製品を導入することになった背景

横河レンタ・リース株式会社は、創業以来、レンタル事業とソリューション&コンピュータ事業を中心に事業を展開してきました。品質と技術において国際レベルの認定を得ている同社は、情報セキュリティへの対策を積極的に推進しており、社外に持ち出されるノートPCの盗難や紛失によるビジネスリスクを最小限に抑えるため、ハードディスクの暗号化が必要だという結論に至りました。

導入前に企業が抱えていた課題

横河レンタ・リースは、約200名の営業担当者が全国で活動しており、B5サイズのノートPCを使用して顧客への迅速かつ確実な対応を行っていました。しかし、これらのノートPCの盗難や紛失がビジネス上の大きなリスクとなっており、情報セキュリティリスクを最小限に抑える必要がありました。

導入前の課題に対する解決策

同社は、BIOSによるパスワードロックやOSによるファイルの暗号化など、様々なセキュリティ対策を検討しましたが、これらの方法ではハードディスクのデータを完全に守りきれないと判断しました。そのため、市場シェアやサポート体制、ブランド力や信用力を考慮し、日立ソフトの秘文AE Full Disk Encryptionを選定しました。

製品の導入により改善した業務

秘文AE Full Disk Encryptionの導入により、社外に持ち出されるすべてのノートPCに200ライセンス分がインストールされ、情報漏えいの防止に大きく貢献しました。導入にあたっては、PCのレスポンスや処理速度の劣化がないかという懸念もありましたが、秘文は性能の低下がほとんど感じられなかったため、安心して導入を進めることができました。また、レンタルサービスとしても展開され、社内での情報漏えい対策への取り組みをお客様に示す効果もありました。