製品を導入することになった背景

日本ビジネスシステムズ株式会社(以下、JBS)は、独立系システムインテグレーターとして、高レベルのITサービスを提供している企業です。2015年に、株式会社イーセクターからの紹介を受け、パブリッククラウドであるAzure上で取り扱う個人情報のセキュリティ対策として「Logstorage」を採用することとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

JBSは、MicrosoftのAzure上でマイナンバーを収集代行・管理するSaaS型のサービスを提供しています。このサービスでは、マイナンバーの管理に多岐にわたる法制度対応準備、正確性が求められる登録作業、安全な保管と適切な廃棄が必要とされています。これらの業務をお客様に代わって行うサービスであるため、セキュリティが非常に重要となっていました。

導入前の課題に対する解決策

セキュリティの強化のため、JBSはPCIDSSを参考にセキュリティガイドラインを設定しました。その中で、Logstorageはアプリケーション、OS、DBMSなどのログイン失敗の検知や、管理者ログインのレポート作成出力などの目的で導入が検討されました。イーセクターからの紹介や、Logstorageの特長や実績を考慮し、JBSはLogstorageを採用することを決定しました。

製品の導入により改善した業務

Logstorageの導入により、JBSはアプリケーションログを全て収集することができるようになりました。また、イベントログをエージェントレスで収集する「EventLogCollector」を使用し、Windowsセキュリティイベントログも収集しています。これにより、ログイン失敗レポートの定期的な確認や、データベースへの不正アクセス検知など、セキュリティ面での業務が大幅に向上しました。