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【AI活用】Loglass 経営管理の機能・料金・事例|経営管理の高度化を実現【2025年最新版】

「経営管理システム」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

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予実管理システム
初期費用 要相談
月額費用 要相談
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ヨジツティクスの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
経営管理の負担を解決
初期費用 要相談
利用料金 要相談
12ヶ月
kpiee(ケーピー)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
1,200社超の支援実績
料金 要相談
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クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
脱エクセルの予実管理
ビジネスプラン Business Plan 要相談
備考
初期費用 + 月額利用料(3ユーザー)
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経営データを一元管理
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1年間~
Loglass 経営管理の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
トライアル 0円
備考
本プランは30日間利用できる無料トライアルで、期間終了後も自動的に課金されない安心設計です。最大5つの金融機関を連携でき、データ更新は1日2回まで対応しています。また、キャッシュフロー表の利用が可能で、基本的な資金管理を体験できます。一方で、資金繰り表への入出金予定追加やAIによる自動タグ付けは利用できず、タグ付けは手動対応のみとなります。初めての利用に最適な試用プランです。
LITEプラン 2,484円/月、29,800円/年
備考
このプランでは、最大5つまでの金融機関を連携でき、データ更新は1日2回まで行えます。キャッシュフロー表の利用も可能で、日々の資金状況を把握しやすい点が特長です。一方で、月次・日次の資金繰り表に入出金予定を追加する機能は利用できず、取引へのタグ付けも自動ではなく手動のみ対応となっています。そのため、基本的な経営管理には十分対応しつつも、予測機能や自動化の面では制限があるプランです。
STANDARDプラン 2,075円/月、24,900円/年
備考
このプランでは、最大50の金融機関を連携でき、データ更新は1日4回まで可能です。キャッシュフロー表や月次・日次の資金繰り表が利用できるため、将来の収支予測を含めた資金管理が行いやすくなっています。さらに、AIによる自動タグ付け機能により取引明細の分類が効率化され、手作業による負担を大幅に軽減できます。幅広い金融データを統合管理し、より精度の高い経営判断を支援するプランです。
1カ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
・環境設定
・マスタ登録
・ユーザー教育 など
月額利用料 65,000円(税抜) / 5ユーザー~(初年度のみ年間契約)
備考
※月額利用料にはサポート対応費用、バージョンアップ費用を含みます
※月額利用料は利用ユーザー数に応じて変動します
※別途、下記の初期費用が発生します
※外部システム連携費用は別途必要になります
※最低利用期間は12カ月です
12か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
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クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
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クラウド型ソフト 
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フリー 0円
備考
お試しでbixidを触りたい方向けのプランです。
スタンダード 6,000円/月額
備考
月次状況の把握と将来予測したい方向けのプランです。
プランニング 15,000円/月額
備考
経営計画と予算管理をしたい方向けのプランです。
プロフェッショナル 30,000円/月額
備考
経営計画と部門管理をしたい方向けのプランです。
制限なし
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standard 0円
備考
3ユーザーまでご利用いただけます。
Q&Aをご利用いただけます
cloud エンタープライズ 要相談
cloud エンタープライズノンストップ 要相談
cloud エクストリーム 要相談
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クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
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クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
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価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

目次

この記事では、クラウド経営管理システムLoglass 経営管理」を徹底解説します。Excel集計を自動化する5つの主要機能(収集、統合、管理、分析、報告)や、富士フイルム、カバー株式会社などの最新導入事例を具体的に紹介。さらに、料金が「個別見積もり」である理由、競合SaaS 3製品との違いも比較します。導入前に必ず確認すべき4つの留意点(オプション機能、API連携範囲、返金規約、導入期間平均3か月)まで、公式情報に基づき網羅的に解説します。

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1. Loglass 経営管理とは?集計作業を高速化するクラウドシステム

Loglass 経営管理」は、「株式会社ログラス」が提供するクラウド型の経営管理システム。Excelや会計ソフトに散在する予算・見込・実績・KPIを一元化し、意思決定を速めます

経営企画・FP&Aの実務を支える中核ツール

予算策定から予実管理、着地見込みの更新、経営レポーティングまで、経営管理業務のプロセス全体をデジタル化します。

特に、FP&A(Financial Planning & Analysis:経営企画・財務分析)と呼ばれる、財務データに基づいた分析・予測・戦略立案を行う部門の業務効率を劇的に改善することに特化しています。

多くの企業では、これらの業務がExcelを中心とした手作業で行われており、データの収集・転記・集計作業に膨大な時間が費やされています。Loglass 経営管理」は、このアナログなプロセスを自動化・システム化することで、担当者が集計作業ではなく「分析」という本来の付加価値の高い業務に集中できる環境を提供します。

主なプロセス Loglass 経営管理」による主な効率化
予算策定 Excel・スプレッドシートの収集・統合を自動化
実績収集 会計/KPIデータをAPIまたはローデータで取り込み
予実管理 予算・実績・見込の比較、配賦、差異のドリルダウン
レポート 資料・ダッシュボード(※オプション)を自動更新

開発元「株式会社ログラス」はどんな会社?

株式会社ログラス」は、2019年に設立された日本のSaaS(Software as a Service)企業です。経営管理領域に特化したクラウドサービスの開発・販売を行っています。

loglass
出典 – 次世代型経営管理クラウド「Loglass」運営の株式会社ログラス、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格認証(ISMS認証)を取得 | 株式会社ログラス

企業情報を扱うシステムとして、セキュリティ体制にも力を入れています。情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格である「ISMS(ISO/IEC 27001 / JIS Q 27001)取得」を2021年5月に発表しており、公式サイトでは認証番号「IA210056」を明記するなど、信頼性の高いデータ管理体制を構築しています。

【最新動向】なぜ注目される? AIによる経営管理の「高度化」

loglass
出典 – ログラス、「Loglass AI Agents」構想を発表。〜企業の戦略的意思決定を支援するAIエージェントを、コーポレートファイナンス領域へ提供〜 | 株式会社ログラス

Loglass 経営管理」が注目される理由は、単なる業務効率化に留まらず、AIを活用した経営管理の「高度化」に積極的に取り組んでいる点にあります。

AIによる経営管理の高度化構想

Loglassは、経営企画や財務分析(FP&A)の業務プロセス自体をAIで支援する構想を打ち出しています。

  • 「Loglass AI Agents 構想」の発表
    「 社内外のデータを統合・分析する「AIエージェント群」の開発ロードマップを公開しました。
  • 「MIXIとの共同プロジェクト」開始
    上記構想に基づき、「AIレポートビルダー」や「FP&A AI エージェント」といった具体的な機能の実装をMIXI社と共同で推進しています。

製品機能へのAI実装

これらの構想はすでに製品機能にも反映されており、「レポーティング」機能には「生成AIによる報告資料の自動作成」機能が搭載されています。

このように、先進技術をいち早く取り入れ、経営の迅速な意思決定を支援する姿勢が、変化の激しい現代において多くの企業から支持されています。

2. Excel管理の限界を超える「Loglass 経営管理」5つの主要機能

Loglass 経営管理」は、従来のExcel運用で発生しがちな「集計」「突合」「バージョン管理」といった、時間のかかる手作業の課題を解決するために設計された5つの主要機能を備えています。

多くの企業が直面しているExcelベースの経営管理の課題と、それに対する「Loglass 経営管理」の解決策を以下の表にまとめます。

Excelでの主な課題 Loglass 経営管理」による解決機能
各部門からのファイル収集と転記作業  Excel/スプレッドシート連携による自動収集・統合
会計データやKPIの手動インポートと突合エラー  会計システムAPI連携やローデータ取込による自動化
複雑な配賦ロジックのExcel関数エラーと属人化 システム化された配賦ルールとドリルダウン機能
ピボットテーブルでは困難な多角的な分析  柔軟な管理会計P/L切替や多軸分析機能
会議のたびに発生するレポートの手作業更新  リアルタイムダッシュボード(オプション)とAIレポート

この表が示すように、「Loglass 経営管理」は経営企画部門が「作業」から解放され、本来の「分析」業務に注力できるよう支援します。

【収集】Excel・スプレッドシートをそのまま活用

Loglass 経営管理」の大きな特徴の一つが、現場の業務フローを大きく変えずにシステム化できる点です。多くの企業では、各事業部が独自のExcelフォーマットで予算を策定しています。「Loglass 経営管理」は、これらの現場が使い慣れたExcelや「Google スプレッドシート」のフォーマットをそのまま利用して、予算データを収集し、自動で統合します。

予算策定プロセスの透明性・正確性の向上

「予算データの管理」機能には、予算策定プロセスの透明性と正確性を高めるための重要な機能が組み込まれています。

  • バージョン履歴の保存:
    提出された予算の全バージョン履歴を自動で保存します。
  • 差分ハイライト表示:
    前回のバージョンとの変更点を自動で検出し、ハイライト表示することで、変更内容を正確かつ迅速に確認できます。

【統合】会計システム・KPIデータを自動で取り込み(見込・実績収集)

loglass
出典 – 見込・実績の収集・統合|Loglass|クラウド経営管理システム

経営管理の精度を高めるには、実績データの迅速かつ正確な収集が不可欠です。

Loglass 経営管理」は、「見込・実績の収集・統合」機能により、社内に点在するデータを一元化します。特に、主要な会計システムとはAPI(Application Programming Interface:システム間でデータを連携する仕組み)による自動連携に対応しています。

公式には、freee会計勘定奉行クラウドとのAPI連携が発表されており、これらのシステムから大容量の仕訳データを高速で自動取得できます。

loglass
出典 – クラウド経営管理システム「Loglass」と「freee会計」がAPI連携を開始 | 株式会社ログラス

また、会計データ(財務情報)だけでなく、人員数、受注件数、店舗面積といったKPI(重要業績評価指標)などの非財務情報も、CSVなどのローデータのまま柔軟に取り込むことが可能です。これにより、財務と非財務のデータを掛け合わせた、より精度の高い経営分析が実現します。

【管理】複雑な配賦や仕訳ドリルダウンに対応(予実管理)

予算と実績の数値をただ比較するだけでは、経営判断には不十分です。「なぜ差異が発生したのか」を深掘りできて初めて、次のアクションにつながります。Loglass 経営管理」の「予実管理」機能は、この「なぜ」を突き止めるための強力な武器を備えています。

  • 多段階配賦への対応
    課題解決: Excelの複雑な関数や手作業によるミスを防止します。
    機能概要: 本社共通費や間接部門費などを各事業部や製品へ割り振る多段階にわたる複雑な配賦ルールをシステム上で設定・実行できます。
  • ドリルダウン機能
    目的: 予算と実績の異の根本原因を特定します。
    機能概要: 「売上高が予算比10%未達」などの結果が出た場合、部門別、製品別といった集計レベルから、最終的に個別の「仕訳・摘要」レベルまで遡ってデータを深掘り(ドリルダウン)できます。
  • コメント収集
    目的: 数値の差異と定性的な要因をセットで把握します。
    機能概要: 数値の差異に対して、「新製品のリリース遅延のため」といった定性情報(理由)をシステム上で収集・管理できます。

【分析】事業別・製品別など柔軟な「多軸分析」

loglass
出典 – 多軸分析|Loglass|クラウド経営管理システム

企業が成長し、事業が多角化するほど、経営データも複雑になります。

多軸分析」機能は、収集・統合したデータを、経営陣や事業責任者が見たい切り口で瞬時に集計・分析する機能です。従来のExcelのピボットテーブルでは対応が難しかった、柔軟なデータ分析を実現します。

  • クロス集計:
    「事業部別 × 製品カテゴリ別」や「地域別 × 取引先別」など、複数の軸を自由に組み合わせてデータを集計できます。
  • P/Lのワンクリック切替:
    制度会計(財務会計)のP/L(損益計算書)と、経営判断のために組み替えた管理会計用のP/Lを、ワンクリックで切り替えて表示できます。
  • 科目の並べ替え:
    分析の目的に応じて、勘定科目の表示順をドラッグ&ドロップで簡単に入れ替えることも可能です。

これらの機能により、組織変更や新しい分析軸の追加にも迅速に対応でき、経営のスピードを落としません。

【報告】AIによるレポート自動作成とダッシュボード(※オプション)

loglass
出典 – レポーティング|Loglass|クラウド経営管理システム

分析した結果は、最終的に経営会議などでの「報告」に結びつきます。「Loglass 経営管理」は、このレポーティング業務も効率化します。

レポーティング」機能の最大の特徴は、最新技術の活用です。

  • ダッシュボード機能(オプション):
    最新の財務データやKPIを、グラフなどで視覚的に表示するダッシュボード機能も提供されています。ただし、このダッシュボード機能は「オプション」であると公式サイトに明記されています。標準機能で要件を満たせるか、あるいはオプション追加が必要かは、導入前に確認すべき重要なポイントです。
  • 生成AIによるレポート自動作成:
    2025年の最新動向として、生成AIが分析結果や報告資料を自動で作成する機能が搭載されています。これにより、経営企画担当者が毎回手作業でパワーポイント資料を作成していた工数を大幅に削減できる可能性があります。

3. Loglass導入で得られるメリットと具体的な導入事例

Loglass 経営管理」を導入することで、単なる工数削減以上の、経営の質そのものを向上させる効果が期待できます。実際に導入事例として公式サイトで紹介されている、大規模・上場企業の具体的な声(経験)を見てみましょう。

メリット1:圧倒的な工数削減(集計作業の自動化)

導入企業が実感する最も直接的な効果は、集計工数の圧倒的な削減です。

従来の課題(Excel管理)

従来のExcel管理では、月次・四半期の締め作業のたびに、各拠点や事業部からExcelファイルを手作業で収集していました。その後、一つのマスターファイルへの転記、集計、エラーチェックといった煩雑な作業が発生し、これらのプロセスに数日を要することも珍しくありませんでした。

Loglassによる解決

Loglass 経営管理」を導入することで、データ収集・統合機能により、これらの集計プロセスがほぼ自動化されます。公式サイトでも「数日かかった集計作業が数分・数秒へ」と大幅に短縮されることが紹介されており、結果として、経営企画部門は単純な集計作業から解放され、より付加価値の高い業務に集中できるようになります。

メリット2:「分析時間」の創出と経営判断の迅速化

工数削減によって生まれた時間は、そのまま「分析時間」に変わります。これが導入による本質的なメリットです。

従来の課題(集計作業の圧迫)

従従来の課題として、経営企画部門が集計作業に追われていると、経営会議の資料が「数値の羅列」になりがちで、深い洞察を加える時間が取れないという問題がありました。

Loglassによる解決

Loglass 経営管理」の導入により、集計作業が瞬時に終わるため、経営企画担当者は本来行うべき分析業務に時間を使うことができます。この分析の質の向上が、経営陣によるより正確で迅速な意思決定を可能にします。

導入事例:富士フイルムビジネスエキスパート株式会社

logless
出典 – 属人化していた表計算ソフトによる経営管理を仕組み化し、 部門別・セグメント別分析を柔軟に行える経営管理体制へ|Loglass|クラウド経営管理システム

富士フイルムグループの中核企業である「富士フイルムビジネスイノベーション株式会社」は、「Loglass 経営管理」を導入した代表的な事例の一つです。

同社では、グループ各社と連携し、部門別・セグメント別の分析体制を強化の管理会計基盤がExcelなどで個別に管理されており、データの収集・集計プロセスの標準化と効率化が大きな課題でした。

そこで「Loglass 経営管理」を導入し、属人化していた管理会計基盤をクラウド上で統一。これにより、グループ全体の経営データを一元的に把握できるようになり、月次報告の早期化を実現しています。

導入事例:カバー株式会社

logless
出典 -急拡大企業における管理会計の高度化、予実管理の民主化をLoglass 経営管理・Loglass サクセスパートナーが支援。|Loglass|クラウド経営管理システム

「ホロライブプロダクション」などを運営し、急成長を続ける「カバー株式会社」も、「Loglass 経営管理」を導入しています。

急激な事業拡大と組織の変化に伴い、従来のExcelベースの管理では、精緻な予実管理や迅速な経営判断が困難になっていました。

同社は、「Loglass 経営管理」を導入することで、管理会計の高度化と「予実管理の民主化」を実現。導入の決め手として、機能面だけでなく、株式会社ログラスによる手厚い伴走支援も高く評価されています。

以下の表は、本セクションで紹介した導入事例の概要です。

導入企業名 企業規模(従業員数) 導入前の主な課題 導入による主な効果
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 約36,000名(連結) グループ各社と連携し、部門別・セグメント別の分析体制を強化の管理会計基盤がExcel等でバラバラだった グループ全体の管理会計基盤を統一し、月次報告を早期化
カバー株式会社 301〜1,000名(公式事例より) 急拡大する組織で、Excelベースの予実管理が限界だった 管理会計の高度化と、現場部門でのデータ活用(民主化)を実現

これらの事例から、「Loglass 経営管理」は、特に「複数拠点・グループ会社を持つ」「事業が急成長している」といった、複雑性や変化のスピードが求められる企業の経営管理において、強力な武器となることがわかります。

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経営管理システムの導入事例8選|導入前の課題や導入後の効果を紹介【__current_year__年最新版】

4. Loglass 経営 管理の料金プランは「個別見積もり型」

導入を検討する上で最も重要な要素の一つである料金体系ですが、Loglass 経営 管理は公式サイト上で価格表を公開していません。これは、企業向けSaaS、特に企業の根幹業務である経営管理システムにおいて多く見られる価格設定ポリシーです。

料金は「個別見積もり型」のみ

Loglass 経営管理」の料金は、画一的なプラン(例:スタンダードプラン月額〇〇円)ではなく、導入する企業の状況に応じて決定される「個別契約型」となっています。

具体的には、以下のような要素に基づいて見積金額が算出されると想定されます。

  • 企業の規模(従業員数や事業部数)
  • 利用する機能の範囲(例:オプションのダッシュボード機能の有無)
  • 利用するアカウント数(ID数)
  • 必要な導入支援やカスタマーサクセスのレベル

このように、料金は企業の個別の要件(要件定義)によって変動するため、公式サイト上での価格提示が困難なのです

具体的な費用は「無料製品デモ」での相談が必須

Loglass 経営管理」の公式サイトに用意されている「無料製品デモ」や「お問い合わせ」フォームから、見積もりを依頼することです。

単に金額を聞くだけでなく、無料デモの場で「自社が使っている〇〇という会計ソフトと連携できるか?」「当社独自の複雑な配賦ルールをシステムで再現できるか?」といった具体的な管理会計要件を相談し、その要件を実現する場合の見積もりとして提示してもらうのが最も確実な方法です。

ステップ アクション 目的・確認すべきこと
Step 1 自社の要件整理 利用したい機能(ダッシュボードは必要か?)、連携したいシステム(会計ソフト名)、利用想定ID数などを洗い出す
Step 2 公式サイトからコンタクト 「無料製品デモ」または「資料請求・お問い合わせ」を申し込む
Step 3 ベンダーとの面談・デモ Step 1で整理した要件を提示し、Loglass 経営 管理で実現可能かを確認する
Step 4 見積書の受領 自社の要件に基づいた正式な見積金額(初期費用、月額費用、オプション費用など)を入手する

5. 導入前に確認必須!「Loglass 経営管理」の3つの留意点

Loglass 経営管理」は高機能なシステムですが、導入を決める前に、契約面や機能範囲について確認しておくべき実務的な留意点が3つあります。これらは導入後のミスマッチを防ぐために非常に重要です。

留意点1:ダッシュボード機能は「オプション」扱い

まず、経営状況をグラフなどで視覚化する「ダッシュボード機能」は、標準機能ではなく「オプション」扱いである点です。

Loglass 経営管理」の製品ページにも、ダッシュボードはオプション機能である旨が明記されています。経営会議でのレポーティング(報告)において、リアルタイムなグラフ表示やBIツールのような可視化を必須要件としている企業は注意が必要です。

留意点2:公開されているAPI連携の範囲

次に、システム連携の範囲です。実績データを自動で取り込む「API連携」は、業務効率化の核となります。公式にAPI連携が発表されている主要な会計システムは、勘定奉行クラウドfreee会計です。

これら以外の会計システムや、独自の販売管理システムなどからデータを連携する場合は、CSVファイルなどを介した「ローデータ取り込み」での対応が基本となります。もし、自社が利用中の基幹システムとのAPIによる自動連携を必須要件とする場合は、「Loglass 経営管理」が対応可能かどうか、個別に確認が必要です。

留意点3:導入には平均「約3か月」の期間が必要

loglass
出典 – サポート|Loglass|クラウド経営管理システム

最後に、導入スケジュールです。「Loglass 経営管理」は、契約してすぐに使えるわけではなく、自社の業務に合わせた設定やトレーニングの期間が必要です。サポートページ」によると、平均的な導入期間の目安は「約3か月」とされています。

具体的な導入フローは以下の通りです。

  1. キックオフ(導入プロジェクトの開始)
  2. トレーニング(操作方法や設定方法の学習)
  3. 業務移行(実際のデータを用いた設定・検証)
  4. レビュー(移行後の課題の洗い出し)
  5. 改善&運用(本格稼働と継続的な改善)

導入を決定してから本格稼働するまでには、社内の経営企画部門や情報システム部門のリソースを確保する必要があります。導入したい時期から逆算して、余裕を持ったスケジュールを計画することが成功の鍵となります。

導入検討時に確認すべき留意点

確認カテゴリ 担当部門(推奨) 確認すべき主な項目(チェックリスト)
機能要件 経営企画・財務 ダッシュボード機能は必須か? オプション追加の場合の費用は?
システム連携 情報システム・経営企画 利用中の会計ソフトは何か? API連携は必須か、ローデータ取込で十分か?
契約条件 法務・経理 契約期間の単位(例:1年)は? 途中解約時の返金不可(利用規約第6条)を把握しているか?
導入体制 経営企画・情シス 導入(約3か月目安)に必要な社内リソース(人員)を確保できるか?

これらの項目を事前に確認し、社内での合意形成やベンダーとの認識合わせを行うことが、「Loglass 経営管理」の導入を成功させるために不可欠です。

6. 「Loglass 経営管理」がおすすめな企業・比較したい競合SaaS

これまでの機能や事例を踏まえ、「Loglass 経営管理」はどのような企業に最適なのでしょうか。また、導入検討時にはどのような競合製品と比較すべきか、その「使い分け」のポイントを解説します。

Loglassの導入が特におすすめな企業

Loglass 経営管理」の特性から、特に以下のような課題を持つ企業に強くおすすめできます。

  • Excel管理の限界を感じている企業
    煩雑なバージョン管理に疲弊し、手作業によるミスや工数増大に悩んでいる企業。
  • 組織構造が複雑または変化が激しい企業
    事業部や拠点が複数ある、あるいは急成長中で、複数の組織・事業からのデータ集約・管理が複雑化している企業。
    ・M&Aや組織変更が頻繁に発生し、組織図の変更や勘定科目の追加・変更といったマスタ管理にExcelが追いつかない企業。
  • 多角的な分析を求める企業
    売上や費用などの会計データ(財務データ)に加え、人員数、受注件数などのKPI(非財務データ)も統合し、多角的に経営状況を分析したい企業。

比較検討したい「経営管理(FP&A)システム」

経営管理の高度化を目指すSaaSは、「Loglass 経営管理」のほかにも国内外に有力な製品が存在します。自社の要件(特にグローバル対応や、計画業務の範囲)に応じて、これらの製品と比較検討することが重要です。

製品名 開発元 特徴と使い分け(強み)
Loglass 経営管理 日本 (ログラス) Excel連携と国内の複雑な要件(配賦・組織変更)に強み。手厚い国産サポート。
Workday Adaptive Planning 米国 (Workday) グローバル標準。特に財務計画と人員計画(人事)の連携に強み。
Anaplan (アプラン) 米国 (Anaplan) 経営管理+SCM・営業など全部門を連携させる「コネクテッドプランニング」。
Sactona (サクトナ) 日本 (アウトルック) Excelの操作感を徹底追求した国産システム。要件に応じた高いカスタマイズ性

このように、「Loglass 経営管理」は「国内企業の複雑な管理会計」と「現場の使いやすさ」「導入・運用のサポート」のバランスに優れた製品と言えます。一方で、要件がよりグローバル・大規模であったり、SCMなど他領域との連携を最優先する場合は、海外SaaSも比較対象となってくるでしょう。

7.【まとめ】まずは無料デモで自社の要件に合うか確認

Loglass 経営管理」は、複雑化する経営管理において、Excel集計からの脱却と分析業務へのシフトを実現する強力なクラウドシステムです。特に、複数事業を持つ企業や、急成長を続ける企業において、集計作業の劇的な効率化と経営判断の迅速化に貢献します。

Loglassの主要な提供価値

カテゴリ 提供価値(解決する課題)
効率化 収集〜報告の5機能で、Excel集計作業を自動化し、工数を数日→数秒へ短縮。
高度化 多軸分析複雑な配賦に対応。AIを活用したレポート自動作成で分析を高度化。
実績 富士フイルムカバー株式会社など、複雑性・成長スピードが求められる企業での導入実績多数。

次のステップ:まずは「無料デモ」で自社の要件を具体的に確認

まずは公式サイトから「無料製品デモ」を申し込み、自社の課題、必須の機能、そして独自の配賦ロジックといった具体的な要件が Loglass でどこまでフィットするかを、ベンダーに直接相談することから始めましょう。

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経営データを一元管理
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1年間~
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クラウド型ソフト 
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初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
トライアル 0円
備考
本プランは30日間利用できる無料トライアルで、期間終了後も自動的に課金されない安心設計です。最大5つの金融機関を連携でき、データ更新は1日2回まで対応しています。また、キャッシュフロー表の利用が可能で、基本的な資金管理を体験できます。一方で、資金繰り表への入出金予定追加やAIによる自動タグ付けは利用できず、タグ付けは手動対応のみとなります。初めての利用に最適な試用プランです。
LITEプラン 2,484円/月、29,800円/年
備考
このプランでは、最大5つまでの金融機関を連携でき、データ更新は1日2回まで行えます。キャッシュフロー表の利用も可能で、日々の資金状況を把握しやすい点が特長です。一方で、月次・日次の資金繰り表に入出金予定を追加する機能は利用できず、取引へのタグ付けも自動ではなく手動のみ対応となっています。そのため、基本的な経営管理には十分対応しつつも、予測機能や自動化の面では制限があるプランです。
STANDARDプラン 2,075円/月、24,900円/年
備考
このプランでは、最大50の金融機関を連携でき、データ更新は1日4回まで可能です。キャッシュフロー表や月次・日次の資金繰り表が利用できるため、将来の収支予測を含めた資金管理が行いやすくなっています。さらに、AIによる自動タグ付け機能により取引明細の分類が効率化され、手作業による負担を大幅に軽減できます。幅広い金融データを統合管理し、より精度の高い経営判断を支援するプランです。
1カ月
クラウド型ソフト 
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備考
・環境設定
・マスタ登録
・ユーザー教育 など
月額利用料 65,000円(税抜) / 5ユーザー~(初年度のみ年間契約)
備考
※月額利用料にはサポート対応費用、バージョンアップ費用を含みます
※月額利用料は利用ユーザー数に応じて変動します
※別途、下記の初期費用が発生します
※外部システム連携費用は別途必要になります
※最低利用期間は12カ月です
12か月
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制限なし
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制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
フリー 0円
備考
お試しでbixidを触りたい方向けのプランです。
スタンダード 6,000円/月額
備考
月次状況の把握と将来予測したい方向けのプランです。
プランニング 15,000円/月額
備考
経営計画と予算管理をしたい方向けのプランです。
プロフェッショナル 30,000円/月額
備考
経営計画と部門管理をしたい方向けのプランです。
制限なし
bixid(ビサイド)の資料サムネイル
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standard 0円
備考
3ユーザーまでご利用いただけます。
Q&Aをご利用いただけます
cloud エンタープライズ 要相談
cloud エンタープライズノンストップ 要相談
cloud エクストリーム 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
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制限なし
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クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
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よくある質問

Loglass 経営管理とは、具体的に何をするシステムですか?

予算、見込み、実績、KPIなど、社内に点在する経営データを一元管理するクラウドシステムです。Excelでの集計作業を自動化し、予実管理、多軸分析、レポーティングを高速化することで、経営企画部門(FP&A)の分析業務を支援します。

導入すると、集計作業はどのくらい速くなりますか?

公式サイトでは「数日かかっていた集計作業が数分・数秒へ」短縮されると紹介されています。富士フイルムの事例ではグループ各社の基盤統一による月次報告の早期化、カバーの事例では管理会計の高度化が報告されており、大幅な工数削減が期待できます。

Loglass 経営管理の料金・価格はいくらですか?

料金プランは公式サイトで公開されておらず、非公開・個別見積もりとなっています。企業の規模、利用機能(ダッシュボードはオプション)、アカウント数、必要なサポート体制に応じて金額が決まるため、まずは公式サイトから「無料製品デモ」を申し込み、見積もりを依頼する必要があります。

今使っているExcelファイルは、導入後も使えますか?

はい、使えます。Loglassの大きな特徴として、現場が使い慣れたExcelやGoogleスプレッドシートのフォーマットをそのまま利用して、予算データなどを収集・自動統合できます。現場の負担を変えずにシステム化を進められる点がメリットです。

会計ソフトは何に対応していますか?

APIによる自動連携が公式発表されているのは「freee会計」と「勘定奉行クラウド」です(2025年11月時点)。その他の会計ソフトや基幹システムについては、CSVなどのローデータ取り込み機能で対応可能です。自社システムとの連携可否は、無料デモなどで個別に確認が必要です。

Loglassとよく比較される競合製品はありますか?

はい。国内企業の複雑な要件に対応する点で「Sactona(サクトナ)」が、グローバル対応や人員計画連携を重視する場合は「Workday Adaptive Planning」が、SCMなど他部門との連携を重視する場合は「Anaplan(アプラン)」が比較対象となります。

AI機能はどのようなものがありますか?

「生成AIによる報告資料の自動作成」機能が製品に搭載されています。また、将来的には「Loglass AI Agents 構想」として、MIXI社との共同プロジェクトを通じ、AIがレポートを自動生成する「AIレポートビルダー」などの実装を目指しています。

導入前に知っておくべきデメリットや注意点はありますか?

次の4点に注意が必要です。①ダッシュボード機能はオプション(追加費用)です。②API連携が公式発表されているのは「freee会計」「勘定奉行クラウド」です(2025年11月時点)。③利用規約上、途中解約時の返金(日割・月割)はありません。④導入には平均約3か月の期間が必要です。

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