この導入事例のポイント
- 個別の業務要件に合わせた局所的な改修を繰り返した結果、基幹の決裁システムが「継ぎはぎ」状態となり、非効率化していた
- 既存システムが電子契約システムなど他システムと連携困難で、ユーザーの二重入力が発生し、全社的な業務効率化の足かせとなっていた
- システム刷新に先立ちBPR(業務プロセス改革)を実行し、その成果を「intra-mart」によるシステム全域の最適化とデータ活用基盤の構築に繋げた
この導入事例のポイント
- 従来のスクラッチ開発環境が持つ開発効率の低さや、開発者の育成コストが増大していた
- 部門ごとに申請・承認の方式が混在(紙、メール、スプレッドシート等)し、業務非効率とガバナンスの低下を招いていた
- 開発基盤の効率化と全社標準ワークフロー基盤の確立を、単一のプラットフォームで実現する必要があった
導入することになった背景
東ソーグループのICT戦略を担う企業として、従来のスクラッチ開発中心のシステム構築体制に複数の課題を抱えていました。コーディングに時間がかかり開発効率が低い点に加え、開発者の育成コストが増大していました。さらに、申請・承認業務が部門ごとに最適化された結果、スプレッドシートやメール、紙の書類など複数の方式が混在。この非効率な状況がユーザーの申請不備や承認漏れを誘発し、企業ガバナンスの面でも大きな課題となっていました。「intra mart Procurement Cloud」を選んだ理由
開発効率の低さとワークフローの非効率性という2つの経営課題を、同時に解決できるプラットフォームの導入を検討しました。仮にワークフローシステムを従来通りスクラッチで開発した場合、人事異動や組織変更への対応まで含めた開発・保守の工数が過大になることが懸念されました。そのため、高い開発効率を持つシステム開発基盤と、全社的に展開可能な標準ワークフロー基盤という、2つの機能を併せ持つソリューションとして「intra mart Procurement Cloud」が選定されました。製品の導入により改善した業務
公式サイトで続きは読めます。この導入事例のポイント
- 旧システム(Notes)で運用していた複雑なワークフローや多数のアプリケーション(計140本)を、内製開発を軸に計画的に新基盤へ移行した
- 単なるシステム移行で終わらせず、ローコード開発と高い連携性を備えた、将来のDX推進を担う拡張性の高い共通基盤を構築した
- ポータルへの情報集約とシステム連携の自動化により、承認漏れや人為的ミスを撲滅し、全社的な業務効率の大幅な向上を実現した