製品を導入することになった背景

スーパーストリーム株式会社は、財務会計・人事給与などのパッケージシステムを提供しています。原価管理とプロジェクト管理の課題を抱えており、これらの課題の解決を目指して新しいシステムの導入を検討していました。

導入前に企業が抱えていた課題

OBPM導入前、スーパーストリーム株式会社は工数、経費、外注費をExcelマクロとAccessで管理していました。月末に集計・配賦を行うと、開発部門での予想原価との乖離が生じることがありました。Excelの計算式の誤りやプロジェクトコードの間違いが発生すると、原因箇所の特定に多くの時間がかかっていました。また、プロジェクト管理では、リアルタイムでの状況把握が難しく、Excelからの脱却と実際原価管理から標準原価管理への移行が必要でした。

導入前の課題に対する解決策

システム選定の際、OBPMの利便性と、ソフトベンダーとしての原価管理やプロジェクト管理のノウハウが評価されました。AccessとExcelの運用を撤廃し、予実に強い標準原価に対応するため、OBPMを新システムとして採用することに決定しました。グループ企業でもOBPMが導入されていたため、安心感があり、開発部門と経理部門の意見も一致して導入が進められました。

製品の導入により改善した業務

OBPMの導入により、実際原価から標準原価への移行が実現し、予実管理の正確性が向上しました。締処理の時間も大幅に短縮され、月次決算の効率化が図られました。さらに、クラウドを利用してOBPMを構築し、社内外からのアクセスが可能となりました。会計システムSuperStream-NXとの自動仕訳連携も実現し、労務費や外注費原価の自動仕訳が可能となりました。