製品を導入することになった背景

上海市都市建設設計研究総院は、1963年に設立され、総合的な設計・コンサルティング・研究機関として活動しています。2004年から企業情報化プラットフォームの建設を段階的に進め、一部業務のペーパーレス化とデータ共有を実現しました。しかし、業務の拡大とともに、より効率的な運営管理のプラットフォームが必要とされました。そこで、2014年にFineReportを導入し、600枚以上の帳票とダッシュボードを開発。これにより、経営生産、プロジェクト管理、人的資源活用、書類管理などの各業務に広く使われ、業務効率の向上を実現しました。

導入前に企業が抱えていた課題

総院は、入札管理からコスト管理までの全プロセスの分析が業務とつながらないという課題を抱えていました。また、人的資源管理と研究活動管理への取り組みが不足していた。さらに、戦略的リスクの早期発見と対応体制も不完全でした。

導入前の課題に対する解決策

総院は、入札、契約、入金、コスト分析の4段階に分けて経営状況を管理する解決策を提案しました。また、会社の人材と特許の可視化管理を行い、人的資源の価値を高める方針を採りました。CMS業務管理システムの記録を読み込み、ワークフローの状況を監視することで、業務運営の安定化を図りました。

製品の導入により改善した業務

FineReportの導入により、プロセス管理でコスト削減と効率向上が実現しました。特に、各業務のフロー本数や承認までの所要時間などを参考にして、業務プロセスをデータ可視化し、リスクの早期発見が可能となりました。また、社員のキャリアライフサイクルを記録し、積極的に社員教育を行うことで、組織の活性化が促進されました。