製品を導入することになった背景

富士フイルムソフトウエア株式会社は、富士フイルムグループの主要事業におけるソフトウエアの開発及びその運用・管理を担当しています。業務プロセスの改善に手応えを感じた同社は、さらなる強化のために業務改革推進部を設立。このタイミングでシステム化を進めることを決意しました。

導入前に企業が抱えていた課題

富士フイルムの事業は納期、コスト、品質が非常に厳しい中で競争しており、その中で勝ち抜くためには体質改善が必要でした。しかし、7、8年前までは管理が不十分な状態でした。プロジェクトの状況を共有するのに苦労しており、情報が上層部に伝わりにくい状況が続いていました。

導入前の課題に対する解決策

富士フイルムソフトウエア株式会社は、業務改善の具体策としてCMMIのレベルを上げるアプローチを採用しました。2005年から2011年にかけて、段階的にCMMIのレベルを上げ、最終的には最高峰のレベル5を取得。この取り組みを通じて、開発プロセスが整備され、失敗プロジェクトが減少しました。

製品の導入により改善した業務

OBPMの導入により、経営情報の見える化が進みました。OBPMを業務のワークフローに連携させることで、経営の意思決定に必要なデータが迅速に取得できるようになりました。また、OBPMの導入により、経営情報の正確性やリアルタイム性が向上し、経営の効率化が実現されました。