoのシンプルな機能、チェックリスト機能の活用、ファイル管理への利用などが便利で役立ちました。
導入した製品:Jooto
Jootoの製品情報はこちら→ https://digi-mado.jp/products/16448/
Jootoの事例一覧はこちら→ https://digi-mado.jp/case/?prd_id[]=16448
導入事例7:メディカルローグ株式会社
(導入製品:Stock)
「驚くほどシンプルで、これ以上なく使い易いツールです」
業種 | 企業規模 |
---|---|
医療・化学 | 6名-20名 |
導入前の課題
従来の業務では、チャットツールを主に使用していましたが、必要な情報が散逸してしまい、効率的な情報管理に課題がありました。他のツールを試した結果、複雑さに困り果てました。
改善の施策
そこでStockを導入しました。Stockは非常にシンプルで使いやすく、メンバー全員が迷うことなく使いこなせました。情報を一元化し、ストレスなく情報管理できることが改善の施策となりました。
導入後の効果
Stockの導入により、情報の一元化が実現され、社内の情報管理が劇的に改善されました。フォルダを軸に情報整理できるため、直感的に情報を探すことができます。また、大容量ファイルのアップロードや高速なファイル転送も可能であり、業務効率が格段に向上しました。特にタスク管理機能は頻繁に活用されており、ノートに記載した内容からワンクリックでタスクを設定できるため、手軽なタスク管理が実現されました。
導入した製品:Stock
Stockの製品情報はこちら→https://digi-mado.jp/products/16447/
Stockの事例一覧はこちら→ https://digi-mado.jp/case/?prd_id[]=16447
プロジェクト管理ツール22製品の比較一覧
製品のおすすめポイント
- 建設業界の施工管理業務を一元化!クラウドで楽々管理
- 現場関係者全員に素早く連絡できる、チャット機能付き
- 電子黒板と写真添付機能で、写真撮影から台帳作成を一元管理
- 現場カレンダーで手配と情報共有を一気に効率化
製品のおすすめポイント
- 直感的に理解しやすいモバイルタスク管理機能
- プロジェクトの可視化による業務の効率化が可能
- プロジェクトの問題解決をオンラインで一元的に行える
製品のおすすめポイント
- 豊富な標準機能から必要な機能を選択して利用可能
- 上場企業も安心、内部統制を強化する機能が充実
- 会計システムと連携可能により、煩雑な連携作業は不要
製品のおすすめポイント
- ITの専門家がシステム開発会社のために開発
- 認証を取得済み、品質・情報セキュリティに関するマネジメントシステムの構築
- スキル管理、アサイン管理業務における課題を解決します
製品のおすすめポイント
- 5つのビューでプロジェクトを多角的に把握し、個々のタスクも明確に
- 議事録やフィードバックをログとして保存するので、振り返りも容易に
- プロジェクトメンバーの入れ替えも、適切に管理
製品のおすすめポイント
- 広告業界に特化!難しい案件管理がしやすい
- 上場企業でも安心!内部統制の強化機能が充実
- 導入と運用サポートでシステムに自信がない方でも安心
製品のおすすめポイント
- 工数管理が簡単!見やすい画面と直感的な操作で誰でも管理できる
- プロジェクト管理で進捗から損益まで幅ひろく状況確認可能
- 脱表計算&脱自社システム 入力・管理の手間を削減
製品のおすすめポイント
- 複数の案件管理も一目で簡単に!一元管理で無駄な手間がない
- 自動化機能を搭載!常に最新の状態で工数の大幅削減に
- 外部連携可能で利用しているサービスを統一管理できる
製品のおすすめポイント
- ドキュメント管理に特化!関係者とのチャット機能つき
- Salesforceのサービスが使える!ネットワークに強い
- QuipVPCの利用でセキュリティが万全!サポートもあり安心体制
製品のおすすめポイント
- 多人数のプロジェクト管理におすすめ!見やすいガントチャート
- 通信の暗号化とIP制限でセキュリティも万全
- プロジェクト管理だけでなく、課題管理も共有できる
製品のおすすめポイント
- 管理者は、社員の状況・業務改善ポイントを把握し、チーム力強化
- 社員は、自動収集・分析されたデータで合理的なセルフマネジメントが可能に
- 各指数の表示で、様々な角度から業務の可視化が可能に
製品のおすすめポイント
- プロジェクトや作業者の予定を瞬時に把握することが可能
- 予定と実績のギャップをすぐに把握し、運営に生かせる
- 業務コストを見える化し、分析が可能になる
製品のおすすめポイント
- 非効率的な管理をなくし、プロジェクトの失敗を無くすことができる
- 組織的、総合的なプロジェクト管理を行い、合理化を進める
- OBPM Neoでプロジェクトを見える化し、標準化も進める
製品のおすすめポイント
- かゆい所に手が届く実践的な機能が搭載されている
- チャット機能によりチーム間、他部署との連携を可能に
- 案件ごとにチャット可能、タイムラインを視覚的に管理できる
製品のおすすめポイント
- プロジェクトを手間をかけず予定通りに進めることが可能に
- ビジネスインテリジェンスビジョンを共有し生産性を向上する
- 自動化機能により社員のイノベーション力を向上し、活用できる
製品のおすすめポイント
- 達成率の表示やタスク同士のリンクができる
- 4つのユーザーモードを設定して、情報共有をスムーズに
- Excelやcsvファイルにも対応可能し汎用性が高い
製品のおすすめポイント
- チームの連携を支援し、仕事を整理することができる
- ルーチン作業を自動化し、クリエイティブな作業に注力できる
- 1つのプラットフォームで200を超えるアプリと連携可能
製品のおすすめポイント
- オープンソースなので自由に誰でも利用可能
- プロジェクト管理や業務を一元管理し、チームで共有可能
- ソースが公開されており、業務にあわせてカスタマイズ可能
製品のおすすめポイント
- ワークフローを選択、それぞれのチームにあったものにカスタマイズ可能
- 既存のツールと連携し、ワークフローを改善できる
- SAML SSO、2 段階認証などを使用した高いセキュリティ性
製品のおすすめポイント
- シンプルなデザインによりコラボレーションを促進
- プロジェクト管理に必要な機能がオールインワンされている
- androidやスマートフォンでも利用可能、いつでも管理できる
製品のおすすめポイント
- 複数部門のタスクをまとめてスムーズに進行できる
- ガントチャートやカンバン表示をフル活用し全体像を把握
- 高いセキュリティ性により、利用者の情報を強固に守る
製品のおすすめポイント
- 4人まで無料で利用可能でありながら、充実したサポート体制
- スマホでのタスク管理にも対応、リアルタイムで確認
- タスク管理を4つの方法で可能、一目でわかりやすい
製品のおすすめポイント
- チームの情報をストックし、情報を流さない
- チームのタスクを誰でも手軽に管理できるようになる
- メンバー間でのメッセージのやり取りが可能に
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