製品を導入することになった背景

ジェイエイシーエンジニアリング株式会社は、官公庁からの業務委託が拡大する中で、伝票処理の負担増加という課題に直面していました。効率的な経理処理を実現するため、各支店とのデータ連動などの新しい仕組みが求められていました。また、少人数での経理業務の運営において、簡単な伝票入力や仕訳処理の必要性が以前から指摘されていたのです。

導入前に企業が抱えていた課題

同社は長年、専用機を使用して経理業務を行っており、1990年代後半にはPCを利用したオープン系の仕組みに切り替えましたが、伝票処理の負担は増加の一途をたどっていました。さらに、人事データベースが未整備であり、業務ごとにデータ作成が必要となるなど、業務の効率化が課題となっていました。

導入前の課題に対する解決策

この課題に対し、ジェイエイシーエンジニアリング株式会社は、ミロク情報サービスが提供する「MJSLINK」シリーズに注目しました。会計事務所での実績があるこのシリーズは、仕訳処理の負担を軽減し、効率的な経理処理を可能にする機能を備えていました。また、人事データベースの整備にも着手し、属人的な管理からの脱却を図りました。

製品の導入により改善した業務

「MJSLINK NX-Plus」の導入により、ジェイエイシーエンジニアリング株式会社は、財務会計や人事給与の基盤を整備し、業務の効率化を実現しました。CSVによる仕訳入力の導入により、業務の迅速化が図られ、振込手数料の削減も実現しました。また、人事データベースの整備により、属人化の解消と情報の一元管理が可能になり、業務の引き継ぎが容易になったことも大きな成果です。