製品を導入することになった背景

hachidori株式会社は、マーケティングから業務効率化までのプログラミングが不要のAIチャットボット「hachidori」やアルバイトのシフト管理サービス「CAST」を展開している企業として知られています。2021年5月25日には、会議時間を3割減少させるビデオメッセージツール「recit(レキット)」もリリースしました。経営管理本部の担当者は、hachidori株式会社で経理・労務・法務・契約書などのバックオフィス業務全般を1人で担当しています。前職では会計事務所に所属しており、その縁から2021年1月にhachidori株式会社に転職しました。

導入前に企業が抱えていた課題

hachidori株式会社では、以前他社の給与計算ソフトを使用していましたが、そのソフトは直感的な操作が難しく、設定方法もわかりづらかったため、給与計算の数字が正しく反映されず、手修正が必要となるなどの問題が生じていました。このような状況は、経理担当者にとっても、会計事務所にとっても大きな負担となっていました。

導入前の課題に対する解決策

経理担当者と会計事務所の双方がマネーフォワード クラウドの使いやすさを実感し、その魅力に引かれてマネーフォワード クラウドに移行することを決意しました。マネーフォワード クラウド給与を導入した後、正確かつスムーズに給与計算が行えるようになりました。さらに、マネーフォワード クラウド請求書やマネーフォワード クラウド経費も導入し、サービス間の連携を活用することで業務効率化を図りました。

製品の導入により改善した業務

マネーフォワード クラウド請求書の導入により、hachidori事業部全体で毎月約60件の請求書を発行する業務が大幅に効率化されました。また、CAST事業部では、売上に関連するデータを顧客管理システムからエクスポートし、マネーフォワード クラウド請求書にインポートすることで、手入力の手間やミスを削減しました。さらに、マネーフォワード クラウド債務支払の導入により、支払請求書の管理と振込作業が1時間で完了するようになり、以前の2~3時間の作業時間を大幅に削減することができました。年末調整においても、マネーフォワード クラウド給与の導入により、ペーパーレス化が実現し、社員30名分の年末調整を半日で完了することができるようになりました。