製品を導入することになった背景
住宅設備メーカー様では、販促物の分散管理による物流コストの増加と、リアルタイムでの在庫状況の不透明さが問題となっていました。各営業所の注文状況が把握できず、出荷可能な在庫の確認が困難であること、さらには販促物の出荷依頼方法の煩雑さが、業務効率の低下を招いていました。
導入前に企業が抱えていた課題
販促物を10拠点で分散管理していたため、保管・配送費用に無駄が生じ、出荷可能な在庫の把握ができないこと、各営業所の注文状況のリアルタイム把握が不可能であること、そして販促費の振り分けに多大な時間が必要であることが、主な課題として挙げられます。
導入前の課題に対する解決策
TS-BASE受発注の導入により、販促物の物流拠点を集約し、出荷依頼から在庫管理、出荷連絡までの一連の流れをワンストップで提供することで、これらの課題に対処しました。管理に必要なデータは、決まったフォーマットでダウンロード・確認が可能となり、業務の効率化が図られました。
製品の導入により改善した業務
導入後、年間で約1,000万円(10%強)のコスト削減を実現。在庫の欠品率が大幅に低下し、販売機会が向上しました。また、サービスの一本化による業務負担の軽減、問い合わせの半減(約100回/月⇒約30回)、経費振り分け処理の半自動化など、多方面にわたる効果が確認されています。