製品を導入することになった背景
東日本大震災を経験した株式会社サタケは、その際の混乱を受けて、従業員の安否確認と被災現場の情報を迅速に把握できる手段の必要性を強く感じました。震災発生以前から災害対策の必要性は認識していましたが、具体的な検討に至っていなかった状況が変わり、BCP対策を強化することとなりました。
導入前に企業が抱えていた課題
東日本大震災時、株式会社サタケは全国に営業拠点を持っていたため、被災地の情報収集や従業員の調整に非常に苦労しました。アナログな手法での情報収集は、刻々と変化する現場の状況をリアルタイムに把握することが困難で、大変もどかしい状況となっていました。
導入前の課題に対する解決策
災害発生時に情報共有がスムーズに行える体制の構築が求められました。多くのITツールを検討した結果、レスキューナウの「安否確認サービス」に出会い、そのサポート体制や使いやすさ、運用のしやすさから導入を決定しました。
製品の導入により改善した業務
「安否確認サービス」の導入により、大きな地震が発生した際に、BCPのために必要な情報を効率的に収集することができるようになりました。特に、システムに各部門管理者のメールアドレスが登録されており、一定規模以上の災害発生時には、対象従業員全員への安否確認メールと部門管理者宛てに自部門の回答状況を確認するための起動通知メールが送信される運用体制が確立されました。