製品を導入することになった背景

京都女子学園は幼稚園から大学院まで一貫教育を行っており、学園全体での行事など、学校間での連携が必要な仕事も多く存在しています。また、2018年頃に文部科学省からの要請を受けて、学園全体で教職員の労務管理の厳格化が求められました。この背景から、サイボウズ Officeの利用を全学に拡大し、タイムカード機能を導入することを検討しました。

導入前に企業が抱えていた課題

サイボウズ Officeをオンプレミス環境で運用していたため、学外からのアクセスができなかった。これにより、教職員からは出張時のスケジュール確認などの不便さを感じる声が上がっていました。また、500人規模での利用を考慮すると、サイボウズ Officeのレスポンスが悪くなるという課題も存在していました。

導入前の課題に対する解決策

学外からのアクセスや500名規模での快適な利用を実現するため、オンプレミス環境からクラウド環境への移行を検討しました。この中で、サイボウズ Officeからの移行を考え、クラウド版 Garoonの導入を決定しました。Garoonはサイボウズ製品であり、サイボウズ Officeからの移行がスムーズに行えるという点が選定の決め手となりました。

製品の導入により改善した業務

Garoonの導入により、学園全体の勤怠管理が一元化され、全学共通のお知らせを掲示板で一斉に伝えることが可能となりました。これにより、伝達漏れの防止や情報共有の時間短縮が実現されました。また、家からでもスケジュールやメッセージの確認ができるようになり、テレワークの推進にも貢献しています。