製品を導入することになった背景

GMOフィナンシャルホールディングス株式会社(以下、GMOフィナンシャルホールディングス)は、AWS上に構築されている環境を可視化するための取り組みを進めていました。これまで、手作業で作成していた構成図の自動化を実現するための方法を模索していました。その中で、統合ログ管理システム「Logstorage for AWS」の存在を知り、その機能に注目しました。特に、AWS Configレポート機能を活用して、構成図の自動生成を実現することが可能であるという点が、製品導入の大きな背景となりました。

導入前に企業が抱えていた課題

GMOフィナンシャルホールディングスは、金融サービスを提供する企業として、多くのシステムをAWS上で運用しています。そのため、環境の可視化は非常に重要な課題となっていました。具体的には、AWSの環境を「見える化」すること、そしてその作業を人の手を介さず自動で行う手法を探していたのです。手作業での構成図作成は、時間がかかるだけでなく、ミスのリスクも伴っていました。

導入前の課題に対する解決策

GMOフィナンシャルホールディングスは、AWSの担当営業に構成図を自動生成できるソリューションについて相談しました。その結果、Logstorage for AWSを紹介されました。また、オープンソースのフリーソフトの機能も試してみましたが、Logstorage for AWSの魅力は、初期セットアップの後、運用フェーズが全て自動化できる点にありました。特に、自動的にレポートを作成し、担当者へメール送信する機能が、他の製品との大きな差別化ポイントとなりました。

製品の導入により改善した業務

Logstorage for AWSの導入により、構成図の自動生成がスムーズに行えるようになりました。AMIからインスタンスを立ち上げるだけで、初期セットアップを含め、導入はわずか2-3時間で完了しました。生成されたレポートの出来上がりについても、フリーソフトと比較して、ファイルを開く速度が非常に高速であり、運用の手間を大幅に削減することができました。また、Logstorageが生成するファイルは、AWSコンソールやCLIでの情報取得なしに、一つのファイルで一括して情報を把握することができるため、業務効率の向上が実現されました。