製品を導入することになった背景

有限会社サークル・ドット・エムエスは、世界最大規模の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)」のWebカタログを提供しています。月に2回、宛先が約16万件にも及ぶ会員向けのメルマガを送信するなど、月間で約100万通のメールを送信していました。このような大量のメール送信を効率的に行うために、SendGridの導入を決定しました。

導入前に企業が抱えていた課題

同社はSendGrid導入前に自前のSMTPサーバを使用していました。しかし、会員数の増加に伴い、メルマガの送信にかかる時間が長くなり、最終的には8時間近くもかかるようになってしまいました。このような状況では、1日に複数回のメール送信が困難であり、運用面での課題が増大していました。

導入前の課題に対する解決策

この課題を解決するために、外部のメール送信サービスを探していました。その中でSendGridがインフラの安定性、機能、価格といった点で条件に合致したため、導入を決定しました。特に、大量のメール配信が可能であり、APIを活用した送信も容易であったことが、SendGridを選定した大きな要因でした。

製品の導入により改善した業務

SendGridの導入により、かかっていたメール送信時間が大幅に短縮されました。8時間近くかかっていたメルマガ送信が、わずか3~4分で完了するようになりました。これにより、綿密なスケジューリングが不要となり、より柔軟なメール送信が可能になりました。また、メールの到達率も向上し、顧客からの問い合わせが減少したという効果もありました。