製品を導入することになった背景

今回お伺いしたのは、Webサイト制作を中心に事業を展開している「株式会社ディーゼロ」さまです。鉄道会社や病院、大学法人など幅広い業界におけるホームページ制作の実績があり、制作だけに留まらず、SNS運用代行やデジタル戦略にかかわるコンサルティングなど一貫したサービスを提供していることが特徴です。そんな株式会社ディーゼロさまがDirectCloudを導入するきっかけとして、日々の業務の中で感じていた課題や不便さを解消するための選択でした。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社ディーゼロさまは、お客さまとのファイル授受や社内・外注業者とのコラボレーションにおいて、複数のツールを使用していました。特に、お客さまとのファイル授受において「PPAP(パスワード付きzipファイル)」という方法でファイルを受け取っていたことが課題でした。このPPAP運用にはセキュリティ上の問題があり、また、後続のパスワードメールを探す手間や待機時間が発生していました。さらに、大容量のファイルをCD-ROMなどのメディアに入れて手渡しで納品する際のプロセスが煩雑で、情報漏洩のリスクも懸念されていました。

導入前の課題に対する解決策

数あるクラウドストレージの中から「DirectCloud」を選択した理由として、コロナ禍における納品データの手間削減や、PPAP運用による煩雑なプロセスからの解放、ファイル転送サービスの容量制限からの解放が挙げられます。DirectCloudは、リンクとパスワードを同時に送ることができ、ダウンロード期限を含めた各種設定を送信側で行うことができるため、再送信の手間やファイル容量を気にすることなく転送が可能となりました。

製品の導入により改善した業務

DirectCloudの導入により、PPAP運用でのパスワードメールを探す手間が削減され、業務効率が向上しました。また、大容量ファイルを分割する必要がなくなり、送付後のリンク削除にも対応できるようになりました。さらに、クライアントごとにフォルダを作成し、ゲスト招待を通じてファイル共有・管理を行うことで、情報漏洩のリスクを抑えるとともに、煩雑だった作業プロセスもスムーズになりました。現在、株式会社ディーゼロさまはDirectCloudを使用して、見積書や納品書、請求書の送付などの業務もデジタル化して効率的に行っています。