製品を導入することになった背景

株式会社TSIは、国内外にグループ会社を持つ大手アパレル企業で、多くの人気ブランドを手掛けています。特に、ナノ・ユニバースは、セレクトショップとしてスタートし、大胆なリブランディングを行い、新たなマルチレーベルストアを展開しています。全国に67店舗を運営しており、今回のリブランディングと全国の販売チャネルを考慮すると、スムーズなコミュニケーション体制の構築が必要でした。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社TSIでは、本部と従業員を直接つなぐコミュニケーションツールが存在しなかったため、プライベートのチャットツールを業務で使用していました。しかし、公私の境界が曖昧になり、就業時間外の業務連絡が増えるという課題が生じていました。また、本部からの連絡は各店舗のパソコンに届き、店長やチーフがそれを確認してスタッフに伝える必要がありました。

導入前の課題に対する解決策

仕事とプライベートの境界を明確にし、本部、店舗、スタッフ間のスムーズなコミュニケーションを実現するツールとして「direct」を導入することを決意しました。初めは本部スタッフからの導入で、その後全国の店舗スタッフに利用を拡大しました。このツールの導入により、社長からのメッセージも直接スタッフに伝えることができるようになりました。

製品の導入により改善した業務

「direct」の導入により、本部と店舗のコミュニケーションがスムーズになりました。特に、VMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)の報告や共有が効率的に行えるようになりました。店舗スタッフはスマートフォンで撮影した写真を直接「direct」に投稿できるようになり、時間の節約が実現しました。また、店舗間のコミュニケーションも活性化し、他店舗のVMDを参考にして、お客様のニーズに合わせた店舗作りが可能になりました。