製品を導入することになった背景

株式会社ゼンリンは、かつて地図のみを扱っていましたが、近年ではIoTやMaaS、マップデザインなど、地図情報の新たな価値とビジネスの創出が求められるようになりました。特にマップデザインビジネスでは、地図をデザインとして捉えるための新しいスキルや資格が必要となり、これまでの業務内容とは異なる優秀な人材の発掘が必要となりました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社ゼンリンは、地図情報の新たな価値とビジネスの創出を目指していましたが、それに伴い新しいスキルや資格が求められるようになりました。従来の人材データベースは労務管理色が強く、タレントマネジメントには適していませんでした。また、外注のシステムであったため、カスタマイズに時間とコストがかかる問題もありました。

導入前の課題に対する解決策

株式会社ゼンリンは、新しいタレントマネジメントシステムを導入することを検討しました。その中で「カオナビ」は、直感的な操作感やITが得意でない社員でも使いやすい点が魅力として挙げられました。また、システムのカスタマイズが容易で、関連資格を網羅する選択肢の設定や、人材情報の一元化が可能である点も導入の決め手となりました。

製品の導入により改善した業務

「カオナビ」の導入により、株式会社ゼンリンの人事部は、異動検討時に「プロファイルブック」から優秀な人材を即時にピックアップすることができるようになりました。また、「スマートレビュー」機能を自己申告調査に活用し、社員の経歴や保有資格、職場環境などの情報を収集することができるようになりました。さらに、閲覧権限を細かく設定することで、組織の複雑な事情にも対応することができるようになりました。