製品を導入することになった背景

「テクノロジーで次代のロジスティクスを共に創る。」をビジョンに掲げるプラスオートメーション株式会社は、物流分野でロボティクスサービス「RaaS(Robotics as a Service)」を展開しています。このサービスは初期費用が不要なサブスクリプション型で、柔軟性と機動力が特徴です。設立から2年でロボット導入台数は1,000台を超え、物流業界の発展に貢献しています。しかし、経理財務領域はアウトソースされており、情報の取得や共有に時間がかかっていました。そのため、内製化を進めることとなり、新しいツールの選定と導入が始まりました。

導入前に企業が抱えていた課題

プラスオートメーション株式会社は、経理業務をアウトソースしていたため、適時に経理情報を取得することが難しかったです。また、紙やPDFを前提としたフローでは手間がかかり、新しいビジネスモデルのため、会計処理や税務処理の確認にも時間がかかっていました。さらに、アウトソース先にPDFの伝票をメールで送る作業や、会計処理の検討、親会社へのデータ提出などで工数が増え、業務のスピード感が損なわれていました。

導入前の課題に対する解決策

会計ソフトの選定にあたり、プラスオートメーション株式会社は操作性やコストのバランスを重視しました。全機能を持つ会計ソフトは操作が難しく、専門性が要求されるため、クラウドソフトを検討することとなりました。マネーフォワード クラウドを選択した理由は、前職での利用経験から、その操作性や機能に信頼があったためです。また、導入サポートを受けて、移行元のソフトからのデータ出力や、不要な勘定科目の削除など、スムーズな移行が実現されました。

製品の導入により改善した業務

マネーフォワード クラウドの導入により、経理業務の効率化が実現されました。コストは以前の会計ソフトの4分の1になり、共有やエクスポートが容易になりました。経営陣はリアルタイムで経営状況を確認できるようになり、情報共有がスムーズになりました。また、自動仕訳機能やログ機能を活用して、作業効率を上げ、ミスを防ぐことができました。経費精算や請求書作成などの業務も効率化され、社員からの喜びの声も多く聞かれるようになりました。