製品を導入することになった背景

株式会社ワコーズは、作業用品の製造や法人・個人向けの小売り、同業者向けの卸売りを主な業務としています。その中で、前掛けや腕カバー、靴カバーなどの特定の製品に関して、規格品では対応できないニーズが多く、オーダーメイドでの対応が求められていました。また、継続的な取引のあるお客様には、小ロットでの対応やきめ細かいサービスが必要とされていました。

導入前に企業が抱えていた課題

以前、株式会社ワコーズは税理士による記帳代行を利用して会計処理を行っていました。しかし、自社で会計業務の管理を行う方が良いとのアドバイスを受け、日商簿記2級を取得し、手作業での実務を開始しました。しかし、手書きのため、試算表などの集計作業にミスが多く、数字が合わせるのが難しくなっていました。

導入前の課題に対する解決策

会計業務の効率化や集計業務の合理化を目指し、会計ソフトの導入を検討し始めました。他社メーカーの製品も比較検討しましたが、機能面での大きな差異は見られませんでした。最終的には、画面の見やすさや入力のしやすさを重視し、「会計王」を選択しました。また、短時間で効率的にミスなく集計作業ができる点も導入の決め手となりました。

製品の導入により改善した業務

「会計王」の導入により、入力作業が中心となりましたが、キーボード操作での短時間の集中作業が可能となりました。特に、摘要文のイニシャル検索や伝票画面からの摘要文登録などの機能が便利で、頻繁に利用しています。また、自社での会計業務が効率化され、決算や法人税の申告書作成も自社で行えるようになりました。これにより、記帳代行費用が削減され、コスト削減にも繋がりました。試算表の作成も以前より時間を割くことなく、迅速に行えるようになりました。