製品を導入することになった背景

株式会社日能研は、日本全国に100校以上の教室を持つ中学受験予備校として知られています。同社は、中学受験の分野で初めてコンピューターによる成績処理システムを導入し、その技術は常に最先端を追求しています。しかし、13年間使用していた他社のグループウェアが古くなり、情報共有の基盤としての機能が不十分になってきました。そのため、2015年にサイボウズの「Garoon(ガルーン)」を新たな情報共有基盤として採用し、2022年にはクラウド版へ移行することを決定しました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社日能研は、2004年から他社のグループウェアを使用していましたが、そのハードウェアが老朽化してきたこと、利用者の増加による動作の遅延、一部のWebブラウザーとの非対応などの問題が生じていました。これらの問題により、グループウェアの利用に不具合が発生することが増えてきました。

導入前の課題に対する解決策

新しいグループウェアの選定にあたり、株式会社日能研は、既存のグループウェアで行っていた業務が新しいグループウェアでも実施できるかどうかを重視しました。その結果、Garoonが多機能であり、使い勝手が良いと判断されました。特に、Garoonは通知機能が一元化されており、管理機能も充実しているため、運用管理が容易であると評価されました。

製品の導入により改善した業務

Garoonの導入により、株式会社日能研は業務スピードの向上や部署間の情報共有を効率的に行うことができるようになりました。特に、スペース機能を活用することで、プロジェクトベースでの情報共有が容易になり、部署や組織の垣根を越えたコミュニケーションが実現しました。また、テレワークの導入に伴い、Garoonがコミュニケーションの生命線となり、オンラインでの意思決定や情報共有がスムーズに行えるようになりました。