製品を導入することになった背景

双葉運輸株式会社は、お客様の要望を第一優先に考え、柔軟な対応を心がけてきました。昭和48年9月25日に設立されて以来、お客様のご要望に「できない」と答えるのではなく、「どうしたらできるか」を常に考え、創意工夫を重ねてきました。物流業界の中で、サービスや品質よりもコストを重視する流れが強まる中、双葉運輸株式会社は品質や安全を最優先に考え、その方針を貫いてきました。

導入前に企業が抱えていた課題

物流部門が運賃の妥当性や物流会社のパフォーマンスを評価する際に、多くの課題が存在していました。拠点の立地や物量、重量など、各条件が異なるため、簡単に金額で比較することは困難でした。また、サービスや品質の評価基準も各社で異なり、比較が難しかったのです。

導入前の課題に対する解決策

物流部門は、自ら評価基準を作成し、物流会社の選定を行っていました。しかし、経営層は物流会社をコストのみで評価していたため、運賃を安くすることを重視する物流会社が増加し、それに伴いサービスの品質が低下するという問題が生じていました。このような業界の流れに対抗するため、双葉運輸株式会社は2007年から安全管理室を設置し、社員教育や監査を強化しました。

製品の導入により改善した業務

双葉運輸株式会社は、物流システム(WMS)の導入を検討し、県内外のWMS開発ベンダーとのコンペを実施しました。半年間の選定の結果、オンザリンクス社の「INTER-STOCK」を採用することとなりました。このシステムの導入により、入荷・出荷の効率化や誤出荷の削減、日々の入出荷実績をもとにした請求データの作成など、業務の効率化を実現しました。