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BPaaSとは?おすすめ製品7選と選定ポイント・導入のポイントまで徹底解説【監修】

この記事で解説すること

本記事は、バックオフィス業務をクラウド上でアウトソーシング・自動化する「BPaaS(Business Process as a Service)」という手法の仕組みと、その導入効果を解説します。BPO や SaaS との違い、導入時のメリット・デメリット、選定の視点、おすすめの BPaaS 製品を解説。3年以内に運用コストを30%以上削減できた事例もあり、BPaaS は業務効率化とコスト削減を同時に実現できます。

「BPaaS」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

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月額11,000円から顧問弁護士の役割!法務アドバイスと契約書レビュープラン
◎機能
・契約書自動作成:〇
・契約書ひな形:〇
・法務相談:〇
・労務相談:×
・弁護士審査の契約書レビュー:〇
・AI契約書レビュー:〇
・電子契約/契約管理:〇
・法令調査:×
・広告審査:×
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・商標登録:×
・会社設立:×
・社内規定整備:×
・内部通報窓口:×
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・資本政策(ファイナンス):×
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シルバー ¥55,000/月
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法令調査や労務相談なども対応できるカスタム法律サービスプレン
◎機能
・契約書自動作成:〇
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文書を自動でデータ化、信頼のAIサポート
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単価 1ページ(非定型の場合) 5円
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建設業向けBPO
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1か月プラン 47,000円/月
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6か月プラン 42,000円/月
1年プラン 38,000円/月
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初期費用 要相談
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価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

目次

バックオフィス業務や定型処理が増え、現場も管理部門も手が回らない……そんな課題を抱えていませんか?
人員を増やすことはコスト上昇に直結しますし、属人的運用を続けると業務のボトルネック化やリスクも高まります。そこで注目されているのが BPaaS(Business Process as a Service) というサービス形態です。

本記事では、「BPaaS 比較」をテーマに、BPaaS の基礎からメリット・デメリット、導入ステップ、選定のコツ、実在製品の性能比較までを網羅的に解説します。IT担当者・意思決定者に向けて、明日から議論できる材料を提供していきますので、ぜひ参考にしてみてください。まずは BPaaS がなぜ今、注目されているかを一緒に見ていきましょう。

BPaaSとは

BPaaSとは「Business Process as a Service」の略で、クラウド技術を活用し、業務プロセス全体または一部を外部に委託できるサービスです。人事や経理、顧客サポートなど、さまざまな業務をクラウド経由で外部ベンダーに委託し、必要な機能やサービスを必要なタイミングで利用できます。

BPaaSの導入により、企業はITシステムの構築・運用・保守にかかるコストを削減し、社内リソースを効率よく分配してコアビジネスに集中させられます。専門性の高い人材を確保する必要がなくなるため、IT人材が不足している企業にとって、BPaaSの利用は大きなメリットにつながるでしょう。

村本 佳駿
一般社団法人BizOps協会理事村本 佳駿
国内ではSaaS市場が急成長してきましたが、直近1〜2年でBPaaSが注目され始めています。
日々現場にいると、昨今の人材不足に加えて、「業務が属人化している」「業務プロセスが整理されていない・できない」「SaaSを契約したけれど、導入・活用が進んでいない」といった悩みを抱える企業が増えてきており、そんな課題に対して単なるBPOではなく、「業務そのものを提供してくれて、かつ継続して業務改善ができる」BPaaSが非常に有効な解決策として一気に脚光を浴びています。

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BPaaSとBPO・SaaSとの違い

BPaaSとよく似た言葉に、BPOとSaaSがあります。しかし、それぞれのサービス内容は大きく異なります。ここでは、BPaaSとよく混同される、BPOとSaaSについて違いを解説するので、ぜひ理解を深めてください。

BPaaSとBPOの違い

BPaaSとBPO(Business Process Outsourcing)は、どちらも業務を外部委託する点で共通しています。しかし、サービスの性質や提供方法に大きな違いがあります。

BPaaSとBPOの主な違いは、下表の通りです。

特徴 BPaaS BPO
サービスの特徴 多くの企業で共通する一般的な業務プロセス 企業特有の業務や専門性が高い業務サービスを提供
サービスの提供方法 クラウドサービス・ツールを通じて利用する 外部専門業者が代行する
カスタマイズ性 限定的 高い
コスト 低コスト 高コスト
導入期間 短い 長い
導入の手順 シンプルで迅速 複雑で調整が必要
選択のポイント 導入のスピードやコストを重視する企業におすすめ サービスの柔軟性と特定業務への適合性を重視する企業におすすめ

BPaaSとBPOのそれぞれの特徴を理解し、企業のニーズに応じたサービスを選択する必要があります。

BPaaSとSaaSの違い

SaaS(Software as a Service)は、クラウド経由でソフトウェアを提供するサービスです。BPaaSとSaaSは、どちらもクラウド上のサービスを利用する点で共通していますが、以下の点で違いがあります。

特徴 BPaaS SaaS
サービスの内容 業務プロセス全体または一部をクラウドサービスの利用を用いて「代行」する ソフトウェアという「ツール」を提供する
主な導入目的 業務負担の軽減や迅速な業務遂行 業務遂行や効率化のためのシステム導入
自社の運用負担 ベンダーが運用・保守を担当 自社で運用・保守が必要
ITリソースの必要性 ITリソースが不要 ITスキルを持つ担当者が必要
選択のポイント IT人材や業務の専門人材が不足しており、外部委託で業務効率化を図りたい企業に適している ITリソースが豊富で、システムを自社で運用できる企業に適している

BPaaSは、BPOとSaaSを組み合わせたサービスのような位置付けです。企業のリソース状況や導入目的によって、自社に適したサービスを選びましょう。

 

村本 佳駿
一般社団法人BizOps協会理事村本 佳駿

BPO導入には、「業務全体を俯瞰した整理」「アウトソースする業務の設計・落とし込み」まで求められるため、導入には一定の時間とコストがかかります。特に中小企業やベンチャー企業にとっては、正直ハードルが高かったと感じています。

私自身、現場で多くの企業と接する中で実感しているのは、ベンチャーでは1人の担当者が複数の業務を掛け持ちすることが当たり前で、しかも事業の成長フェーズに応じて業務内容が頻繁に変わるという点です。そうした環境でBPOを導入するのは、現実的には難しい面が多いと考えています。

一方で、そうした企業では「まずは業務の中の特定の課題や非効率な部分をピンポイントで改善したい」というニーズが強く、SaaSを導入する流れになるのをよく見ます。ただ、SaaS導入の場合でも業務整理・設計が必要なことは変わりなく、導入の壁にぶつかる企業も少なくありません。

BPOでもSaaSでもどちらにせよ「どの部署の誰が、どのタイミングで、Excelやスプレッドシート、あるいは他のシステムを使って何をしているか」といった業務の実態を丁寧に紐解いて整理しないといけないのです。

その点でBPaaSはハイブリットであり、すでに業務プロセスが型化・整備されている状態でサービス提供されるため、BPO・SaaS導入時のネックとなっていた「業務整理・設計」の工程を大幅に省略できます。これまで一部の大企業や先進的な企業の取り組みとしていたDXや業務改善が、BPaaSによって中小企業やベンチャーにも手に届く現実的な選択肢として広がってきていると感じています。

「BPaaS」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
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BPaaSを導入するメリット

コストの削減や業務の効率化など、BPaaSを導入するメリットは多岐にわたります。

以下で、BPaaSの導入によるメリットをそれぞれ詳しく解説します。

コストの削減

ITコストの削減は、BPaaSを導入するメリットの一つです。BPaaSはクラウド上で必要な分だけ利用できるため、基本的に自社で設備投資するコストがかからないことが特徴です。また、ベンダーに保守・運用を一任できるため、運用コストや人材コストも削減できます。

BPaaSの導入によって削減できる主なコストは、以下の通りです。

コストの種類 内容
初期投資
  • ハードウェア・ソフトウェア購入費
  • インフラ設置・構築費
運用コスト
  • サーバー管理費用
  • メンテナンス費用
  • ライセンス費用
  • 更新費用
人材コスト
  • 専門人材の採用・育成・確保費用
  • IT人材の採用・育成・確保費用

なお、削減したコストは、より重要な事業領域への投資に回すことが可能となり、企業の収益向上に貢献します。また、人的リソースの面でも、サーバー管理などにかかる時間を、より付加価値の高い業務に充てられるメリットがあります。

業務の効率化

BPaaSの導入によって、業務の効率化が可能です。自社で抱えきれない業務の一部を適切に外部委託することで、迅速に業務を遂行できるメリットがあります。

BPaaSの導入によって、具体的に以下のような業務の効率化が期待できます。

業務プロセスの標準化

  • 属人化の防止
  • 人的ミスの削減
  • 生産性の向上

自動化の推進

  • 作業時間の短縮
  • 創造的な業務への注力
  • 業務の効率性向上
  • 業務品質の向上・標準化

業務プロセスの可視化

  • ボトルネックの発見
  • 改善策の迅速な実現
  • 業務量に合わせた調整が可能

なお、業務の効率化は、企業全体の生産性と競争力の向上にもつながるでしょう。

人材不足の解消

BPaaSの導入は、人材不足の解消に役立ちます。

専門知識やITスキルが必要な業務をBPaaSに委託することで、人材不足が原因の業務停滞を解消できるでしょう。また、人材の採用や育成にかかる時間とコストも削減可能です。

BPaaSをうまく活用し、人材にかかる時間とコストの配分を最適化することで、企業全体の生産性向上、成長に繋げることができるでしょう。

村本 佳駿
一般社団法人BizOps協会理事村本 佳駿
人事労務や経理の定型業務の領域では、BPaaSの導入事例が数多く見られます。
例えば、給与計算が属人化していた大企業では、長年担当してきた社員が辞める事を理由にBPaaSを導入したケースがあります。
また、勤怠管理SaaSを導入したベンチャー企業では専任担当者がおらず集計ミスが多すぎるためBPaaSを導入した事例もあり、どの企業も抱える人材不足という課題への効果的な対応として選ばれるようになってきました。

コア業務への集中

BPaaSを利用してノンコア業務を外部に委託することで、社内リソースをコア業務に集中させられます。人的リソースの最適化によって、新製品の開発や新事業への投資など、将来を見据えた活動にも注力しやすくなります。

BPaaSは、単なるコスト削減や業務効率化のための策ではなく、企業の成長戦略を強力にサポートするものだといえるでしょう。経営資源を効果的に活用し、企業の持続的な成長を促進するうえでも、BPaaSは重要な役割を果たします。

村本 佳駿
一般社団法人BizOps協会理事村本 佳駿
BPaaSの魅力は何と言っても、システムで最適化された業務プロセスが準備されていることです。
私のこれまでの経験では、業務整理からSaaS導入支援を進めるのに数ヶ月、長くて半年から1年かかっていましたが、BPaaSであれば、すぐに使い始められて、最初から成果が出るという状態からスタートすることができます。
そのため、日々の定常業務に割く時間だけではなく、導入に必要な時間やリソースも経営資源としてより効果的に活用できるようになります。

BPaaSを導入するデメリット

BPaaS導入は魅力的な選択肢の一つではあるものの、導入前に知っておくべきデメリットもあります。以下で、BPaaS導入における主なデメリットと必要な対策について解説するので、ぜひ参考にしてください。

情報セキュリティリスク

BPaaSは、クラウド環境でデータを扱うため、情報漏洩や不正アクセスといったセキュリティリスクが常在します。クラウド環境は、オンプレミス環境と比べてセキュリティリスクが高いため注意が必要です。

BPaaSを導入する際は、十分なセキュリティ対策を実施しているベンダーを選びましょう。具体的には、データの保管場所やアクセス許可を明確にし、自社のセキュリティポリシーに準拠しているかを確認します。

また、セキュリティに関する責任分担や情報漏洩時の対応などが契約書に明記されている旨を確認し、必要に応じて追加条項の締結を検討することが大切です。

ベンダーロックイン

特定のベンダーへの依存リスクを高める点も、BPaaSを導入するデメリットの一つです。代表的なリスクとしては、他サービスへの移行が困難になる点が挙げられます。また、このような状態をベンダーロックインと呼びます。

ベンダーロックインに陥ると、データの移行やシステムの再構築に多大な時間とコストが発生する恐れがあるため注意が必要です。

ベンダーロックインを防ぐためには、事前にデータの所有権や移行規定などを明確にし、将来的な柔軟性を確保することが重要です。BPaaSを導入する際は、複数のベンダーを比較し、契約条件やサービス内容をよく比較・検討する必要があります。

導入・運用コスト

BPaaSの導入には、以下のようにさまざまなコストが発生するデメリットがあります。

  • 初期費用
  • 月額利用料
  • 追加機能利用料
  • データ移行費用 など

BPaaSをうまく活用することで、コストメリットにつながる一方で、導入にあたっては長期的な視点でのコスト計画が必要です。導入後の予期せぬコスト発生を防ぐためには、利用頻度やデータ量の変化によるコスト変動も考慮した試算が大切です。

必要に応じて、専門家による契約内容のレビューを検討し、業務の効率化による生産性向上の効果も含めて総合的に評価しましょう。

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BPaaSを導入する4つのステップ

BPaaS導入は、綿密な計画と段階的な実行が成功の鍵となります。

ここでは、BPaaS導入を成功に導くための4つのステップを詳しく解説します。それぞれのステップで重要なポイントを押さえ、スムーズな導入を実現しましょう。

1.現状分析

BPaaSを導入する際は、まず現状の課題とニーズを明確にすることが大切です。現状分析のためには、業務プロセスの分析や関連部署へのヒアリングが必要です。

目的 具体的な作業
業務プロセスの分析
  • 現状の課題を認識する
  • 改善ポイントを特定する
  • 具体的な数値データを収集する
  • 処理時間の測定
  • コストの算出
  • 必要な人材の把握
関係部署へのヒアリング
  • 現場のニーズを把握する
  • 潜在的な課題を見つける
  • 関連部署との面談
  • 現場の意見収集
  • 要望事項の整理

業務プロセスの分析や関連部署へのヒアリングを通じて、自社の課題とニーズが明確になったら、目標を設定します。例えば、受注処理にかかる時間を20%短縮するといった具合に、できるだけ具体的な数値目標を設定しましょう。

現状分析の結果と具体的な目標値を明確にすることで、社内でBPaaS導入の理解を得やすくなるメリットもあります。

村本 佳駿
一般社団法人BizOps協会理事村本 佳駿
BPaaSの導入対象となる業務は、複数の部署に影響を与えることも多く、1部署だけで導入を進めてしまうと横断での合意形成が取れていないまま進んでしまいます。
また、今の業務をそのまま外部に出せばいいと思い込んだまま進めるとうまくいかず、失敗につながる要因となります。他にも重要な点として、対象となる業務を外部に依存しても問題ないかというガバナンス上の観点や、企業・組織の心理的な面で問題ないのかといった観点です。
このようなポイントを軽視して進めてしまうと、あとから思わぬ課題に直面する可能性も出てきます。

2.ベンダー選定

現状分析に基づき、自社のニーズに最適なBPaaSベンダーを選定します。単に価格だけで判断するのではなく、以下の項目を評価することが大切です。

  • サービス内容
  • 導入実績
  • 費用
  • セキュリティ対策
  • サポート体制
  • 将来的な拡張性 など

複数のベンダーに詳細見積もりを依頼し、それぞれのサービス内容を比較・検討しましょう。なお、導入実績については、自社と同様の規模や業種の企業への導入事例を確認し、サービスの適合性を評価することがポイントです。

村本 佳駿
一般社団法人BizOps協会理事村本 佳駿
BPaaS導入の成否を分ける最大のポイントは、自社要件とベンダーのサービス内容がマッチするかどうかです。
いくらBPaaSを活用しようとしても、自社の要件と合っていなければ期待している成果に繋がりません。「業務が今後どう変わるか」「独自の要件がないか」など、目の前だけでなく数年先まで見据えた現状分析と、ベンダーのサービス提供内容がズレがないかを細かく確認して、しっかりと認識を揃えていくことが成功の鍵となると実感しています。

3.導入・運用

BPaaSを導入する際は、以下の流れで進めましょう。

  • 導入準備(ベンダー選定・要件定義・社内体制の整備)
  • システム構築(システム設定・マニュアル作成)
  • テスト運用(テスト実施・問題の解決)
  • 本番運用(モニタリング・継続的な改善活動)

BPaaSをスムーズに導入するためには、社内体制を整えることが大切です。例えば、教育訓練やヘルプデスクの設置、マニュアル作成などが必要になります。また、導入後の問題発生時に早期解決できるよう、機能的なモニタリングを構築しておくことも重要です。

4.効果検証

BPaaS導入後は、継続的に効果を検証し、必要に応じて改善を行う必要があります。導入当初に設定した目標値と実績値を定期的に比較し、効果を数値で確認しましょう。

効果測定の結果をもとに、業務プロセスやシステム設定などを改善することで、BPaaSの導入メリットを最大限に活かせます。効果検証は、BPaaSの導入が企業にとって有効であるのかを判断し、継続的に改善するうえで欠かせないプロセスです。

なお、検証結果は今後のBPaaS活用戦略や経営判断に役立つ重要なフィードバックとなります。

「BPaaS」の製品比較表

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6か月プラン 42,000円/月
1年プラン 38,000円/月
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利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

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BPaaSのベンダー選定のコツ・比較ポイント

最適なBPaaSを見つけるためには、綿密なベンダー選定が必要です。

ここでは、BPaaSベンダー選定における比較ポイントと具体的な確認事項について解説します。

サービス内容と実績

BPaaSのベンダー選定においては、サービス内容が自社のニーズに合致しているかを入念に確認しましょう。自社に適したベンダーを見極めるためには、業務プロセスへの対応や既存業やシステムとの連携性、将来的な拡張性など、機能面以外の要素も重要です。

また、サービスの適合性を評価するためにも、同業種や同規模の企業への導入事例を確認してみてください。ほかにも、SLA(Service Level Agreement:サービスレベル契約)で規定される稼働率や障害対応時間、復旧時間などの数値目標を確認し、緊急時の対応能力も評価しておくと安心です。

村本 佳駿
一般社団法人BizOps協会理事村本 佳駿
BPaaSのベンダーを比較・選定する際に、私が特に意識したのは「現場の業務レベルにまで目線を落として比較すること」です。
単にサービスとして「できる・できない」ではなく、どこまで自社の実務にフィットするかという点を徹底的に見極めました。例えば経理領域における比較では、請求業務においてどうやって請求書を作成するかに加えて郵送・メール・FAX・その他の手段など、各ベンダーが対応できる送付方法の範囲を確認しました。
また、入金引当については、それぞれのベンダーが採用している引当ロジックや、自社で長年使ってきたルールをそのまま再現できるかどうかといった点も重要な比較軸となりました。さらに重要なのが、データの受け渡し方法もベンダー間で大きな違いが出る部分です。
「自社のシステムから契約・請求データを自動で連携できるか」「手動でCSVなどを取り込む必要があるか」といった違いは、日々の業務負担に直結する要素であり、軽視できません。その他にも、請求書を連携してから実際に到着するまでの日数、入金引当の精度の高さ、さらに保証がオプションとして用意されているかどうかも比較要素となります。
また、BPaaSは業務そのものを外部に預けるモデルである以上、障害時の対応策も選定時の重要ポイントとなります。システムトラブルが発生した場合にどのようなリカバリー体制があるか、代替手段の用意があるかどうかについても、ベンダーごとに比較・協議を行っていました。

セキュリティ対策

BPaaSはビジネスデータを扱うため、多岐にわたるセキュリティ対策が重要です。各サービスのセキュリティ対策を確認する際は、以下をはじめとする認証や機能の有無を確認するとよいでしょう。

基本のセキュリティ対策

  • ISO27001認証
  • SOC2認証
  • ISMS 認証
  • データ暗号化対策
  • アクセスログ管理

データセンター対策

  • 所在地確認
  • 耐震・災害対策
  • 物理的セキュリティ

不正アクセス対策

  • アクセス制御
  • 多要素認証
  • 権限管理
  • 攻撃検知システム

信頼性確認

  • 第三者機関による監査
  • セキュリティ監査結果
  • 緊急時対応計画
  • 情報漏洩対応体制

セキュリティ対策に不安がある場合は、ベンダーに説明を求めることも方法の一つです。説明が不十分な場合は、ほかのサービスを含めて再検討しましょう。

村本 佳駿
一般社団法人BizOps協会理事村本 佳駿
BPaaSを導入する際、セキュリティ対応は重要項目の一つです。
取引先や会計、人事といった機密性の高い情報を受け渡すことがある以上、「しっかり守られているかどうか」を見極める必要があります。
私自身も、選定時にはアクセス権限やデータ管理体制など、細かいポイントまで厳しくチェックするようにしています。もし自社だけで判断が難しい場合は、自社の情報システム部門の協力や第三者機関によるセキュリティチェックの活用も視野に入れるべきです。

コストとサポート体制

BPaaSのベンダー選定においては、コストとサポート体制の比較・検討も大切です。

コスト面では、初期費用や月額費用のほか、従量料金や追加機能費用も含めて、すべての料金形態を明確に把握する必要があります。また、サービス変更手続きや契約更新条件などを確認し、隠れた費用や将来的なコスト増加の可能性を見極めることも重要です。

サポート体制については、問い合わせ対応の時間帯やSLAに規定されているサポート内容に加えて、担当者のスキルや経験も確認しておくと安心です。BPaaSの導入を成功させるためにも、コストやサポート体制を総合的に評価し、費用対効果が高く、信頼できるベンダーを選定しましょう。

mail-comparison

BPaaSの比較表を表示する

業務効率化を加速するBPaaS:注目の7製品紹介

クラウドと業務アウトソーシングを融合したBPaaS(Business Process as a Service)は、企業のバックオフィスや現場業務を根本から効率化する次世代の業務支援モデルです。
ここでは、建設・法務・人事労務・自動化など各分野で注目を集める7つの代表的BPaaS製品を紹介します。
自社の課題や体制に合わせた最適なソリューション選定の参考にしてください。

1. 建設業の事務負担を削減する「ANDPAD BPO」

ANDPAD BPO」は、建設現場で発生する事務業務を専門スタッフが代行するサービスです。現場担当者の負荷を軽くし、施工管理など本来業務に専念できる環境を整えます。

業界特化設計による高い適合性

ANDPAD BPO」は、黒板作成、写真台帳整理、施工計画書作成、安全書類準備など、建設業界固有のドキュメント業務に対応します。現場経験を持つスタッフが対応するため、業界特有の用語や帳票フォーマットにも精通しているという強みがあります。実際、ANDPAD自社の発表では、既に「電子黒板や写真台帳、安全書類などの作成業務を代行」する機能を提供開始しているとしています。

また、建設DX(デジタルトランスフォーメーション)推進において現場作業と事務処理の連携が課題となる中、ANDPAD BPOは「現場の生産性向上に貢献する」ソリューションとして提供開始されました。

ANDPADシリーズとの連携

ANDPAD BPO」は、既存のクラウド施工管理プラットフォーム「ANDPAD」との連携を前提に設計されています。現場での写真撮影や黒板情報などは、ANDPAD上の図面やデータに自動で反映される設計となっており、手入力や転記を減らせる点が利用者メリットです。
このようなデータの一貫性により、現場情報とバックオフィス情報の整合性が保たれ、管理工数の削減につながります。

  • 株式会社アンドパッドのANDPAD BPOは、建設業界向けのバックオフィス業務を効率化するアウトソーシングサービスです。経理や労務、受発注管理など煩雑な事務作業を専門チームが代行し、現場担当者が本来の業務に集中できる環境を提供します。建設業特有の課題に対応したサービス設計で、業務効率化やコスト削減、品質向上を実現します。ANDPADシリーズとの連携により、データの一元管理が可能で、業務全体を最適化します。現場とバックオフィスを繋ぎ、建設業の生産性を大幅に向上させるソリューションです。

    サポート 電話 メール
    トライアル 無し
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし

2. AIが支える文書処理自動化「SmartRead PLUS+」

SmartRead PLUS+」は、AI OCR技術と人のチェックを組み合わせる方式で、非定型文書も高精度に自動データ化するサービスです。

金融水準のセキュリティ設計

このサービスは、AI OCRでデータ読み取りを行った後、業務に精通したオペレーターが確認・補正を行う「ヒューマン・イン・ザ・ループ」方式を採用しており、誤読リスクを低減します。
さらに、金融機関や官公庁との実績を持つセキュリティ運用体制を整えており、機密性の高い書類処理も安心して任せられる仕様です。

多様な文書形式への対応力

SmartRead PLUS+」は、請求書、納品書、証明書、報告書などの様々なフォーマットに対応可能とされており、紙書類だけでなくスキャンデータや手書き帳票も処理対象としています。
利用にあたっては、書類の引き取り・スキャンを代行するオプションも提供されており、ユーザーの手間を極力抑えられる設計です。

  • 株式会社Cogent Labsが提供する「SmartRead PLUS+」は、次世代AI OCRサービスで、文書の引き取りからスキャン、AIによる仕分け・読み取り、専門オペレーターによる確認・補正までを一貫して自動化します。これにより、注文書、請求書、納品書、証明書、報告書など、あらゆる形式の文書を高精度でデータ化し、業務の効率化と生産性向上を実現します。さらに、株式会社NXワンビシアーカイブズとの提携により、金融機関レベルの信頼性と安全性を備えたサービスを提供しています。

    サポート メール チャット
    トライアル 無し
    最低利用期間 1年間

3. 法務業務のデジタル化を支える「CLOUD LEGAL」

CLOUD LEGAL」は、AIと弁護士による支援を融合させ、契約レビューや法務相談、ナレッジ管理までをオンラインで一元化する法務アウトソースサービスです。

オンラインで完結する法務BPO

クラウドリーガル(「CLOUD LEGAL」の別称)では、契約書のドラフト生成、レビュー、法務相談等をオンライン上で完結できるサービスを提供しています。月額11,000円からのプランを案内しており、スタートアップや中堅企業にも導入しやすい価格帯です。
生成AIによる初期ドラフト作成と弁護士によるチェックを組み合わせるハイブリッド構成により、コストと品質のバランスを取った法務支援が可能です。

ナレッジダッシュボードで属人化防止

CLOUD LEGAL」提供サービスには、社内法務知見を蓄積するダッシュボード機能があり、契約雛形、過去相談記録、法令参照リンク等を体系化できます。これにより法務業務が特定担当者に依存しにくくなります。
この機能を使うことで、将来的な法務内製化や属人化リスクの低減が期待できます。

  • 契約書管理システム BPaaS 電子契約サービス

    a23s株式会社が提供している『クラウドリーガル』は、生成AIと弁護士スケール体制を融合した、日本初の企業法務アウトソース・サービスALSP(代替法務サービスプロバイダー)です。企業ガバナンス・コンプライアンス・危機管理・国際取引化・人権労務・プライバシー・サイバー防衛など年々拡大・増加する法務領域において、企業が抱えている法務・労務の問題をインターネットWebサービスからどこからでも解決できます。このサービスは、Web・チャットやリモート面談による法務・労務相談から法令調査、契約書の作成・契約書レビュー・電子契約・契約管理などワントップサービスを月額11,000円から利用可能でき、生成AI技術と弁護士(専門士業)のスケール体制を完備しています。

    サポート 電話 メール
    トライアル 無し
    最低利用期間 1年

4. 人事・労務領域を包括支援する3大BPaaS

労務・給与・勤怠などの人事業務に関して、3つのBPaaSサービスを比較しつつ紹介します。まずはわかりやすい表にまとめました。

サービス名 主な代行対象 特徴 強み・注意点
人事労務系BPOサービス 給与/勤怠処理 COMPANY 連携 統合的な給与処理・最適化が可能
Chatwork アシスタント 定型業務全般 Chatworkコラボ 柔軟な業務代行、複数タスク対応
freee人事労務アウトソース 給与・年末調整・入退社 freeeクラウド連携 進捗可視化、内製化支援も可能

このように、運用の柔軟性、既存システムとの親和性、可視化支援などで差異があります。自社のシステム構成や業務体制を踏まえて選定することが重要です。

「人事労務系BPOサービス」:COMPANY連携で正確な給与計算

このサービスは人事労務業務を包括的に代行するもので、特に給与計算や勤怠処理に強みがあります。業務可視化や最適化機能を備える点が売りです。
“COMPANY”というシステムと連携可能とあるため、既存人事システムとの統合性が意図されていると理解できます(ご提供情報より)。この構成により、入力ミス削減とプロセス統制向上を実現できます。

  • ワークスビジネスサービスの給与アウトソーシングサービス「人事労務系BPOサービス」は、人事給与システム「COMPANY」の運用における事務作業を代行するBPOサービスです。給与計算だけでなく、入社から退社までの幅広い業務に対応し、業務プロセスの可視化と再構築を通じて効率化を図ります。また、給与計算や人事関連業務、システム設定変更をワンストップで提供し、企業のニーズに合わせた柔軟な委託範囲の提案が可能です。

    サポート 電話 メール
    トライアル 無し
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし

「Chatwork アシスタント」:チームでの業務代行を柔軟支援

Chatwork アシスタント」は、チャットツールで知られるChatwork社による業務代行サービスです。幅広い業務を代行できる柔軟性が特徴で、人事・労務の定型業務も含めた“業務代行チーム”として活用できます。費用設計も柔軟との情報があります。

  • 株式会社kubellパートナー のChatwork アシスタントは、経理や労務、総務、採用、WEB制作など多岐にわたる業務を代行するサービスです。月額3.8万円から利用可能で、複数業務の組み合わせにも対応しています。スピーディな導入が可能で、マニュアル作成や人材育成の手間が不要です。経験豊富なプロのアシスタントがチーム体制でサポートし、業務の効率化とコスト削減を実現します。必要なタイミングで必要な分だけ依頼できる柔軟性も備えています。

    サポート 電話 メール
    トライアル 無し
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし

「freee人事労務アウトソース」:クラウド連携と柔軟運用体制

freee人事労務アウトソース」は、freeeが提供する人事・労務クラウドサービスと連携しながら、給与計算、年末調整、社会保険手続きなどを一括で代行します。
また、委託先との進捗や遅延を可視化する「freeeボード」機能も備えており、発注―管理の透明性を高められます。
加えて、内製化への移行を視野に入れた運用支援を行う点も売りです。
次の表では、3サービスの特徴を簡単に比較しています。

  • freee人事労務アウトソースは、給与計算や入退社手続き、年末調整などの労務業務を専門家に一括して委託できるサービスです。クラウドベースの「freee人事労務」と連携し、業務の進捗をリアルタイムで確認可能。これにより、労務担当者の負担を軽減し、業務効率化とコスト削減を実現します。また、企業の成長に応じて内製化へのスムーズな切り替えもサポートし、柔軟な運用体制を提供します。

    サポート 電話 メール
    トライアル 有り
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし

5. 自動化技術で業務全体を支援する「BizteX BPaaS」

BizteX BPaaS」は、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)やiPaaS(クラウド間連携プラットフォーム)などの技術を融合し、業務プロセス全体の自動化を目指すサービスです。

高度な自動化による全社最適化

BizteX BPaaS」は、複数の自動化技術を組み合わせ、業務プロセス設計からロボット構築、保守まで一気通貫で支援します。導入企業の事例では、部署横断の業務統合やルールベース処理の自動化、データ連携強化などが実現されています。
これにより、単なる部門単位の効率化ではなく、業務全体の最適化を狙える設計が可能です。

成長企業に適した柔軟運用

BizteX BPaaS」は、初期段階から段階的に自動化を広げていける構成が可能とされており、ビジネスの成長や業務変化に応じてワークフローをカスタマイズできます。
また、RPAツール「BizteX robop」やiPaaS「BizteX Connect」を使うことで、ノーコードでAPI連携や自動処理を構築できる点も特徴です。
導入企業においては、逐次運用改善フェーズを織り込みながら自動化域を拡大した結果、人的介入の削減やエラー減少を実現している事例も報告されています。

  • BizteX株式会社のBizteX BPaaSは、BizteXが提供するRPA、iPaaS、AI-OCRなどの自動化ツールを活用し、専任の人材が業務プロセスの構築から運用・保守までを包括的にサポートするサービスです。これにより、企業は業務の自動化と効率化を迅速に実現し、社内のDX推進者の育成や自社運用基盤の構築を支援します。従来のBPOサービスとは異なり、最新のテクノロジーを駆使して高度で複雑な業務自動化を可能にし、業務の属人化やリソース不足、コスト増加といった課題を解決します。

    サポート 電話 メール
    トライアル 無し
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし

BPaaSの導入時に確認すべき注意点

BPaaSの導入にはメリットが多い反面、さまざまな注意点も存在します。

ここでは、BPaaS導入時に確認すべき注意点と具体策について解説します。

情報セキュリティ対策

BPaaS導入に関して、情報セキュリティ対策は重要事項の一つです。クラウド上の機密データを保護するため、情報漏洩リスクへの対策は万全を期す必要があります。

BPaaSの導入を決めたら、ISO27001やSOC2といった認証取得の有無だけではなく、ベンダーに具体的なセキュリティ対策の内容と運用状況を確認しましょう。また、契約書には、情報漏洩時の対応や損害賠償規定を明確に記載し、不明点は事前に解消しておくことが大切です。

必要に応じて第三者機関による監査も検討し、情報セキュリティ対策の安全性を高めましょう。

ベンダーロックイン対策

BPaaSの導入時には、ベンダーロックイン対策が欠かせません。ベンダーロックインは、将来的なビジネスの柔軟性を阻害する可能性があるため注意が必要です。

BPaaSを導入する際は、長期的な視点でシステムやベンダーを変更する可能性を重視すべきだといえるでしょう。ベンダーロックインによるリスクを軽減するためには、データポータビリティやサービス変更にかかる手続きを事前に確認し、将来的な拡張性を確保する必要があります。

費用と契約内容

BPaaSには、さまざまなコストが発生します。契約書に記載された費用項目に目を通し、不明な点はベンダーに説明を求めましょう。契約内容は、以下の内容を重点的に確認することがポイントです。

  • SLAの内容
  • 契約期間
  • 契約条件
  • 自動更新規定
  • サービス変更の手続き など

BPaaS導入後にサービス内容の変更を検討せざるを得ない可能性も十分考えられます。そのため、事前に契約期間中のサービス変更についても確認し、できるだけ追加コストが発生しないような対策を考えておくことも大切です。

BPaaSの導入におけるリスクや注意点を念頭におきながら、締結前に契約内容を十分確認することで、よりスムーズな導入と安定した運用を実現できるでしょう。

村本 佳駿
一般社団法人BizOps協会理事村本 佳駿
BPaaSを導入する際、コストの変動要素を事前に確認しておくことは非常に重要です。最近は、人事労務や経理といったバックオフィス業務だけでなく、営業やCSなどのフロント業務にもBPaaSの適用が広がっています。人事や経理では処理件数に応じて費用が変わることが多いですが、営業やCSの業務は繁忙期・閑散期の波や、1件あたりの対応リソースの差が大きく、そこにかかるコスト変動の幅も読みにくいという特性があります。だからこそ、「業務量が変化したとき、コストはどう変わるのか?」をしっかり事前に確認しておくことが、後々のトラブル回避につながります。

BPaaSの費用対効果の算出方法

BPaaS導入による費用対効果を正確に把握することは、投資判断において非常に重要です。

ここでは、BPaaS導入における費用対効果の算出方法を、具体的な手順と計算式を用いて解説します。

導入コストの把握

BPaaSの導入コストは、以下の各項目を漏れなく洗い出すことで総額を算出できます。

費用カテゴリ 内容
初期費用
  • システム導入費用
  • 設定費用
  • データ移行費用
  • 従業員研修費用
  • コンサルティング費用
月額費用
  • サービス利用料
  • 保守費用
  • サポート費用
  • 追加機能利用料
変動費用
  • 利用状況に応じて変動する費用(例:データストレージ容量の増加、処理件数の増加)
間接費用
  • 担当者の人件費
  • 研修費用
  • システム移行期間中の生産性低下による機会損失
  • 業務中断による損失

初期費用において、データ移行費用はデータ量や複雑さによって変動するため、事前の見積もりが必要です。また、変動費用や間接費用は予測が困難なため、最悪のケースを想定したり、バッファを持たせたりしてコストを試算するとよいでしょう。

BPaaSの導入コストを把握するためには、各項目についてしっかりと把握し、長期的な視点で投資効果を検討することが重要です。

効果の金額換算

BPaaS導入による効果は、コスト削減効果と業務効率化効果に分類し、金額換算します。以下は、BPaaSの導入効果を金額換算する計算式の一例です。

カテゴリ 計算式
コスト削減効果
  • 人件費削減額=削減可能な人員数×年間平均人件費
  • システム運用削減額=継続年間運用費用−BPaaS年間費用
業務効率化効果
  • 時間短縮効果=年間短縮時間×平均的な見通し
  • 生産性向上効果=生産性向上率×年間売上高

定量的なデータに基づいて効果を測定することで、より客観的で信頼性の高い分析が可能になります。

投資回収期間の算出

BPaaSの導入における投資回収期間は、以下の計算式で算出可能です。

  • 投資回収期間=投資総額÷年間キャッシュフロー

投資回収期間が短いほど、投資効率が高いことを意味します。ただし、現在の経済環境は変化が激しく、不確実性が高いため、長期の投資回収期間の設定にはリスクが伴います。BPaaSを導入する際は、投資回収期間に加えてさまざまなシナリオを想定し、リスク分析を行うことが大切です。

最終的な費用対効果の算出方法

最終的な費用対効果は、ROI(投資利益率)と投資回収期間を総合的に評価して判断可能です。

  • ROI(%)=(得られた利益−初期投資−運用コスト)/(初期投資+運用コスト)×100

ROIがプラスであれば、BPaaS導入は費用対効果があることを意味します。なお、費用対効果の高さはROIの数値に比例します。最終的には、ROIと投資回収期間、リスク分析を総合的に評価して、精度の高い投資判断を行うことが重要です。

まとめ

BPaaSは、コスト削減や人材不足の解消といった多くのメリットをもたらします。一方で、情報セキュリティリスクやベンダーロックインといったデメリットも存在するため、導入時には適切なベンダー選定が不可欠です。

本記事では、BPaaSの導入を検討している企業の担当者に向けて、ベンダー選びのポイントや具体的な導入方法を詳しく解説しました。自社のニーズに合わせた導入計画を策定し、段階的にBPaaS導入を進めることで、スムーズな運用につながるでしょう。

村本 佳駿
一般社団法人BizOps協会理事村本 佳駿
本記事にもある通り、BPaaSは有効的な手段ではありますが、決して万能ではありません。導入する企業側には、BPaaSの業務プロセスに合わせ、既存の業務を変えていく意志が必要になります。重要なのは「システムを入れる」ではなく、「業務ごと外部に預ける」というイメージで進めることです。

「BPaaS」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • コミュニケーション機能
    • ワークフロー機能
    • 議事録作成
    • データ分析
    • 給与/賞与計算
    • 入退社手続き
    • 身上変更手続き
    • 年末調整
    • 年次イベント管理
    • 問い合わせ対応
    • 明細閲覧機能
    • マイナンバー管理
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
法務DX弁護士サービス
ブロンズ ¥11,000/月
備考
月額11,000円から顧問弁護士の役割!法務アドバイスと契約書レビュープラン
◎機能
・契約書自動作成:〇
・契約書ひな形:〇
・法務相談:〇
・労務相談:×
・弁護士審査の契約書レビュー:〇
・AI契約書レビュー:〇
・電子契約/契約管理:〇
・法令調査:×
・広告審査:×
・薬機法チェック:×
・商標登録:×
・会社設立:×
・社内規定整備:×
・内部通報窓口:×
・株主総会/取締役会:×
・資本政策(ファイナンス):×
・契約交渉:×
・Slack連携:×
など
※年間契約
※追加依頼で×も対応可能
シルバー ¥55,000/月
備考
法令調査や労務相談なども対応できるカスタム法律サービスプレン
◎機能
・契約書自動作成:〇
・契約書ひな形:〇
・法務相談:〇
・労務相談:〇
・弁護士審査の契約書レビュー:〇
・AI契約書レビュー:〇
・電子契約/契約管理:〇
・法令調査:〇
・広告審査:〇
・薬機法チェック:〇
・商標登録:〇
・会社設立:〇
・社内規定整備:×
・内部通報窓口:×
・株主総会/取締役会:×
・資本政策(ファイナンス):×
・契約交渉:×
・Slack連携:〇
など
※年間契約
※追加依頼で×も対応可能
ゴールド ¥110,000/月
備考
法務全般アウトソーシングできるプラン
◎機能
・契約書自動作成:〇
・契約書ひな形:〇
・法務相談:〇
・労務相談:〇
・弁護士審査の契約書レビュー:〇
・AI契約書レビュー:〇
・電子契約/契約管理:〇
・法令調査:〇
・広告審査:〇
・薬機法チェック:〇
・商標登録:〇
・会社設立:〇
・社内規定整備:〇
・内部通報窓口:〇
・株主総会/取締役会:〇
・資本政策(ファイナンス):〇
・契約交渉:〇
・Slack連携:〇
など
※年間契約
※追加依頼で×も対応可能
1年
CLOUD LEGALの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
文書を自動でデータ化、信頼のAIサポート
初期費用 0円
備考
単価 自動仕分け 1円~
単価 1項目 3円~
単価 1ページ(非定型の場合) 5円
オプション(書類の引き取り、スキャン、データ加工) 要相談
単価 1円~
備考
自動仕分け
単価 3円~
備考
1項目
オプション 5円
備考
1ページ(非定型の場合)
オプション 要相談
備考
書類の引き取り、スキャン、データ加工
1年間
SmartRead PLUS+の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
建設業向けBPO
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
ANDPAD BPOの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用はかかりません。
1か月プラン 47,000円/月
3か月プラン 45,000円/月
6か月プラン 42,000円/月
1年プラン 38,000円/月
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

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BPaaSの製品比較一覧

BPaaS

トライアル 無し
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 煩雑な事務作業を専門チームが代行
  • 建設業特有の課題に対応したサービス設計
  • ANDPADシリーズとのシームレスな連携

法務DX弁護士サービス CLOUD LEGAL

製品詳細はこちら

契約書管理システムBPaaS電子契約サービス

トライアル 無し
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • オンラインで手軽に法務業務を任せられる
  • 生成AIと弁護士が連携した高品質なサポート
  • 法務ナレッジを管理できるダッシュボード

なかの人のストーリー

法務対策の新たな選択肢 AIを活用した企業法務アウトソーシングサービスALSP(代替法務サービスプロバイダー)とは?

規模の大小や業種を問わず、どのような企業でも法務業務は必要になる。個人事業主やスタートアップであって…

文書を自動でデータ化、信頼のAIサポート SmartRead PLUS+

製品詳細はこちら

BPaaS

トライアル 無し
サポート メール チャット 

製品のおすすめポイント

  • AIとオペレーターで即活用可能なデータ提供
  • 国内金融水準の高度なセキュリティ体制
  • あらゆる文書形式に柔軟に対応が可能

なかの人のストーリー

あらゆる文書のデータ化を効率化する“次世代AI OCR”の魅力とは?

昨今のデジタル化や働き方改革に加えて、電帳法改正やインボイス制度などの観点からも注目を集めているOC…

トライアル 無し
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 給与計算を含む幅広い業務を一括代行
  • 人事給与システム「COMPANY」との連携
  • 業務プロセスの可視化と最適化
トライアル 無し
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 多岐にわたる業務代行が可能
  • 経験豊富なプロによるチームサポート
  • 柔軟な利用プランでコストを最適化
トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 労務業務を一括して専門家に委託可能
  • クラウド連携で業務進捗をリアルタイム管理
  • 柔軟な運用体制と内製化へのサポート
トライアル 無し
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 業務プロセス全体を包括的にサポート
  • 高度な自動化技術で複雑な業務にも対応
  • 企業の成長を支援する柔軟な運用体制

よくある質問

BPaaSとは何ですか?

BPaaS(Business Process as a Service)は、業務プロセスをクラウドサービスとして提供する形態です。プロセスの設計/実行/監視をクラウド上で提供し、自社でインフラや運用を持たずに利用できます。

BPaaSとRPA/iPaaSとの違いは?

RPAはロボットによる自動化、iPaaSはシステム連携プラットフォームですが、BPaaSはビジネスプロセス単位でのクラウド提供を指します。RPAやiPaaSはBPaaSの構成要素になることがあります。

BPaaSを導入するメリットは?

主なメリットは、初期投資の抑制、導入スピードの向上、運用負荷の軽減、スケーラビリティ、最新機能の継続提供などです。

BPaaS導入時の注意点は?

注意点としては、プロセス設計の品質、セキュリティ要件、データ連携・移行、カスタマイズ性、ベンダーロックインリスクなどが挙げられます。

BPaaS導入のステップは?

一般的には(1)現状業務分析、(2)プロセス設計、(3)ベンダー選定、(4)導入・テスト、(5)本番移行、(6)運用・改善、という流れになります。

どのような業務にBPaaSが適している?

申請承認プロセス、経費精算、請求処理、購買業務、カスタマー対応など、標準化できる業務が適しています。

BPaaSの導入コストはどのくらいか?

初期設計・導入費用、月額利用料、追加カスタマイズ費用が発生します。規模やプロセスの複雑さにより数十万円から数百万円の幅があります。

BPaaSベンダーを選ぶ際の評価軸は?

プロセス設計機能、テンプレート提供、拡張性・カスタマイズ性、データセキュリティ、運用支援体制、費用構造、他システム連携能力などを評価軸にするとよいでしょう。

中小企業でもBPaaSは導入可能?

BPaaSはスモールスタートできるものも多く、予算・業務規模に応じたプランを利用すれば中小企業でも導入可能です。

BPaaS導入後の運用改善はどう進める?

定期的にKPI/プロセス実績をモニタリングし、ボトルネック改善やRPA・AI連携、業務見直しなどを継続的に実施することが重要です。

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